【感想・ネタバレ】理系彼女と文系彼氏、先に告った方が負けのレビュー

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脚本から始まる偽装カップル

文系と理系の思考の違いをテーマにした高校生ラブコメですが、この違いによる男女間の対立というより"脚本通りに偽装カップルを演じる事"が物語の軸になります。この作品の主人公(広尾流星,東福寺珠季)はともに演劇部で、文系クラスと理系クラスの学年1位として互いを認め合いライバル視する関係ですが、偽装ながらもカップルを演じる事で互いを意識し始めていく様を楽しみながら読みましたね。校内では脚本通りに演じる事で騙せる二人の関係も演劇部の下級生(有崎紫燕)と流星の幼馴染(南山瑠璃)には見破られてしまい、特に紫燕は嘘と知っていながらもこの二人が親密になるよう画策していて目端が利く脇役でした。表面は大人びていても実際はウブというのがこの手のラブコメの定番で、作中終盤、二人が枝に結んだリボンに同じ趣旨の事が書かれていた(素直になりたい)のは大変微笑ましかったです。この巻で纏まっていますが続刊があるようならこの二人の関係の進展を見たいですね。

#胸キュン

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2023年07月06日

Posted by ブクログ

あることをきっかけに偽装カップルを演じる事となった、文系トップの流星と理系トップの珠季による、偽装系両片思いラブコメ。
文系と理系という異なった考え方から生まれる、2人の心の探り合いや駆け引きなどの掛け合いがとても良い感じ。
2人とも頭は良いが恋愛初心者であるため、自分の感情に振り回されたり、牽制あったりしている所などがコミカルに描かれていおり、ラブコメとしてとても楽しめました。
また、友人の紫燕が2人にあれやこれや言って色々かき回してくる辺り、スパイスとして凄く効いて良かったです。

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2023年04月18日

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