【感想・ネタバレ】民主の敵―政権交代に大義あり―のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

現首相の野田佳彦の著書であるが、彼と共鳴できるところはかなりあるように思える。
「自民党は賞味期限切れ。1993年以後、オーラのある宰相は出てこないだろうし、出てくる必然性もない。」
「傾斜配分をすることで自民党は持ってきたが、もうそういう時代ではない。与党のために与党をやっているのではダメだ。
「優秀なスタッフをたくさん雇って、議員は減らすべき。単にコストカットでは駄目だ。」
「一般会計では80兆円だが、特別会計は200兆円以上ある。小泉改革ですら、特別会計にメスを入れていない。」
「外交はアメリカ基軸であるが、云わなければならないことはいう。それが外交であるはず。国連を通してではなく、直接言う必要が有ることは云う。」

総理となったいま、なかなかうまくは行かないのであろう。彼にも変節はあるのかもしれない。あと、この本に出典がないのも気になる。政治家の本であれば、この程度になってしまうのかもしれないけども。そしていま、三党合意という形で改革を続行しようとしている。この内容を踏まえて、改革を進めているかどうかは、計り知れない。

0
2012年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 野田総理が民主政権になる直前の2009年に書いた本。政治に対して、国防に対してなど自分の基本的な方針が書いてあり、野田総理がどういう人物かを知るには良い本だと思う。
 書いてあることは自民卑下・民主賛美が過ぎるきらいはあるけれど、「中庸」をうたい至極まっとうな常識論が書いてある。もし発売当時にこの本を読んでいたら、共感して民主に投票することも考えたかもしれなかった。

 しかし、民主政権の体たらくを見てしまった以上、この本の内容を手放しで信じる気にはなれない。今の野田総理にこの本を読ませて、「ねえ、今どんな気持ち?」と聞いてみたいくらいだ。

 今の野田総理がこの本を書いた頃の思いを今でも胸に抱きつつ職務に励んでいるのだと信じたいものだ。

0
2011年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

民主の政権になってから、安定しないままに現在(2011年9月)に
至る。
はたして、現在の自国の総理大臣はどのようなことを考える人
なのか。どんな人なのか。過去に書かれたものでもいいから、
本人が書いた文章が気になって手に取った一冊。

きれいごとばかりでも、実際に行動が伴っていなかったとしても
何を書いていて、今何をしているのか。それらがどのような繋がりを
持つのか」の推測にはなると思っています。
文章からだけではなく、構成も加味したうえで、読むのも面白いかも。

0
2011年09月22日

「社会・政治」ランキング