あらすじ
聖女フラフレは地下牢獄で長年聖なる力を搾取されてきた。
しかし、長年の搾取がたたり、ついに聖なる力を失ってしまう。
利用価値がないと判断されたフラフレは、民衆の罵倒を一身に受けながら国外追放を言い渡される。
衰弱しきって倒れたところを救ったのは、隣国の国王だった。
目を覚ましたフラフレは隣国で手厚い待遇を受けたことで、次第に聖なる力を取り戻していくのだが……。
これは、どろんこまみれで農作業を楽しみながら、無自覚に国を救っていく無邪気な聖女フラフレの物語。
感情タグBEST3
いろんなテンプレが詰まったお話でした。ちぐはぐなことがいっぱい。ヒロインは孤児院から王宮にさらわれ、これまで教育皆無な状況で生きてきて、フォークもスプーンも見たことがない。原始人のような食事の仕方で、「お召替え」という言葉すら知らないのに「直接的」に対して「間接的」と言い返すのは無理でしょう。両国の王様も言動がどこかの領主さまのよう。ヒーローも孤児だったのにいろいろあって前国王に気に入られたからと言ってどんなにとんとん拍子でもその国の国王になるとは、周りの人たちはそんなに無能だったのか?と思うとやりすぎなような・・・。国王でなくても良かったのでは?ヒロインが追放された国も国全体が王都なのかな?というような話の流れでした。やっぱりとある領主の領地での出来事ぐらいにまとめた方が良かったと思います。