【感想・ネタバレ】べつに怒ってないのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

トイレに置いておいて1回につき2話から3話を読んで行った。これより長いと自分のトイレ時間では読みきれず、これより短いと一つ一つに集中することが難しい。文章が柔らかく、どこか詩集を読んでいる味わいすらある。作者には珍しくあまり攻撃的な主張は見られず、あるある話が多くて朝のボウヨウとした頭にもすんなり入ってきてくれた。

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2024年02月01日

Posted by ブクログ

自分が普段考えもしないことを考えて、言語化しているのが面白い。
着眼点にびっくり!
見開き1ページで1コラム。とても読みやすい。

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2023年06月22日

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あるあるエピソード満載だった。些細なことに気づき、常に思考を巡らせている砂鉄さん。嘸かし神経質で短気な方かと思いきや、穏やかで親切な方とお見受けした。『マットの耳』懐かしかったです。

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2023年03月30日

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ひとのむいしきしゃくどうしゃくりかの、つねひがらしって、つたのないはいしゃしかどこないむのてい、おぎのやどんでぶうと、なんぎもとくらしにおもうよ!つてひろがし、ひじゆうやにどんかんつけよりよみごよみ、あのよぱあそなりちい、ぱあまなにぬね、なに、にきわど〜〜んと、かめんのおとこはいしやくごと、むさしおんだいはいしやくびでおつかわないでほしいよ!わりと、じぎるはいどしみきりはいかつたかだまみこてき、きたざとほっくいでとうだいぶんがくぶおくそくをねるすあ!!、????

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2023年03月12日

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エッセイ本

1日で読み切るというよりから何日かかけてじっくり読みたいタイプのもの。何でもない一日のようでも感じたことを文字化にしていただくと「そうだよな〜」ってなった。

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2023年01月21日

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おかしくておかしくてたまらないエッセイ集でした。そして自分の行動パターンとちょっと似てるかなと、著者に親近感が湧きました。毎週ラジオ聴いてます。

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2022年11月11日

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言われてみれば気になってた、のような内容の連続。武田砂鉄さんらしい一歩先のさらに一歩先まで考えて答えを出さない思考がやっぱこの人は信頼できる人だなと思わせてくれます。答えばかり求められる現代社会でこう言う作品が肩の力を抜いてくれます。

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2022年08月24日

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待望の著者新刊。今回は、日常のとめどないあれこれについてのエッセイってことで、これまで読んだのとはちょっとニュアンスが異なる、肩の力が抜けた内容。なるべくニッチな方へっていう性癖は、自分的にも大いに理解できるので、『まさにそれ、それですよね!』みたいに首肯することしきり。そうは思いながらも、なかなか行動に移すとなると難しいんだよな、みたいな感じも、分かる~。思わずクスッとなる部分も多々あり、存分に楽しませて頂きました。早めの次回作をお願いします。

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2022年08月19日

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昼休みにベンチに座ってのんびりしながら、1日10タイトルくらいずつ読んでいると、全身から力みや疲れが消え、「いい時間だーーー!」と感じることができた。すごく同感できるものも、そうでもないものもあるけれど、武田さんの脳内は好ましい思考回路で、私も意識的にこういうことを書きつけてみたいなぁと思った。日々たくさん感じながらもすぐにやり過ごしてしまうような、ほんのちょっとした引っかかりがいっぱい詰まった1冊。

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2023年06月09日

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 大学の同窓、武田砂鉄さんが日経MJに連載しているエッセイをまとめた一冊。同窓と言っても、荻上チキさん同様、全く知り合いではないですけどね。狭い大学だから、何度もすれ違ってるだろうけれど(笑)

 内容は、特になんてことのない日々思ったことを徒然と書き綴っている感じ。あるある、と思うこともあれば、それはないだろう、と思うこともある。そんな1冊。

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2023年05月17日

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こういう、誰に話すでも無いけど、頭の中でグルグル回っている思考。
なんか好きだなと思う。
自分もあるよ、とか、そうは思わないけどな、とか、心の中で呟きながら読んでいた。

緩くて、気を張らずに読めて、気分転換に最適。

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2023年03月25日

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友達と料理が出てくるまでの間に話すような、なんてことのない話が詰まった一冊。
読みながら、「あるある」と頷いたり「ふふっ」と小さく笑ったり「私ならどう思うかなぁ?」と考えたり、と楽しく読み終えた。
1つのテーマで2ページなのて隙間時間にちょこちょこと読み進めやすいです。
読んだときは、ははぁ、と考えるがその晩寝るときには思い出しもしないような人の呟きで手軽に読めた。

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2023年03月15日

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したことを書くエッセイじゃなくて、どちらかというとしなかったことや、したらどうなるんだろうという妄想が楽しいエッセイ。

