感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年11月15日
大学生が、何かを堀当てた時点で何となく事件の真相と犯人は割りと早い段階で、この人ではと思ったのだが。それでもサークルの仲間や町の人が次々と殺されて行くのと葵の誘拐に関しては謎が残り、犯人の動機も解らず。葵は何故か二度も監禁されるが死には至らず、主人公に関しては命の危機に晒されるがそれもミスリード? ...続きを読むうさぎの町で起こる事件、町に潜む闇と真相に読む手が止まらない。犯人の死の真相が葵に伝わらなくて良かった。
Posted by ブクログ 2023年07月25日
うさぎがたくさん住む「うさぎ町」で起きた大学生連続自殺事件と一人娘の失踪事件。父親はその真相を探るべく調査していくが…
最初から「この人怪しい」っていうフラグは立ってるけど、真相はなかなかに驚きだったというか。本当にそういう組織(というかそういう仕事)についている人いるのかな…
Posted by ブクログ 2023年03月14日
閉鎖された小さな町の中特有の異様な話かと思ってたら結構ガチガチに堅いのが黒幕だった。
とにかくサクサク進んでいくし人は沢山死ぬ。
登場する人達があっさりと描かれていてただ淡々と物語が動いていく印象。
黒田氏がどこか人間味が薄いような気がしながら読んでいてこの作家さんの作風かとも考えたけど正体が...続きを読むそうならそうだな。
Posted by ブクログ 2023年02月18日
容赦なく人が死んでいく。
それも大学生の連続自殺とくれば只事ではない。
物語の舞台は山間にあるニュータウン「三浦半島二子山ピープルタウン」。
うさぎが多く棲息する事から「うさぎが丘」と呼ばれている。
この町に越して来た黒田茂と葵の父娘は危険な目に合いながらも、町に隠された秘密に迫っていく。
閉...続きを読む鎖的コミュニティが齎した対立的な事だろうと読み進めると、何やら壮大な犯罪の香りがして来る。
黒幕の予想が付き、余裕をかましている所に終盤の二転三転。
そして思いがけない真相に愕然。
作者の手のひらで踊らされ、自分の詰めの甘さを知る。
Posted by ブクログ 2023年01月02日
大学のマーダークラブに入ってしまったばかりにトラブルに見舞われる葵ちゃんの冒険、と簡単にストーリーを描ければ良かったのだけれど裏もあり、そのまた裏もあり、過去の遺物や途方もなく大きい組織にも揺さぶられながら、父親は真相を探る。
スルスル読んでしまったけれど二時間ドラマ的な楽しみ方のできる一冊でした...続きを読む。
Posted by ブクログ 2022年11月18日
目まぐるしく殺人や失踪や事件が起こり、途中、父のノートで葵と一緒にこれまでのおさらいをする場面もあったり、読みやすかった。途中から、この人は親身を装って情報をたくさん得てるし怪しいな…と思ってたら当たった。ラストに更なる真相。そして本書冒頭を読み返し、これが誰だったのか判明し、スッキリ。
父と娘が交...続きを読む互に不在なのが続いたのは笑った。
教授が優しすぎる。葵にバレて、手を出すかと思ったが。
また、もっと葵と監禁犯とのエピソードがあったらよかった。
だらだらしない展開なので、読みやすさとして、オススメ。
Posted by ブクログ 2022年10月20日
黒田茂、葵の親子は葵の平成理科大学生物学部への入学とともに大学のある三浦半島の二子山ピープルタウンに引っ越してきます。
そこはウサギが何匹もいる町で、俗称「うさぎが丘」とよばれていました。
茂は警察官の三葛伸吾のつてで「うさぎが丘クリニック」の放射線技師の仕事を得ます。
葵は大学で推理小説実証研...続きを読む究会のマーダークラブに入部します。
マーダークラブでは、立て続けに部員が二人自殺するという事件が起きていました。
うさぎが丘ではうさぎの惨殺死体が多数発見されるという事件が起きています。
この町には何か知られざる秘密があるのか…?
