【感想・ネタバレ】海外の大学に進学した人たちはどう英語を学んだのかのレビュー

あらすじ

ネイティブと同じ土俵に立たない。そう腹をくくると英語力は飛躍する。 日本の高校からハーバード、UCバークレー、イエールへ。「世界で使える英語」を身につける学術的に正しい12の秘訣。 「英語は楽しい」という経験、自分に合った方法で単語力を爆上げ、独り言でも英語を話す――日本の高校から海外の大学に進学した10名の英語学習の秘訣を体系的に紹介。また英語力を飛躍させるコツを教育起業家の小林亮介氏と応用脳神経科学者の青砥瑞人氏に、日本人が英語を身につける利点を東京大学名誉教授の柳沢幸雄氏に聞く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

子供らが留学を意識する年齢になったので手に取ってみた。

日本からの脱出速度を得るまでのエネルギーの貯め方(必要なスキルセットとその勉強法など)、放出の仕方(海外の大学の受験など)、海外でサバイブする様子などが体験者らへのインタビューで綴られている。2020年代を駆け抜けた体験者らの言葉だから重要だ

23年の出版なので流石にChat GPTで英語力を獲得した人は居なかったが、今後はAIが自分の英語力を支えてくれたという人が続々と出てくるはずだ。僕は何かわからないこと、深掘りしたいことなど、モヤモヤする度にChat GPTと英語で対話することにしている(周囲に誰も居なければ音声会話でやる方がいい)。これは確実に英語力を上げることになると思ってる。

とは言え、留学となると語学力以上に問題なのは金銭面。英語圏との物価の差は開く一方だ。カナダやオーストラリアが比較的安価と思っていたのはコロナ前までの話だ。ほとんどの日本人(給料を円建てでもらってる人)にとっては海外は「高嶺の花」になったのだ。だからこそ、海外の会社に所属したり、海外の顧客に買ってもらうことが重要になっているのだ。

そういう意味では、本書に紹介されていたオランダやマレーシアなどの英語で授業が行われるインターナショナルスクールは選択肢として有りかも知れないと思った。いずれも自分はパトロンであり、実際に飛び込む側ではないので子供らが決めることではあるけども。

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2024年02月03日

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