【感想・ネタバレ】九段下駅 或いはナインス・ステップ・ステーションのレビュー

あらすじ

2031年南海地震に襲われた日本に中国が侵攻、2033年の現在、東京は東西に分断され、東をアメリカ、西を中国が管理下に置いていた。
警視庁捜査一課の刑事コレダ・ミヤコは、アメリカの要請で、犯罪捜査の経験のない平和維持軍のヒガシ・エマ少尉と事件の捜査に当たることになる。
占領下の東京を舞台にした連作SFミステリ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

近未来SFとバディコップものの融合。
序盤は、人体改造描写などとあいまって、東京がニューロマンサーでウィリアム・ギブスンが描いたチバ・シティのように見える。
主人公格の2人の女刑事(うち1人は本職ではない)のキャラクタがなかなか秀逸であり、米中に統治された東京の描写も面白い。
割と重要な登場人物として、プレイボーイの刑事(日本人)が出てくるのだが、行動が日本人離れしている。
あと、元カレとはいえ、職場でその男のことをファーストネームでは呼ばないだろうに、などと思ってしまった。
終盤に向けては日米中の政治的駆け引きが激化して、東京がとんでもないことに。
国粋主義っぽい政党も出てきて、予見的であるようにも思う。

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

近未来の東京を描いた話。本格派ミステリーではないので謎解きはちょっと単純だけれども、ああこんな未来は起きうるなーと思わせる内容でした。最後のエピソードでそれまでの伏線を回収していて、かつ次のシリーズに繋がる終わりかただったのが良かったです。

原作は英語で書かれた連作だけれども、翻訳が自然で読みやすかったです。

あと読みながらこれはネトフリとかWOWOWで連続ドラマ化されそうとかドラマ化された光景を頭に思い描きながら読んでいました。

ドラマ化されるとしたら自分のイメージではこんな面々です。
都 木村文乃
エマ 藤間爽子
西村 北村有起哉
賢介 岡田将生

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2022年11月03日

Posted by ブクログ

西側が中国に侵略され、東側がアメリカの管理下に置かれた東京を舞台に、日本の警察官と米軍人の女性バディが事件に挑む連作形式の近未来SF警察小説。三国間の政治的バランスや電脳ガジェット<スリーヴ>など、設定そのものは魅力的なのに、如何せん肝心のストーリーラインが弱過ぎる。謎解きのカタルシスは全くなく、犯行理由もあまりにワンパターン。物語やキャラクターが設定に負けてしまったら流石に本末転倒だろう。次巻は外交政策メインになりそうで尚更期待薄。同社刊「ヨーロッパ・イン・オータム」が面白かっただけに期待し過ぎたかも。

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2022年11月27日

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