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Posted by ブクログ
阿部寛さんのファンの私は早速映画を見に行った。いい曲がたくさん演奏されていて、良かった!
あまりの暴逆ぶりに刑事部から音楽隊に異動を命じられた成瀬。家族もバラバラ、移動先にもなじめず、八方塞がりだったが、徐々にドラムに取り組むようになり、ある日の春子とのセッションから音楽の楽しさに目覚める。映画ではあれよあれよという間にドラムが上手くなってしまったが、本ではその努力の様子がよく書かれていて、良かった。
初めての演奏で上手くできず、落ち込んでいた成瀬に「演奏はまだまだだけど、〜あなたのドラムからは勇気をもらえる」と励ましてくれたハツさん。成瀬が詐欺事件の犯人を強く主張していたが、却下されて音楽隊に左遷されてしまったが、それをちゃんと捜査していれば、ハツさんも殺されずに済んだかと思うと悔しくてならない。
警察バッジを置き忘れて警察官として失格だと落ち込む成瀬に、春子が「私達はチームです。誰かが音をミスってもまわりがカバーすればいいんです」と微笑む。このあたりから成瀬は変わってきたように思う。自分の悪かった点を素直に謝れるようになる。こう変われるのは凄い!そして、音楽隊が変わる原動力になっていく。
ハツさんの言葉で生き返った成瀬。そして音楽のおかげで変わることができた成瀬。言葉って、改めて凄い力があるのだと思った。私も言葉をさらに大事にしていこうと思った!映画も本をおすすめです!
Posted by ブクログ
感想
面白かった!仕事にすべてを捧げてきた男がそこからどのようにして気持ちを切り替えて立ち直ったのか、仕事とどのように向き合うのか考えさせられた。
映画も見てみたいな
あらすじ
成瀬は刑事人生30年、犯人逮捕に全てを捧げてきた。アポ電強盗事件を解決すべく行き過ぎた捜査を行い、内部告発により、音楽隊への異動を言い渡される。
警察に音楽隊など必要なのか?演奏会の失敗や隊員との衝突、家族との歩み寄りなどを経て、音楽と向き合う決意をした成瀬は、緩んだ音楽隊を変えていく。
Posted by ブクログ
映画ではわからない成瀬の心のうちを少しだけ知ることができる。ただ、個人的にはもっと心情描写が多い方が嬉しかった。春子とのセッションが成瀬にとって大きな転換点になったことは映画だけではわからないと思う。でもどちらも好き。