【感想・ネタバレ】日本一の給食 「すべては子どものために」おいしさと安心を追求する“給食の母”の話のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

北海道の置戸町で、私の理想の範ちゅうを軽々と超える給食を作ってきた管理栄養士の佐々木十美さんの仕事ぶりや信念、給食そのものについての話。

出来るだけ加工してない(結果的にそれが一番安全で安い)地元でとれた食材を使って、安く、美味しく作る。
理想すぎる。
買うものと思い込んでいるようなものもしっかり作ってしまう。
カレールーとか、トマトピューレとか。

子供が生まれた時は安心して食べてもいいものがなさ過ぎて、神経質になり、自分も含めて食べるものが限定され過ぎ、
今は、それじゃいけないとおもって、加工品(チーズやハムや、お菓子や色々)も食べさせるようになって、そのうち楽チンに流れて気にならなくなり始めて、、と振れ幅が大きい自分のはしたなさヽ(´o`;
やりたい気持ちはあるのに、どうして上手く回せないのかなあ、、。

生活の中で、食べる事以外にパワーと時間を割いてしまうと途端に楽に流れられる仕組み(外食、コンビニ、お惣菜、デリバリー、、)があるから、優先順位、時々間違っちゃうなー。
あと、食べたい、やりたいって気持ちをキープできる程の健康が保てない…。
疲れ切ってしまったり、、。
自分は食べられないけど、家族の分だけ、とかになるともう義務的になってしまう。自分が美味しいものを食べたい気持ちをキープできるためのコンディション作りがうまくいってない気もする。
ニワトリ卵かな?

仕事という側面でも、仕事をキチンとするってこういう事をいうんだなーと。
目的にむかって(安心、安全で美味しいものを食べてもらいたい)自然に周りを巻き込む。
誰にも必ず一致する目標になりうるものをグッと捉えてピントを合わせに行く力。

かっこいい!

そしてこの方も、人との関わりが深まるに連れて仕事がどんどん洗練されてきた人だと思う。
人との関わりが仕事を生みだしていく。
本当にどんどんこの言葉が腹落ちしてくる今日この頃。

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2013年07月06日

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