【感想・ネタバレ】超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル - 仕事で使える5つの極秘技術 -のレビュー

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Posted by ブクログ

『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル』
元防衛省情報分析官 上田篤盛氏

【A;こんな人むけ】
①多くの情報を整理して一つにまとめるの少し苦手かも・・・。
②情報の解釈。そもそも、どうやってやるの?
③記憶力。うーん高くない。どうしたらいいの?
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【B;書籍の位置づけ】
イトルは強烈です。しかし、内容はダークスキルというより、一般的なビジネススキル的要素が強いです。
個人的には、20代のときに知っておくとその後がラクになるのでは・・・という「基本」が網羅されていると考えます。
著者は、元防衛省の情報分析官です。一般のビジネスマンに転身したときに「あれ?なぜ、ビジネスマンはもっと効率的に情報を処理しないのだろう?」と感じたことが執筆の動機となったとのことです。
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【C;読み終えて】
わかっているということと、実践できていることは「開き」があるな・・・と自覚できる機会となりました。
・目的は何だ?
・この断片的情報から推測するとしたら・・・? なぜ、そのように考える?
自分で自分に対して「問い」をつくり、投げかけること。
その結果、情報に対する解釈に幅ができるのだな・・・と体感しているところです。
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【D;本書の内容】
<①諜報員とは?>
国家または所属する組織から指令を受けて、その指令を達成するための情報(インフォメーション)を調達し、その情報群に解釈を加え、分類し、国家または組織が意思決定できるインテリジェンスを提供する役割を担っている。

<②インフォメーションからインテリジェンスへ昇華させるプロセス>
・達成する目的はなにか?
・その目的を達成するために必要な要素は? これを考察するための「問い」をたてる。
・その問いにふさわしい情報群を調達する。
・情報群に対して分類、解釈、示唆を加える。

<③インフォメーションを料理する。基本的な整理方法>
・時間軸で整理すること。
いつ、何が起こったのか?時間軸で並列することで、関連が見えてくる。その結果、未来の推測とその根拠を立案しやすくなる。

<④インフォメーション。人から取得するときの基本的な姿勢>
1.アクティブリスニング。
 聴く、観察する、声を出す、共感を示す。

2.質問。
質問する機会を与えられたときは、先方の組織に対する質問をしないこと。逆に、先方担当者自身のことを質問すること。この理由は、距離を縮め、警戒心をゆるめ、本質に近づける情報を取得できる確率があがるため。

3.聞き漏らしてはならない内容
固有名詞と数値は記憶するようにすること。

4.記憶力を高める方法「想起。思い起こせるように仕掛けをつくっておくこと」
・情報と情報を関連づける。(因果、同一性、対極、、、)
・情報を画像、ビジュアルとして処理する。

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2023年09月29日

Posted by ブクログ

CIAやFBIなどの諜報員がどのようなことを考えているかがざっくり書かれた本。ビジネスでも活かせる内容だったこと。

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2023年06月26日

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