【感想・ネタバレ】マンガで読む 学校に行きたくない君へ 不登校・いじめを経験した先輩たちが語る生き方のヒントのレビュー

あらすじ

人生に「正解」なんてない。宮本亞門、サヘル・ローズ、山田ルイ53世、田口トモロヲ、内田樹、町田そのこ、キンタロー。らは、不登校・いじめを経て、どう自分の生き方を見つけたのか。ロングセラー『学校に行きたくない君へ』の姉妹編。子どもの不登校を経験した親御さんのエピソードも収録。すべての漢字にふりがな付き。

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Posted by ブクログ

最近、いろいろな人と出会う機会が増えた。
フリースクールで子供たちをみている人、病院の小児病棟で子供たちを支えている人、児童虐待に取り組んでいる人、里親制度に取り組んでいる人。

大人は自分で出来ることが多くなるけれど、子供が出来ることは本当に少ない。
子供は社会で守るべき存在だと思う。

学校に行きたくない子供たち。
学校に行けなくても、生き方はいろいろあることを教えてくれる。

こういう本の存在意義は大きいと思う。
よい本でした。

でも、ここに出てくる人たちの悩んでいた時間が長すぎる・・・
もっと早くに解決出来るようになってほしいものです。

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2022年08月30日

Posted by ブクログ

友達におすすめされて読んだ娘が、「ママも読んでみて」と私にも勧めてきた一冊。とりわけ読書におけるおすすめの連鎖って楽しい。
不登校やいじめを経験し、学校に通えなかった16人の語り手の過去と現在が漫画になっている。

もちろんそれぞれ別の苦しみがあって、乗り越え方も一人一人違うのは当然なんだけど、"学校に行きたくない君へ"、伝えたいことはきっと同じなのだ。
学校に通えずつらかった経験も、思うような人生を歩めずもがいた日々も、すべてが今の、大人になった自分につながっている。すすみたい道を見つけられた今の自分が好きだから、それらの過去もすべてかけがえのない宝物だと思える。

私も同じ。でもあの頃はそう言う大人が嘘を吐いているように思えて、到底信じられず綺麗事だと切り捨ててきたけど、でも本当だった。
あの頃に素直に信じられていたら、もっと早く柔軟に自分とも世界とも対峙できていたとは思うけど、結局そうできなかった、してこなかった自分のままだったから今の私がいるとも言えるし、結局は堂々巡りなのかもしれない。
けれどこの本は、そういう子どもたちに対しても頑なにならせず、静かに寄り添い信じさせてくれる本に思えた。
孤独な不登校の子に「君は一人じゃないよ」「同じ経験をしてきたよ」「心配いらないよ」とそっと包み込んでくれる、こういう本があることが嬉しい。娘たちが自分から読んでみたいと思ってくれたことは幸運だった。

子どもが不登校で、不安や悩みを抱える保護者にとっても、きっと大きな支えとなる本。
"学校に行けない"ことは大した問題ではないのだと理解したくても、どうして通えないのか、通わないまま大人になったらどうなるのかと将来の全てを悲観してしまいそうになる。たかが学校、されど学校。
私も、もし娘たちが今後とつぜん学校に行きたくないと言ったとき、忘れずにいたい気持ちや考え方が、この本には詰まっている。
寄り道をした分だけ、新しい出会いや経験が増える。自分が何をしたいか、何ならできるか。
学校に行くことよりも、楽しく幸せに過ごせることが何よりも大切で、我が子の笑顔こそが唯一無二なのだ。

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2024年01月10日

Posted by ブクログ

載っているエピソード自体は
心が動かされるものも様々あったが、
エピソード数が多い分、
一話一話の展開が早急過ぎて
少しノリきれない部分があった。

0
2022年11月03日

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