あらすじ
★ほかのことは分かるのに、お金のことだけ分からない人へ★
★お金で必要なのは、根本的な知識★
お金のことを知りたいと調べたときに、「こういう細かいことではなく、そもそもなんでここに投資すべきなのかを知りたい」
「もっと根本的にお金について知りたい」
などと思ったことはないでしょうか?
この本は、30年以上世界の一流金融機関で投資に携わってきた著者が、「お金のそもそもをどう説明したらいいか」をずっと考えて生まれた本です。
お金のリテラシーを上げる上で一番大切なのは、何よりも「一般常識を増やすこと」だと著者は言います。
本書には具体的な投資の話から、日本のバブルなど歴史までを取り上げます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
経済の流れや歴史を踏まえて、1から10まで説明してくれた感じ。初心者用と言うより、少し知識ある人がその厚みを増すための本。細かい内容についてまた読みたい
Posted by ブクログ
おもしろかった。お金という実態のないものがこんなに人生に幅をきかせる現状は不思議だなと改めて思った。とくにバブルの成立と崩壊の話は、生まれた時から経済下り坂世代の自分にとっておもしろくもありゾッとした。FXやギャンブルに勝てない理由もシンプルに書かれていてよかった。
Posted by ブクログ
中学生くらいの子でも読みやすい文体で解説している。
装丁のデザインで著者は外国人かと思ったが、日本人だった。
そのため不自然な文体でないばかりか、硬い文章、専門用語をほとんど使わず、身近なものに置き換えて子どもでも理解できるように説明している。
例…国債の説明で
娘が月給の中から父・家(国)に少し生活費(税金)を渡しています。
しかし父(国)は働いておらず収入がありません。「娘からもらった生活費(税金)だけでは足りない」とさらに娘から借金(国債)します。そして美味しいものを食べたり海外旅行したりします。
…というように噛み砕いた説明になっている。
Posted by ブクログ
儲かる方法を知る本ではなく、お金の正体、資本主義とは何か、マネーリテラシーといったお金にまつわる前提を分かりやすく書いてくれている本。
ひとことでいうとお金とは信用という概念でしかない。その概念を維持するには国の経済力、財政状況といった裏付けが必要である。
この本を通して、これまであった歴史的金融危機のメカニズムを知ることができた。
また、金融と切っても切れないユダヤ人との関係的歴史も知れた。昔ユダヤ人はイエスを殺したとして迫害を受け土地の所有を認められておらず、金貸しや貿易業に勤しむしかなかった。それに加え、キリスト教は利子をつけて金を貸すことを禁じておりライバルがいなかったこともありユダヤ人の金融業発達を支えた。そこでアメリカ開拓時にユダヤ人も渡米し自由の国アメリカに住みつきアメリカの金融業を支えるようになった。
2020年、日本は経常収支が赤字に転落した。ワクチンの輸入、戦争によるエネルギーの高騰により輸入コストが高まったためである。お金は信用という概念であり、その信用の基盤となる財政状況が悪化しているいま、自分が保有している一定量を外貨に変えておくことをおすすめしていた。
Posted by ブクログ
読めば読むほど、考えれば考えるほど、お金って何なんだ…という気持ちになってくる。
空売りについては自分でも調べてたけど、読んでもやっぱり仕組みが分からない…。
Posted by ブクログ
早ければ中学生,高校生だと理解して読めそうなわかりやすい内容で,国語辞典くらいある分厚い本ですがさくさく読み進められました。
お金に関する基本をおさらいすることができました。
Posted by ブクログ
お金の概念はごくごく当たり前だったので、著者のさまざまな視点から語られる概念が目新しく、すらすら読めた。
セオリーを書いてある本より、その道のプロの視点で書かれた本の方が自分は読みやすいのかも
1番おろしろかったのは2000年迫害され続けたユダヤ人の歴史と投資の考え方の部分
投資をする際、何を選ぶかではなくどのリスクを許容するかという問題
Posted by ブクログ
全体としてとにかく優しく簡単に説明をしています。わかっている人には物足りないのですが、若い人たちが経済の勉強をする入門書としては、俯瞰して経済を見ることができるのでお勧めします。
実は改めて、私もいくつも知らなかったことが出てきたり、ゆるい感じであっという間に読み上げることができます。
Posted by ブクログ
当たり前のことを分かりやすく書いてある。若い人は読んだほうがよい。投資とはどういうことか、自分のスタイルをどうすべきかが分かる。これを見て、日本の今後をどう読むか。
Posted by ブクログ
お金の基本となる事が、幅広い範囲で説明されている本。素人にもわかりやすい例えを使って説明しており、初心者でも読みやすい本だと感じた。こう言うお金の基本的内容を義務教育に取り入れてくれたら、金融リテラシーがもっと向上して日本も少しはいい世の中になるのにと思う。
Posted by ブクログ
日経のサイトで紹介されていた。
投資などの前にそもそもお金について、学ぼうという内容。
結構分厚い本だったが、意外とスラスラ読めた。そんなに難しいことが書いてないからだろう。なぜアメリカに投資するのが効果的なのか、金融機関はどういう考えで事業をおこなっているかなどがわかった。政治と経済は切り離せない関係なので、お金を増やしたければ政治にも関心を持つべきと改めて認識した。
Posted by ブクログ
タイトルと表紙イラストがミスリードすぎた。
お金ができる前からのヒストリーとか語るんかと思ってたら、違った。
内容は、今まで勉強してたことの総復習みたいであんまり目新しいものはなかったけど、わかりやすく説明するのに参考になった。
日本の財務状況については新しく知ったこともあって勉強になった。
基本、金融資産のネガキャンぽく感じた笑
不動産も円もドルも為替も個別株も債券も何も推奨してない。
分散して長く持っておく。とは書いてあるけど。
でもやっぱり日本の陥落は、アメリカが絡んでるな、と考えさせられる。偶然的な不運もあるけど、生かさず殺さずされてるんかなと疑う。
お金ついてこれらを総じて自分なりにお金のことを考えたら、金とビットコインだなあ〜と個人的には思う。答えは数年後、、、
Posted by ブクログ
感想
どの本も共通するのは証券会社の人の言う商品を買ってはいけないw
ちょっと考えれば分かる。彼らは手数料の高い商品を売りたい訳で本当に値上がりするなんて興味がまるでないから。
日本経済の章はかなり悲観的に描かれている。森永さん風に言うと財務省の回し者系?
あらすじ
・お金リテラシーを高めるための本
・お金は発行国の信用で成り立つ。発行紙幣をいつでも金と取り換えることができることを国が約束
・信用のおける国は戦争の強さ、次に経済の強さ
・お金を借りるのは、破産する人のリスクまで負っているため、不利
・競馬競輪宝くじはマイナスサムゲーム
・FX投機
・日本国通貨は危ない。GDPに対する国債が多い。人口が減るなど
Posted by ブクログ
読みやすく、朧げに知っている知識を再整理できてよかった。
正しい理解かはわからないが、日本の経済がおかしいのは結局アメリカのせいなのか、と思った。