【感想・ネタバレ】健康寿命をのばす食べ物の科学のレビュー

あらすじ

健康食品では病気は治せない? 筋肉を維持し老化を防ぐ食べ物とは? 腸内細菌を上手にコントロールするには? ふだんの食事をほんの少し工夫するだけで、こんなに元気になる! 複雑な代謝のメカニズムから、丈夫な骨格のしくみ、本当に必要不可欠な栄養素まで。食品生化学の第一人者が最新データと科学的エビデンスをもとに、健康に長生きするための食事と生活習慣のコツをわかりやすく解説。間違った情報にまどわされず、今日の食事を自分で選びとるための食の科学。

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Posted by ブクログ

最近生物や健康に興味があるため、こちらの本を読みました。

著者が大学教授の方であり、また出版日も最近なので、引用する文献が多く最新であり説得力があります。図もそこそこあるので読みやすくはあります。
最後にどのような食材を取り入れたら良いかが書かれており、その根拠は前半部分に十分なほど述べられているので納得して取り入れやすいです。

ただ、専門的な成分が多く紹介されており、説明もわかりやすく書かれていますが、日を開けるとすっかり忘れてしまうので、一気に読むことをお勧めします。

大学で医療系を専攻していたり、根拠に基づいて食生活を見直していきたい人にぴったりだと思います。

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2024年06月10日

Posted by ブクログ

題名はかなり一般的な内容であるが、実際の内容は細胞生物学の研究を紹介している部分がほとんどであり、どの食べ物を食べれば健康寿命が伸びるのかということが、わかりやすく説得的に疫学的に示されているわけではない

著者は、東大教授でとても偉い研究者のようであるので、編集者が一般向けにわかりやすく書き直させることがほとんどなかったのではないか

24
医療経済学の世界では健康寿命の延伸は長寿化には寄与するものの、生涯にかかる医療費の軽減には貢献しないと結論付けられています
確かに健康寿命が延びて寿命が長くなればなるほど医療費もかさむ

25
高齢者の社会参加と健康寿命を伸ばすことについて
大分県は高齢者が趣味や運動をする「通いの場」事業などの取り組みが功を奏している

東北大グループの大規模調査によれば、ボランティアや趣味、町内会や老人会などの地縁的活動の三種全てに年数回以上参加した人は、不参加の人に比べて、健康寿命が約5年長いという結果が出ています

40
戦後日本で生活習慣病や肥満が増加した理由は、平均エネルギー摂取量はカロリーベースで検証しているが動物性脂肪の摂取量が増加し、魚介類の摂取が減少したことが大きいと考えられる

食物繊維が豊富で低カロリー低脂肪な健康食を取っていた頃の沖縄県民は長寿でしたが、アメリカによる占領とそれに起因する食文化の劇的な変化が大きな影響を及ぼし、1970年代糖尿病による死亡率は全国男女ともに47位最下位だったが、21世紀に入ると男女揃って1位となった

45
現実の日本人の食生活を分析すると低カロリーではあるものの、脂肪エネルギー比率が高いという傾向

64
脂肪エネルギー比率を下げ、動脈硬化性疾患の発症を抑えるためにも、腹部肥満を避け、血圧、血糖値、血中脂質濃度をコントロールしていくことが大事

82
アジア系アフリカ系の人では乳糖不耐症に悩まされる人が全人口の90%以上になると推定されます
一方、北欧に期限を持つ白人では乳糖不耐性の人は全人口の2~5%と極めて低い

105
食品は生体調整作用を発揮しますが、疾病を治癒する作用は持っていません
疾病を治癒するにはピンポイントで作用点が明確な薬剤を投与する必要があります。治療薬とは膨大な数の化合物から治癒効果が期待される候補化合物を選別してその部分構造を改変し、より活性の強い化合物にしたものです
食材にわずかに含まれる成分には限りがあり、治療薬のような強い活性を期待することはできません

110

中枢神経でアデノシンが受容体に結合すると鎮静・睡眠作用が起こる。カフェインを含む飲料を摂取すると、カフェインがアデノシン受容体に結合する。
カフェインが結合すると、アデノシン受容体からのシグナルが遮断されるため、目が冴えてくる
これがカフェインの覚醒効果
ヨーロッパではカフェインの最大摂取量を1日400mgと定めている。玉露だと250mlに相当する

111
健康食品を利用する前に健康・栄養研究所のホームページを確認するべきである

141
枝豆は未成熟の大豆を収穫したもの
もやしは完熟した大豆を発芽させたもの

156
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれれ、病状がかなり進行しない限り異変に気付きにくい

170
納豆だけを1パック食べる
ご飯と一緒に食べると白米を多く食べてしまい糖質型になる
かき混ぜ棒を使えば10回で十分

174
加齢とともに筋量は減少し高齢者の場合は年に1~2%減少する
上肢と比べて筋量の大半を占める下肢の筋肉量は加齢に伴う低下率が3倍
特に体の前面の下肢骨格筋量が減少しつま先が十分に上がらずそれまで軽くまたぐことができていた障害物につまずくようになる。転倒をしてベッドで2週間仰臥すると1年分の筋量が失われ、そのまま寝たきり状態になる

177
成人が早歩きで30分程度歩くと軽く汗をかきますがそれでも消費カロリーは100kcal程度
かなり負荷がかかる運動しない限り痩せるほどのカロリーは消費しない
ある程度のカロリーを消費すれば食欲が増し摂取カロリーはかえって上昇する

210
青年期以降の老化速度には個人差があり中年期から食生活、がる運動習慣を心がけることが健康寿命の延伸へとつながる

220
豆類50g納豆1パック玄米茶碗1杯手のひら半分のナッツ類などを摂取し畜肉消費を抑えましょう
畜肉を取らないことが寿命延伸につながる

223
色のついた野菜果物
コーヒー5杯程度まで緑茶を習慣的に適量を取る

225
ウォーキングは2000歩ごとに死亡リスクを下げる
1万歩を超えて歩いても効果をほとんど上がらない
1万歩を目標に2時間程度で歩く習慣が理想

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

食の効用だけでなく、なぜ効くのかが科学的に丁寧に説明されてて説得力あり真摯な感じが良かった。ところどころ難しくてついていけなかったが
最後にシンプルなまとめもあって、とても参考になった。大豆がすごい。食物繊維もっととるべし。畜肉は減らすべし。

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2023年04月27日

Posted by ブクログ

<目次>
第1章  平均寿命ってなんだ?
第2章  脂質摂取過剰は危険!~生活習慣病が急増した理由
第3章  人類の進化は食べ物が引き起こした
第4章  食品には三つの機能がある~機能成分の可能性
第5章  コレステロールの真実~脂質代謝の乱れと生活習慣病
第6章  大豆はすごい!~健康寿命と食品
第7章  早歩きは長寿命!~長寿を支える筋肉
第8章  この食品が健康寿命を延ばす!~食習慣から変える

<内容>
第6章以降は、具体的な食品をあげて、健康長寿のための必要性を説いてくれるが、それ以前は専門的すぎるかも…。基本的な知識なのだが、ちょっと冗長。

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2023年06月08日

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