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Posted by ブクログ
永六輔氏の朗読の条件は棒読みだとの事。
うまい朗読は読者の想像力を妨げるからとのこと。
なるほど。
一人一人の声は,皆違うのだから,
棒読みこそが,民主的なのかもしれない。
永六輔氏のこだわりの一端を垣間みたようだ。
大往生を退屈だと思った人は,本書も退屈だろう。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「人間は病気で死ぬんじゃない。
寿命で死ぬんだよ」「がんばってくたびれちゃいけません。
くたびれないようにがんばらなきゃ」―生きる知恵に満ちた庶民の言葉の数々、そして、「一人対談」や講演ドキュメントで構成する紙上バラエティ。
思わず笑い、やがてしんみり考えさせられる。
『大往生』二百万読者におくる待望の第二弾。
[ 目次 ]
1 生命―「くたびれないようにがんばらなきゃ」
2 病気―「人間は寿命で死ぬんだよ」
3 死―「散る桜残る桜も散る桜」
4宗教 ―「ありがたいことはみんないただこう」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
大往生を読んだ。
人間の死亡率は100%です。
うん。そうだ。
私も病院で生まれたのではなく、畳の上で生まれた。死に方もスパゲッティに絡まれず、家族友人に囲まれて畳で死にたい。
Posted by ブクログ
『大往生』(岩波新書)の続編。前巻と同様に本書でも、「無名人名語録」から生命、病気、死についての言葉を集めています。そのほか、『大往生』のヒットを著者自身が振り返る架空の対談や、御巣鷹山のジャンボ機事故から10年目におこなわれた追悼の集いで著者がおこなった講演などが収められています。
「続編」にはありがちなことですが、第一作に比べると、少し密度が薄いかな、という印象です。