【感想・ネタバレ】Ultimate Editionのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

作風がとても琴線に触れて響く。どの短編にもシニカルなユーモアが含まれており、社会問題に対する知識や想像力の深さを読み手に共有してくれているようだった。過去の作品を遡り、全作読破を目指したい作家。

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2023年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 ロシア情勢や闇バイト、テロなど最近ニュースとなっている話題を予言していたかのような小説集だ。実際のところ予言していたわけではなく執筆時にそれらの話題を丁寧に調べて書いたら、最近それらの問題が大ごとになっているのでそう思えるのだろう。特に長めの話がとても面白い。

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2023年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『嵐の誕生秘話が語られる!? そんな企画物入りの短編集』

阿部和重さん初読み。
時事ネタをうまく取り入れた作品や、ジャニーズのグループ名が出てくる企画物など、バラエティに富んだ短編集。
全体的に暴力的でダークな雰囲気が漂う中、随所に散りばめられた皮肉が快感に!

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2023年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

起承転結の起とか承とかでブチっと終わっちゃう印象で最初は「?」だったけど、こうゆう作風なんだなっと思って読んだら面白くなってきた。
かっこつけたい気分のときに読みたい本 笑

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2023年03月10日

Posted by ブクログ

全部で16の短編が詰まった短編集。

個人的にはくどい描写が多くて苦手な作品も結構ある。伏線的なものであれば意味があるけど、単に情報量が増えるだけの文章は好みじゃないなと思った。

雑誌などに掲載されたときはたぶん決まったテーマがあってそれにそった短編になってると思うんだけど、こうやって短編集として集められるとそのテーマ性が見えにくいので、面白さが半減しているような気もする。

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2023年01月31日

Posted by ブクログ

短編集?になるのかな?、いずれもどちらかというとハードボイルド、だがしかし決して格好のいい、スマートな、成功体験を語られるものではなく、惨めな、残忍な、痛々しい、傷つき方、死に様、を見せつけられるようで少し心が痛む。唯一の救いと言えば、どの物語も主人公(たち)が様々な不安、恐れ、を感じる物語の絶望の中で、最後には安堵し、時には死を意味する深い眠りにつく…という事だろうか…

どちらかというと「ジャケ買い」の様な感覚で読み始めた為、作者及び著作に関して、全く予備知識は無かった。ただそれでも、全編を読み終える事ができたのは、それなりのスリリングな展開を楽しめたからかもしれない…

個人的には、終わりから一つ前の比較的長編、Neon Angels…、が楽しめた。自らの日常生活にそれなりの余裕がある、この様な物語をフィクションとして楽しめる、そういう方におすすめしたい。

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2023年01月15日

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