感情タグBEST3
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6つの短編集。「上映が始まる」が一番好きです。
すべて大学生が主人公で、映画や写真、天文に小説と、どっちかというと文化系の趣味を持つ若者たちのお話でした。
ボーイミーツガールなお話もあれど、(自分はそういう話が好き)恋愛だけじゃなく、お互いに意識し合い認めあい・・・みたいな、良い青春小説を読ませて頂きました。面白かったです。
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表紙に惹かれて、初めての作家さんだったが読んでみました。王道ではなくSFが少し混じったお話が多く、短編が少しつながってる?のも面白かったです。出会によってその後の生活が変わる共感できるところも良かったです!
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“青春とスイッチ”
どこか青春を予感させる。
キラキラした青春物語から、
ちょっと不思議なSFちっくな物語、
思春期を思わせる物語。
「青春」はその場に存在している。
作品のちょっとしたつながりを見つけた時の幸せは、
鯨井さんが私たちにくれた勇気のおすそ分けだと思うことにした。
「ブラックコーヒーを好きになるまで」が一番好き。
周囲にリア充感を誇示することにとらわれる大学生。
ストーリーに載せるために行動することも間々ある。
自分にもそういう価値観が存在している。
その行動自体を否定するわけじゃなく、自分のものさしがあればいいと言ってくれる。
でもね、私は自分のものさしをどこかに忘れてきたみたい。
上手く魅力を伝えられないけど、読んでほしい。
これからも鯨井前線を追いかけたいと思う作品だった。
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2023初読み
ゆうきくんが読んでいたのを思い出して
ブラックコーヒーを好きになるまで
と
燃
が好き
誰にでもある綺麗じゃない気持ちとかかっこ悪いところを描き出して自分で気づいて変化していくっていうことを書くのが上手な人だったな
短編は最近どれが好きか書いておいて
読み直した時に感想が変わっていたら面白いなあと心がけることにしている
今年も沢山読む
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若さ溢れる感性で書かれた鯨井あめさん初の短編集。ちょっとSF寄りな青春小説という感じ。全て独立した話が6編収録されている。個人的に好みだったのは「上映が始まる」と「ボーイミーツガールアゲイン」の2作。特に「上映が~」は早い段階でタイトルの意味が分かったのだが、前半の振りが後半で見事に効いていて良かった。加えてさらにあるギミックが施されており物語に深みを持たせている点も素晴らしい。好きな題材ということもあるのだが、男女の青春が恋愛だけでは無いと著者に言われている気がした。今年の短編ベスト10には入るな。
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6つの短編集。全てに恋の始まりっぽい、青春を感じさせる恋愛要素あるが、恋愛だけでない複数スパイスがそれぞれの話で効いていてとても優しい気持ちで読めた。毎日少しずつ、癒やしのための読書したいひとにオススメします。
最初の「ブラックコーヒーを好きになるまで」の主人公の性根にイラッとさせられ、なんか期待はずれか?とおもったけど、最後の2つ(「燃」「言わなかったこと」)が個人的にはものすごく好きでした。
内容にまずいところはないけど、中学生以上が向いてます。中学生は読むとはまる子いそう。
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鯨井あめさん、エモいものを書かせたら今のところ敵なしだと思う。
短編集だからこそ本当に鮮やかです。
「きらめきを落とした」という書き出しから始まる、『ボーイ・ミーツ・ガール・アゲイン』が1番好き。
新しいタイムリープものの『主人公ではない』も、すごいです。タイムリープものをこう使うのか〜〜天才か〜〜!!となります。
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こんなにもすんなり読めた物語は初めてです。魅力あるショートショートと言っても過言ではありません。6編、感動ありユーモアあり心を癒す特効薬的効果もあるかもしれません。あなたもどうぞ読んで楽しんで下さい。
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短編集。大好きな猫が表紙に描かれていたので手に取ってみた。
20代の学生さん色々な人、それぞれの悩み、打ち勝つことの出来るヒントを得た作品集。SF作品もありパラエティー。
どのストーリーも恋の一歩前進的な初々しさあり。これから何か展開するのかと想像されるところで完結される短編集。
内容的に、私のような中年向きではないかも。
個人的には、『上映がはじまる』が良かった。
他、猫の表紙が気になるきっかけからなる
『ボーイ ミーツ ガール アゲイン』も猫様登場していい役割していた。
Posted by ブクログ
「きらめきを落としても」全作品がこのタイトルに集約しているような短編集です。
どの短編も読みやすく、難しく考えずにすらすらと読める作品たちばかりです。
特に「主人公ではない」がとても面白く、読んでいて胸も苦しくなりました。
ほんの少しタイミングや何かが違っただけで、今ある人間関係や自分の大切な人は存在していないのかもしれない。
いくら願っても主人公ではない自分ではどうしようもない・・・
ただ「きらめいているだけではない」作品も含まれており最後まで様々な感情を呼び起こしてくれる作品でした。