あらすじ
■一瞬で要点をつかみ、一生忘れない! 本をスキルとお金に変える読書術
知識やスキルを習得するために、
忙しい仕事の合間をぬって、がんばって本を読んだのに、
「数日たつと内容をろくに覚えていない」
「自分の仕事にどう役立てればいいのかわからない」
などと、お悩みのビジネスパーソンの方は、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方たちに向けて
「読んだ本を自分の血肉化する」
「スキル・年収アップにつなげる」
ための読書術を徹底解説したのが本書です。
著者の本山裕輔さんが
コンサルティングファームでの激務をこなしつつ、
MBA取得に向けた猛勉強をする中で編み出したのが
本書で解説する読書術です。
本山さんによると次の3つを実践することで
読書のレベルが一気に上がるそうです。
①筋トレと同じように全体観を持ちながら、得たい知識、鍛えたいスキルを先に決める
②「困っていることは何か?」「何が明確になれば解決するか?」を事前に書き出す(同時に、アウトプットの機会を作る)
③本を選ぶときは「わかりやすさ×深さ」の2軸で判断する
つまり、読書の成果は、
自分の課題を解決する本を選べるかどうかで
「8割決まる」ということです。
この読書術を
誰にでも簡単に身につけられるメソッドとして
まとめたのが本書です。
■主要目次
第1章 費用で終わる読書、資産に変わる読書
第2章 成果は読む前に決まっている「二刀流選書術」
第3章 本の要点を一瞬でつかむ「ペライチ整理法」
第4章 私の「資産本」コレクション
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
投資としての読書
著:本山裕輔
ビジネス書は、お金さえ払えば、いついかなるときでも、イヤな顔ひとつせずに、悩みごとや相談ごとに答えてくれる。歴史上の偉人から、今をときめく有名経営者まで、誰にだって相談し放題である。
こうやって自分の好きなように働けていけるのは、試行錯誤の末「定時で帰るための読書」を「投資としての読書」へと昇華させ、本で得た学びを使い倒し、自分という資産を運用し続けたからである。
本書の構成は以下の4章から成る。
①費用で終わる読書、資産に変わる読書
②成果は読む前に決まっている「二刀流選書術」
③本の要点を一瞬でつかむ「ペライチ整理法」
④私の「資産本」コレクション
投資の対象として一番リターンが高いのは自身への投資と考え、本格的に読書を自己研鑽の軸足において15年以上経過する。多くの読書術が世の中に出ている中で、本書は実践的な活用に非常に参考になる一冊である。
アウトプットのために読書をすることや、実践に活用するためにペライチ整理術等、体系的にそして持続可能的なシステムとして読書を投資としてまとめられている。
楽しむことと学びは全く同じではないかもしれないが、長い目線で見た中で学びからの成長を感じることをモチベーションの源泉に置くことでその中での楽しみも見出せる。
読書により知識が増えれば、他者貢献や、他者とのコミュニケーションにおいても共通言語をつくることで深い対話を可能にしたりと使い方は多くある。
読書を他者への貢献を行うための自分の成長のための投資と、相手軸をそのプロセスの中で入れ込むことでその深さも大きく変わってくる。
Posted by ブクログ
元コンサルタントの著者が自身の経験から実践している読書術を紹介した一冊。
資産に変わる読書にするためにアウトプットしてからインプットすることやペライチで内容を整理する方法などいかに早く適切に本の内容を理解するかということを本書で学ぶことができました。
鍛えたいスキルを決めてからの本の選び方や書店の見極め方などの読書前の準備や高速回転並読や要点である問い・答え・根拠の3つをペライチにまとめる方法など自分の資産となる読書というものを知ることができました。
あと著者が資産本として紹介されている8冊についても解説されていてまた読んでみたいと興味が沸きました。
その中でも他人の言葉は必ず自分の言葉に変換することや相反する主張の本を比べ読みしてその矛盾から思考を深めることなどは自分の読書に新しい視点を加えるものだと感じ、本書を読んでいて印象に残りました。
本書で紹介されている読書術を使えば自分の知識を深めていきスキルを上がるだけでなくより良い一冊に出会える確率が格段に上がると感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
オーディブル出る聞き流した。
読書をした上で、ちゃんと身につけて知恵にする方法が書かれている。
読書習慣自体は染み付いたので、次のステップとして取り組みたい。
近くに置いておきたい本。
電子書籍にするか、物理本にするか、迷う。
Posted by ブクログ
Twitter等で知っていて、感心していたので真似してみようと思い購入。
アウトプットありきの部分をしっかりと論理的に、構造的に伝えてくれているので腹落ちする。
参考になる部分、ならない部分あるし、構造化の部分もある程度知識と経験がないとそう簡単に出来ない。
それでも資産として管理ということで、しっかり自分に腹落ちさせること、すぐに使える状態にしておくこと、目指すべきレベルはここまでなんだろうなと思った。
