【感想・ネタバレ】ミュージカルの歴史 なぜ突然歌いだすのかのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

演劇学のガイダンスでおすすめされていたので読みました。そもそもミュージカルの元となったオペラはずっと歌うのが普通だった、セリフを言うのがむしろ変わっていたという学び。劇場でミュージカルが観てみたくなる一冊でした。

0
2024年06月01日

Posted by ブクログ

ロックンロール→ロックの台頭
音響技術の進化
市民オペラと市民ミュージカルの違いについて
ハンズフリーでもマイクロフォンを使っていれば既にオペラではないような。

0
2022年12月11日

Posted by ブクログ

オペラ、オペレッタ、ミュージカルの歴史が概観できる。なぜ突然歌い出すのか、という問いかけが最後まで効いていて、面白く読めた。

大西洋を挟んだヨーロッパとアメリカの演劇・音楽のトレンドの変化、発信・受容の歴史はもっと深く知りたいと感じた。ロックが生まれてからのミュージカルの変容・復活あたりは読み応えがあり。

根っこにあるのは、人間の喜怒哀楽をいかに表現し理解・共感するかというテーマ。ギリシャ、ローマから続く普遍的なテーマだよなぁと確認し、満足感を得られた。

0
2022年07月16日

Posted by ブクログ

そう、ミュージカルって突然歌い出すんですよね!
でも私はそれが大好きです。
Sound of musicなんて大好きだし。
歌が良いと、全てがよく思える。
レ・ミゼラブルは映画でしか観たことないけれど。あの歌が聴こえてくると、心躍りますね。
今度、舞台観に行きたいなー。

0
2024年01月05日

Posted by ブクログ

ミュージカル好きにはたまらない本。特に音楽に着目し、ミュージカルの形態の変遷の歴史を辿っていく。

ひとえに「音楽」といっても、その目的や形態によって、全く違う印象を観客に与えることがわかる。「フレーム内の音、フレーム外の音、オフの音」、「独唱、重唱、合唱」、「裏声か地声か」etc…

「ショー」的なミュージカルにおいては、観客は「突然歌い出す」ことは当たり前のものと享受する。時代を経るにつれ、一貫したストーリーがミュージカル界においても重要視されはじめ、台詞世界のリアリティと歌の世界のリアリティとを、雄弁なアンダースコアによって「統合」し、「突然歌い出す」違和感をなくしていくようになった。

ミュージカルというと、「アメリカ」「ブロードウェイ」という印象が強いが、実はアメリカ社会に突然生まれたものではなく、アメリカと、オペラ等のヨーロッパの歴史と文化を背負っているというのは勉強になった。

頭の中にこれまで観た様々なミュージカルの音楽を駆け巡らせながら読んだ。またNYでブロードウェイ見まくりたいな。

0
2023年03月25日

「雑学・エンタメ」ランキング