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Posted by ブクログ
聖書と神学について一からちゃんと勉強していこうということで手始めに読んだ本。
聖書入門というよりは、著者のつけた原題の「聖書――西洋文化の源泉として」のほうがやはり内容的にはしっくりくる。聖書中の主なエピソードの紹介と、西洋の文学や美術に与えた影響が一緒にまとまっていて読みやすい。聖書が手元にあることが前提ではあるかも。
聖書については大体の内容は把握してるんだけど、解釈については偏った中途半端な知識しかなく、特にキリスト教美術に関しては完全に素人なので非常に勉強になった。あ、これは美術館で見たことあるやつ!とおぼろげな記憶を引っ張り出しつつググったり。派生して慣用句になった言い回しとかも面白かった。