【感想・ネタバレ】改訂新版 障害のある子が「親なき後」も幸せに暮らせる本(大和出版) ダウン症の娘をもつ「相続のプロ」が明かす財産管理のしくみのレビュー

あらすじ

【30年後、私たちが死んだら“うちの子”どうなる?】起こりうる困難を先読みして作った「親心後見」のしくみと、将来にわたって妻と子が安心して暮らせるお金ののこし方。「親権をつかって任意後見契約をするアイデアは目からウロコ」「もっと早く出合いたかった」「今の制度の問題点とそれをどう乗りこえるかがよくわかる。現状の最善策」「『親は子どもの未来をあきらめるな!』と著者が熱いエールを送ってくれている」「親はもちろんのこと、障害福祉に携わる方にも読んでほしい」――などと多くの賛同の声が寄せられた旧版を、契約には特別代理人の関与が必要という2022年1月の見解に基づいて改訂。18歳成人による影響とその対策も提示。財産対策の方法を説くとともに子を本当に幸せにするしくみを問う。

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Posted by ブクログ

ダウン症の娘さんがいる相続のプログラムである著者が、他の専門家と共に導き出した、親亡き後にも障害のある子が幸せに生きるための最適解が詰まっている。
知的障害のある子が成人する前に、親が任意後見を進めておかないと、子どもが日々の幸せのためにお金を使うことができない可能性があるとは知らなかった。
知的障害のあるお子さんがいる保護者は、高校生になる前くらいにはこの本を読み、準備を始めることを心からお勧めする。

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2024年10月25日

Posted by ブクログ

後見人制度とは、医師判断能力がない人の契約手続きなどを後見人が行う仕組み。

①法定後見人、、家庭裁判所がきめる。こどもが成人していると親権を行使できないので家庭裁判所で決められる。司法書士など法律の専門家。
②任意後見人、、被後見人の意思で決められる。

〜その他〜
後見人が法律の専門家でないと後見監督人をつけないといけない。
後見人が管理する資産が増えれば増えるほど後見人への報酬は高くなる。被後見人の資産から後見人に1年に1回報酬が支払われる。

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2023年11月04日

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