Posted by ブクログ
インプットする際は、アウトプットをすることを前提として読書をすれば、効率よく学ぶことができる。
ひたすらインプットを重ねて、時期が来たらアウトプットしようでは、いつまで経っても完璧な状態は来ないため、投資効果の薄い読書になってしまう。
適切なアウトプットの機会を設けて、そのアウトプットに必要なスキル等について、現状と理想ギャップを埋める作業が投資としての読書になりうる。
Posted by ブクログ
文中の言葉を借りると「読みやすくて役に立つ本」だと感じた。本を読む、もっというと選ぶ前に課題設定をしておく、というのは心掛けてみようと思った。(一方で、本との偶然の出会いも大切に)
ただなんとなく読むだけでは頭に残らない、っていうのは、デスヨネーと反省。
Posted by ブクログ
◯問い
読書に費やした時間と費用をどうしたら自分の資産にできるか
◯答え
自分に足りないスキルを読書で補い、スキルで何かを継続的に生み出せるようにする
◯やること
・自分に足りないスキルの見つけ方は、先にアウトプットしてみて困った部分(できない、知らない)がないか洗い出す。
・読書で学んだことを忘れないようにするには、筆者の問いと答えとその根拠(なぜ、どうやって)の3つを箇条書きで要約していつでも見られるようにする。
・読書で学んだことを自分の言葉で話せるようにするには、本を読んだ後に問いを3つ立て、中身を見ないで答えを書く。これを要約とする。
Posted by ブクログ
読書術の本はあまり惹かれなかったが、著者のTwitterが面白かったので購入。
全ての本をペライチにまとめる自信はないが、「川下り型」「山登り型」の話が参考になった。
資産本をどんどん作って行きたい。
Posted by ブクログ
少しくどい感じで理解しにくい。他の本と同じような事が書いてありあまり差別化された本では無かった。初めてこういう本を読む方には良いかもしれないが、似たような本を読んでいる方は今一つに感じるかも。
Posted by ブクログ
読書術系の本は何冊か読んだことがあり、特に目新しいことは書かれていませんでした。
章ごとにまとめられており、それこそ筆者の言う「本は全部読まずに大事な2割だけ読み解けばいい」が見つけやすい本だなと思いました。
Posted by ブクログ
しばらく読みたいと思っていた本。「思い出は絶対値」が好きだった。紙にアウトプットする方法も具体的だった。でも本書に書いてあったような目新しい主張はあまりなかった。
Posted by ブクログ
読書術の本はもう新しいのは読まないつもりだったけど、積読してあったのでせっかくだし読みました。
アウトプット重視なのは他の本と同じだけど、アウトプットから始めた後にインプット、というまで重視しているのがちょっと斬新。確かに分からないところ、足りないところを痛感してからの方が頭に入りやすいし理にかなった方法論だと思う。
重視していた読書記録の作り方がちょっと合わなそうだったのでこの評価。ラストの筆者の役立ち本紹介に興味ある本がいくつかあったから読んでみたい。
Posted by ブクログ
本をまとめる際は、
論点
答え
理由
確かに、これはその通りで、
何かを書くには、解き明かしたい論点があり、
その答えを論証するのが本なのだから。
また、学び始める前にやってみる。
これにより、知らなければならないことを知れる。
読むべき箇所がわかる。
なんだが。
本によって構造化すべきことは異なるし、
実際著者も、毎度違うフレームワークで整理している。
また、ゼロの状態でやるのは、困難で、
はじめにざっと学んでおくのもありだろう。
本を費用ではなく資産化する、という考え方は良い。
資産は継続的にお金にできる。
Posted by ブクログ
9/6 開始
9/10 完了
本を読んだ後に、そこで得た知識をどうすれば活かせるのかが重要ということを学んだ。
まずはこのアプリで自分の言葉で感想や学んだことを残していきまいと思う。
また、ペラ1にまとめることもやってみようと思う。
また、本を読だらアウトプットもやらないとスキルにはならないことも学んだ。
現在は平日に会社での疑問点や失敗を、休日の読書で解決し、翌週の会社で使ってみるということをして、1年目よりもできる仕事が増えたし、自信もって働けてると思う。(特にメール作成)
自分にとってアウトプットの場は会社だと思う。
Posted by ブクログ
この本から読書の目的を再認識した。読書は読むことが目的となってしまいがちだが、『読書をしたことで得た学びをいかに資産化し、それを継続的に自分の生産に繋げていく点』これが目的である。そして80対20理論で学んだ通り、内容の20%に多くの資産になりうる学びは含まれている。本書では、長期、短期それぞれの視点で読書の目的意識について触れられていたが、とりわけ短期では、期待する学び、自分が頭を悩ませている点、それらを明確化させて読むことで効率的に資産ができると感じた。また思考を深める作業のso what? why so?so how?を重ね、学びを自分のものにしていく作業は、解像度を上げると言う書籍でも触れられており、疑問を持つことの重要性を実感させられた。