【感想・ネタバレ】わたしが、認知症になったら【BOW BOOKS011】のレビュー

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Posted by ブクログ

祖父が認知症になり、介護者としてどのような協力ができるのかを考えながら、さまざまな本を読み漁っていましがが、この本が認知症罹患者に関わる素人の私にとっては一番読みやすい本でした。
介護職をしていた父親が、いつか認知症になった時にと書いていた手紙を、認知症の診断を受けて子供に手渡すところから始まります
手紙形式なので読みやすく、介護当事者の視点として読みやすかったです。
認知症になったらどのような行政支援が必要かも書かれており、行政支援へのアクセスの仕方も記載されていますし、本人が嫌がったとしてもどこまでした方が良いのかまで記載されているので、やるべきことなどが分かりやすいと思います。
「これで本当に良いのだろうか」と迷いながら介護されている方もいらっしゃると思いますし、ケアマネさんなどの介護職の方が読んでも、介護する家族の気持ちを理解しやすいと思います。
認知症介護に関わる幅広い方に読んでほしい本です。

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2023年07月17日

Posted by ブクログ

まだ両親とも元気で介護の必要もないけれど、認知症や介護にマイナスなイメージしかなく、いつか自分が介護したり介護される側になるのが怖くて仕方ない。でも、この本を読んで、認知症の人の気持ちや家族の対応の仕方を事前に知ることで、少し恐怖が和らいだ。何より、認知症の人に辛く当たってしまうかもしれない家族に対して「もしそうなってしまっても、あなたは何も悪くない」というスタンスで書かれているのが救われる。今、まさに介護に奮闘されている方も、これからその可能性がある若い人にも読んでほしい。きっと救われる言葉があると思うし、心構えもできるから。

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2022年10月30日

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