あらすじ
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ある日、アパートが火事になり、仲良しの男の子を助けるために、ライオンのじんざは火の中にとびこみましたが・・・。
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Posted by ブクログ
くもん教材からの娘のリクエスト本。
表紙のライオンの目力がすごいなと思って読みました。
表紙と同じ顔が描かれたページには、男の子と会話してジンザの体に力がこもり、目がぴかっとひかったシーンと、夜更けに男の子のアパートのあたりが燃えていることに気づいたシーンが書かれています。
どちらの顔でしょうか。
こういう展開の本だとは思わず、読後は胸にぐさりと太いものがささった気分です。
Posted by ブクログ
ライオンのじんざと男の子のお話。
じんざの優しさと思いやり。
そして気高さ。
彼は今頃、いつも見ていた夢の中にいるのでしょうか。
郷愁・・・空を見上げたくなる絵本です。
Posted by ブクログ
おはなし名作絵本16。
もう若い頃のように動けなくなったライオンと、ライオンが大好きな少年の感動物語。
ライオン思いな調教師の存在も捨て切れません。ラストは物悲しく、涙を誘います。
Posted by ブクログ
目がぴかっとひかった。
生きる力と情熱がなくなってきている今日この頃。このライオンのように、何かに力を貰いたい。
犠牲を押し付け合う小説を読んだあとに、この本を読んだので、リセットされた。けれど、やっぱりライオンはかわいそうだな。
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天翔る輝く黄金
少年時代にサーカスのライオンをみた作者が、年老いたライオンをみて感じた想いが含まれた作品。
〜積読〜
寒い風をはらんだテントがハタハタと鳴って、サーカス小屋は、まるで海の上を走るほかけ船のようだった。
という表現に、まさに二つの情景が思い起こされる。このような文章表現に感動を覚えました。
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「それでも、おきゃくは いっしょうけんめいに 手を たたいた」
泣きました。ライオンと少年の思いに泣きました。おいぼれたライオンとサーカスの衰退と。いろんなことを考えさせられました。(12分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #サーカスのライオン #かわむらただし #斎藤博之 #ポプラ社
Posted by ブクログ
小学三年生の娘が音読の宿題があるからと、教科書を広げて読み出したのがこの話だった。
ジンザ。そう言えは昔読んだことがあるなあ、と懐かしく娘が読むのを聞いていたが、
『今日はここまで』といい所でやめてしまった。
ちょっと貸してくれよ、と娘に頼み教科書を受け取ると、その先を読み進んだ。
チョコレート、あんまり好きじゃないけど食べちゃうあたりから、何となく結末も思い出してきて、
読み終えるとついつい涙腺がゆるんでしまった。
こうして懐かしい話に会えるのは、本当に嬉しいものです。教科書、やはりあなどれません。
Posted by ブクログ
ある書評であまりよく書かれていなかったので、読んでみた。その書評はもう手元にないが、子どもに向けたメッセージとして不適切、という内容だったかと思う。
人生の終盤に、命を懸けられるものに出会った…それだけでじんざは寂しさや疲れや諦めといった負の感情から逃れられたのではないか。
自分も人生の折り返し地点に来たせいか、じんざに自分の将来を重ねて見たのかも。
命を投げ出すことを美化するのは好きではないが、自分の命を投げ出して孫を救うことができたら、きっと私は不幸には思わないだろう。そういうことではないだろうか。