【感想・ネタバレ】怪異の掃除人・曽根崎慎司の事件ファイル 生ける炎は誰が身を喰らうかのレビュー

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ただの推理ものじゃないな!?

生活力皆無おっさんと金至上主義お人好し大学生のコンビ。
日常パートのキャラの濃さと突き抜けたそれぞれの倫理観がクセになる!

探偵もののイメージで読んで始めてみたら、倫理観どっか行ってたり思ったより腕力解決してたりといい意味の裏切りにあうような、続きをめくる手が止まらない状態になります!

#笑える #ドキドキハラハラ #ダーク

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2023年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

景清くん、生い立ちがハードすぎるよ…。
曽根崎とゆかいな仲間たちとのやり取りがおもしろい。怪異は普通にやばい。

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

柊さんが好きです!(ド直球の告白)

初手から指だらけの化け物、しかもそれが生み出された過程が本当に胸糞で、悲しい展開を迎えつつも、その化け物を生み出した相手にはきっちり報復もあって、バランスが取れていたなと。
ただ、そのバランスが何だか不穏な方へ傾いていく。
サブタイトルにある「生ける炎」これに、曽根崎さんは勿論、景清くんががっつりと巻き込まれていく。
身内もだけれども。
あるキャラなんか刺されますし。
勝てるのか?と思える人外の存在も出てきますし。

新興宗教の話が絡んできて(念のため作中の宗教は実在していないのでご安心を)(あんな怖すぎるカルト宗教あってたまるか)最近リアルのニュースでもよく聞くせいか、完全にフィクションとして切り離して読めず、より怖さが増した気が。
それをどう解決する、というかどう「掃除」するのか、終盤は本当に手に汗握っての読書でした。

ホラーサスペンスなので、怖さもありますが、キャラが総じて濃いので、怖さに引っ張られすぎずに読めるのもありがたかった点。
曽根崎さんと景清くんの漫才のようなやり取りを読むのも面白かったし、景清くんの叔父さんがこれまた、揺り籠の年齢から棺桶の年齢まで男女問わずに抱けるという強烈キャラだったし。
いや、どういうこと!?
緊迫した場面でも、特に柊さんと叔父さんの存在に随分救われました。
毒を劇薬で制する感じではありますが。
貧乏くじ引きがちの阿蘇さんも、実は……だったし、なかなか一筋縄ではいかない人たちに、一筋縄ではいかないオカルト事件、面白い作品でした。

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2023年02月12日

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