軽妙で、1エッセイあたりの分量もちょうどよくてさくさくよめる。

文章が面白い人って人がスルーしてしまいそうな些細なことが気になったり、なんでこうなってんだろって考えるのが本当に好きなんだなー、と思う。

自分が他の人に対してなんかそれ面白いなって思ってるさらにその後ろから見られて観察されているとか、そんなこともあるんだろうなと思った一冊。

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2023年02月18日

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武田さんの著作では相当穏やかな本作。
新幹線で駅弁いつ食べ始めるか問題、考えたことがあるのでニヨニヨしてしまった。日常には想いを馳せるポイントがある。マットの耳、今も元気にしてるかなと少しセンチメンタルな気持ちに。

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2022年12月04日

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ネタバレ

最初は「くだらない」と思ったけど、「ああ、日常への感度が高いなあ」と

P2 はじめに
たぶん、竹内まりやの曲をこすっているのかと
P20 べつに怒ってない
これはこれで、怖い
P28 コップが濡れる
常温で
P40 ごはん半分
小柄=少食とは限らなくて、もえのあずきさん
表示も標準180g、大盛240gと表示すればいいのに、
P56 予約されてますか?
「かっぱ寿司」で予約したけど、待ち人0人。日曜日の13:30でした
P60 トイレの騎士
店かデザイナーの自己満足
P76 恋が生まれない瞬間
クレーマーを尾行するという行為はどうなのかと
P98 時間との付き合い方
業務用の時刻表は秒単位
P100 誕生日の暗転
ラジオやネット番組での関係者の誕生日もときどき思うものが
P110 いい匂い
各々の固有体臭との相性もあるので
P112 野球のたとえ話
女性には通じないことが多い
P126 白いところだけ
「車道と歩道を分ける白線」
単純に白線だけだと、歩道じゃなくて路側帯。段差やガードレールで物理的に分離しないと歩道にならないのだったかと
P128 トイレに行きたい
インターチェンジは主に一般道と自動車専用道路をつなぐところで、サービスエリア/パーキングエリアと混同しているものと
P142 そんなに見ないの!
メニューによって味に差があるのは稀なので、入店した時点で勝負は決まってる
P172 だからなんだ
集合住宅での物音というか騒音は、原因が上階や隣とは限らないそうな
P180 レジ袋は不要です
デフォルトでレジ袋(無料)をつける店、あります
P182 傘を上げる
江戸しぐさの傘かしげなんてもありました
P192 その日はちょっと
これさ、「予約可能な日タッチパネルで」にしてほしい
P208 郵便物を待つ
郵便物を取りに行くのに、財布とカギを持参なのね
P254 着ぐるみは後ろから
愛川欽也さんが着ぐるみやっていたときに、芸能界のヒエラルキーの暗部を見てしまったので、自分はそうならないようにと思ったそうな
P262 傘持ってる
通勤時間が長いので、折り畳み傘を使ってました

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2022年11月10日

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初めての武田砂鉄。
宮沢章夫のエッセーに近いかなとも思いましたが、こちらの方が恬淡とした感じ。
「不毛で豊かなエッセー」というコピーが秀一すぎて蛇足の感想ではあるが、著者のこんなことが気になる(ならない)、そんなことを考えてしまう…が連なっている。
全然声高に主張されていないので、共感しても笑っても首をかしげてもどっちでもいい感じがして安らげる。

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2022年10月16日

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武田砂鉄さんのおしゃべりも文章も好き。とりあえず読み始めたのが嬉しくて楽しみで、まずは一言書いておく。よって評価は仮、てか期待値。
 
とりあえず目次を眺めていて、「恋が生まれない瞬間」という見出しの文が楽しみすぎる。

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2022年10月13日

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個人の特性を、限られた属性だけで決めてしまうのはよくない。性別だとか国籍だとか家族構成だとか、それが一緒だから、違うからという確認を繰り返していると、トラブルに発展する。世の中のトラブルの大半はそこから発生していると言っても過言ではない。(p259)

どの項目もしょーもない内容といえばそのとおりだけれども、それがまたおもしろいというのが率直な感想で、あーこんなことあるあるーって、ひとりほくそ笑みながら電車とかで読んでいる自分の姿を俯瞰的に見て恥ずかしくなったりもした(笑)

自分と同じタイミングで、まったく同じことをしている人が世界中できっとどこかにいるんやろなって考える癖は、私にもあります、はい(笑)

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2022年10月04日

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あー、わかるかもーってことを、淡々と書いてある。日を置いて、また読みたい。たまに読みたくなりそう。ドラッグストアの話、共感。お気に入りのものに囲まれて生きようってアドバイス、それって貧相な考え方かもよ?
ってとこ好き。

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2022年10月02日

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ピーター・バラカン氏のラジオで紹介されて読んだ。バラカン氏によると、タイトルの「べつに怒ってない」は英訳しにくいとのこと。日常の些細なことをユーモラスな視点で語っている。表紙のウサギは砂鉄さんの絵で、ウサギの部分だけ特殊加工しているというこだわりもいい。