葵も何者かに拉致され1カ月以上監禁されます。
事件を独自に調べ始めた茂も何者かに襲われ意識不明にまります。
その後もマーダークラブの部員の自殺は続き、葵以外の全員が死んでしまいます。
茂は、これは自殺ではなく他殺だと確信します。
事態は二転三転して犯人とおぼしき人物は、最後の最後に現れます。
非常に感情移入のしにくい事件が続きました。
最後の犯人の人物像は全く予想ができませんでした。
葵が危険な目に遭いながら、殺されずに生きていたのが奇跡のような救いだったと思います。
Posted by ブクログ 2022年10月14日
出てくる人たちの誰もが不気味、あちこちにいるうさぎまで不穏の象徴に思えてくる‥。次々自論を展開する主人公に振り回され、一難去ってまた一難、ハラハラの連続でした。
最後の方までおもしろかったんだけど、ラスト、あまりにも自論が大きく広がってぽかーんとなって、驚くという感じではなかった。。
Posted by ブクログ 2024年04月21日
うさぎが沢山いる新興住宅地で起こる、連続自殺事件に監禁事件。
次々に事実が明らかになるが、解決するかに見せかけて二転三転する。
小説のトリックが実現できるか検証するミステリークラブの活動が楽しそう過ぎてそればかり気になってしまった
Posted by ブクログ 2024年01月25日
★3.5
「町の平和を信じてはいけない」
by「いけない」道尾秀作
この一言に尽きる。
推理開陳パートでよく喋るな、この人達…と思ってしまった。油断大敵。危険に巻き込まれるフラグ立ってますよ!と読みながらひやひや。
Posted by ブクログ 2024年01月17日
探偵役がコロコロかわり、状況が二転三転四転…。
ウサギというキーワードから、毒ガス製造島を思い出し、そのため初期から真相に肉薄していたが、二転三転に振り回される。
最後の公安の話はとってつけた感じがあって、なくても話としては面白かったと思う。
Posted by ブクログ 2023年11月14日
たくさんのウサギが生息する郊外の街で発生した大学生の連続自殺。入学を機に引っ越してきた親子が巻き込まれた、閉ざされた街の秘密とは?
東京から引っ越してきた親子が街の秘密を探るミステリー。
連続自殺、街の確執、娘の誘拐---複雑に絡み合った謎を父親と娘が交代で解いていく過程と最後のどんでん返しは良か...続きを読むったけれど、すべての伏線を回収しきれていないような、ちょっとした消化不良感。
読みやすいので深く考えないミステリーとしては良かったかな。
Posted by ブクログ 2023年07月01日
立て続けに起きる謎の自殺事件。その真相とはいかに。
悪くない小説なのだが、話の膨らませ方が少し強引過ぎる印象が強くあった。サスペンス描写などは真に迫っておりなかなかのものだっただけに残念だった。
Posted by ブクログ 2023年02月16日
けっこう簡単に人が死ぬ。なのにあんまり緊迫感がないので、淡々と話が進む感じがした。
話としてはありがち?で、犯人もそやっぱそうかって思いました。最後の一ひねりは、作家さん頑張ったって感じがしちゃったかな。
Posted by ブクログ 2022年12月26日
娘が大学に入ったことを機に引っ越してきた主人公
娘が入ったサークルで次々と自殺が起こります。
そんな中娘も行方不明になり…
いったい何が起きているのか、主人公は娘を探すために様々な人に話を聞きに行きます。
そんなうまく行くか〜と思うところもありましたが何が起こっているか知りたくて一気に読み切りまし...続きを読むた。
最後はかなり意外なところに着地し驚きましたが、余韻の残る最後でもありました。
Posted by ブクログ 2022年12月16日
黒田茂と葵の親子は、葵の大学入学と同時に三浦半島の中ほどにあるニュータウンに引っ越してくる。
このニュータウンには造成以前からウサギが多くいたことで、「うさぎが丘」と呼ばれている。
茂は、交番の三葛巡査長の口添えでうさぎが丘クリニックに勤めることになるが、そこで住民たちが新地区と旧地区で分断されてい...続きを読むる様子を知る。
うさぎの惨殺の噂や大学生の自殺など次々と不穏な空気が流れて…そのうち葵まで失踪して。
あまりにも次々と複雑に進んでいくので、一体どうなるのか…と気になりながら、
それでも葵が家に戻ると、次は茂が襲われて入院していた…と。
この親子、動かずにはいられないのか?
あちこちで動いては、事件がまた起こる…
ちょっと待て、と言いたいほどで。
大学生自殺の真相やうさぎ虐殺などの真相は見えてくるが、あまりにも死が多いなと感じた。
最後の最後で、なるほど黒田親子と三葛はそういうことだったのか、と。
Posted by ブクログ 2022年12月05日
サクサクっと
読めちゃうんだけど
犯人は
何となく
察しがついてしまう
ただ
犯行動機と
娘だけが殺されない
理由や
主人公の
正体が分かった所で
ますます
釈然としない
今までの展開や
結末
ってのが
モヤっとする〜
と言うのが正直な感想