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2022年09月22日

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読み終えたら頭の中がモゾモゾ動きだした。共感する内容が多くて、考え方が6割くらいそっくりだと思ったが、それではあまりにも失礼な気がするので18%くらいなら似ているかもしれないと感じた。

ここ数年を振り返ってみれば、何か考えてしまうことを押し殺していた。みんなと共感できるように振舞うか、完全に思考停止でゲームをする、そんな時間が多かった。
しかし、今日の昼食中にふとヒゲをさわった時、ひとつ思い出した。髭剃りがめんどうで脱毛を検討したが、遭難から救助された時に顔がツルツルだったら嫌だなと思って止めたこと。あまり上等とは言えない昼食であったが、遭難後はじめての食事だと思うとたまらなく美味かった。

少しだけ心地よい自分が帰ってきた、そんな本だった。

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2022年08月05日

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「マットの耳」がよかった。
マットの耳、覚えていますか。耳をしまいませんでしたか。読んでいて、それあったねえ!と少々気持ちが上がりました。
観点は面白いのになんだかリズムが.....と終始うっすら感じたのですが、もしかしたら読点が多いのかも。好みの問題の範囲です。

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2023年11月23日

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日常の中でぼんやりと考えたあれこれをまとめたエッセイ。
いつか砂鉄さんに偶然出会ってべつに怒ってない缶バッジをもらいたいな。私もよく「怒ってる?」と訊かれがちだから。

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2023年10月03日

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「日経MJ」の連載エッセイをまとめたもの。
いま調べたら2017年頃から現在まで続いているコラムのよう。
私の実家はかつて流通業で、日経流通新聞の時代からなじみ深い新聞。当時のままであれ週に3日発行のはず、と思っていたら現在もそう。
その長期連載から123本が選ばれている。
3で割ると41週分、1年弱ぐらいの分量に厳選されている。
日常の何気ない出来事、観察して疑問に感じることを、文章にしてある。こういうの、大抵は頭の中で考えて、おかしい、不思議だとも思いながら、放っておくような瑣末なこと。
なるほど、こういうことが文章のネタになるのかと、感じ入る。
割と著者と私の感覚が似ている部分が多くう「そうそう」「やっぱりそうだよね」と思うことが多かった。
たとえば、著者自身の文章が入試問題になった逸話の「鼻毛を問う試験」笑った。
喫茶店で忙しそうにパソコンに向かうサラリーマン、実はフェイクだという「忙しく振る舞う」。
教科書の著者の欄にあった、他1名に関する「他1名について」。
処方された痛み止めの指定された間隔の前に効果が切れてしまったらどうするか書かれた「六時間以上空けて」。
などなど。
面白くて一気に読み通すというものではない。
見開き一頁で簡潔するので、ちょっと手持ちぶさたの時など、隙間時間に一遍ずつ読むのがよいかも。

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2023年08月29日

Posted by ブクログ

2ページずつで区切りになっていて読みやすかった。時間がある時にすっと出したくなる本。
筆者に共感できるところも、驚く視点もあったけれど、自分の見た方で生きていけばいいなあと思わせてくれる本。

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2023年08月21日

Posted by ブクログ

あーあるあると思ったり、それはないなーと思ったり、クスッときたり、全く共感できなかったり。
そこが面白かった。
一気に読むより、毎日ちょびちょび読むのが心地よかった。

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2023年08月21日

Posted by ブクログ

やらなかったこと、できなかったことを、正当化するというか、まぁ自分はそんなもんでいいかと思えるようなエッセイ。日常の本当に些細で、どうでもいいことなんだけど、そういうことをいちいち考えて過ごしているのが日常だよなぁって思う。忙しいとなかなか思考を巡らせないようになるので、常日頃からこれってどうなんだ?と思うことを、もう一歩考える癖をつけたい

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2023年07月17日

Posted by ブクログ

自分と同じだったり違ったり、気にしたこともなかったことだったり、違う視点と気付きの機会になって良かった

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2023年01月22日

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ネタバレ

一人でいる時間、砂鉄さんのように
色々と考えたら、寂しくないなと思った。
一方で、考え過ぎてグルグルしてしまわないだろうか
と思った。

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2022年12月10日

Posted by ブクログ

映像や文字、そして目前にある現実には幾通りも解釈が生まれてくる。筆者は差し出された上位頻出の納得ではなく、こぼれ落ちそうな稀有に着目する。すぐに情報化できない・回りくどさに愛着が生まれて、その道じゃないと整然しない世界が生まれてくる。
私はドキュメンタリーやインタビュー映像を見れば、被写体となる人(特に高齢女性)が前日に美容院へ行ったか?必ず髪型チェックをする。これは誰にも頼まれていないが、整えられたヘアスタイルに生活臭が醸し出されてその人の生活スタイルを勝手に想像してしまう癖がある。なぜそうするか、楽しいからに決まっている。ただし生産性はゼロである。

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2022年08月26日

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