【感想・ネタバレ】死神と天使の円舞曲（ワルツ）のレビュー

知念実希人

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最高級に面白かった。すべての関係なさそうに見える伏線が最後には繋がり、１気読みするしかない作品。涙無しには読めない。
レオもクロもどちらも生きる目的を教えてくれていると思う。大事な人、約束、親（名前）、食べ物生きる目的は何でもいい。そういうことを作者は伝えたいのではないか。

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死神シリーズ。クロはある時、絶望に囚われ自殺しようとする男を見つけた。一方でレオは、同じく絶望に囚われ死にゆこうとする女に出会う。彼らが「地縛霊」になるのを阻止するためにその未練を解き放とうとするクロとレオ。やがて二匹は、街に降りかかろうとする大きな危機に立ち向かうことになる。ハートウォーミングでスリリングで、とてつもなくキュートな作品です。
「優しい死神の飼い方」「黒猫の小夜曲」はまず先に読んでおいた方が良いです。そしてその両作品を読んだ私は圧倒的に猫派なので、当然クロが大好き……でもレオも何ともいえず愛らしくて甲乙つけがたい、って思っていたのですが。なんと両者協力＆共闘ですよ！　犬派も猫派も楽しめる、一度で二度おいしい作品なのです。素敵すぎる。
もちろん可愛いだけではなく、「未練」を解消するための謎解きも素敵だし、今回現れたとてつもない敵と対決するシーンは手に汗を握ります。なんてとんでもない展開なんだ！　あのおぞましい「奴ら」の真相が判明したことにもぞっとしました。そういうことだったのか。
そして今回の読みどころは、院長の活躍です（笑）。院長素敵すぎます。まさかこんなキャラだっただなんて！　一気にファンになってしまいました。

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知念実希人先生が書く本の中出このシリーズが一番好きです。
前回から期間が空いていたのでシリーズの登場人物とか雰囲気とか覚えてるかな？って思って読みましたがちゃんと覚えてました。
暖かいストーリーとミステリー要素がうまく絡みあってとても読みやすい本です。

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ほぼ2日で読み切ってしまった本当に大好きな話.
知念実希人さんが医者だからなのか医療の内容もわかりやすくてすんなり入ってくるしなによりも本当に読みやすいからあっという間に読み終わっちゃう.
毎回対抗心メラメラのレオとクロが今回は仲間として一緒に戦ってたり物事を進めていたのが本当に好きだった..
登場人物的には辛いことが重なりまくって残酷だったりしたけどそれを地縛霊にならないように一生懸命解決していく2匹は本当に刺さりまくる.

2匹にとって大切な友達のことを忘れずにそれを繋げていくような作りなの本当に泣けるし感動する.
大好きな知念実希人先生の死神シリーズ これにてひとまず【完】

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知念さんの作品に触れたのは、死神シリーズが初めてだったなあ。もしかして…でも…やっぱり…いやいや…うーん死神シリーズは終わりかしら。私もいつか人生を真っ当したら、レオやクロみたいな「天使」に連れて行ってもらいたい。

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最高です。
1作目も2作目も感動できるいい話でしたが、3作目のこの本は涙が出ました。本当にいい話です、感動出来ます。

よくある結末といえばその通りかもしれませんが、そこに行くまでの山あり谷ありの物語に惹きつけられました。
読む手がなかなか止まらず、キリのいいところで止めるのが大変でした。

最後に少し気になるのが、レオとクロの名前を間違えてないだろうか？というところでしたね。確証がないので、私の勘違いの可能性が高いですが。

とてもいい話だったので、是非シリーズ全部読んでいただきたいですね。

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死神シリーズ第三作。7年もたつと大事なシーンがかなり抜け落ちているのがとてももどかしく。それを差し引いても余りある独特の空気感。2人のいや２匹の掛け合いが最高でシュークリームやお刺身でとろけそうになっている姿は何度も笑ってしまった。妙に高飛車なのも、ユーモラス。
ちょっとした行き違いで人の運命はこんなにも狂ってしまうものなのだろうか。どこかで気持ちの修正をかけている死神さんがいてくれるのもかもね。この際もう一度黒猫の小夜曲は読んでおこうと思う。

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死神シリーズ3作目。タイトルからもわかるように、レオとクロの共闘でした。前作と前々作を読んでいるか否かで思い入れがかなり違うので、ぜひ読んでみることをおすすめします。さて、今作もハートフルな物語の中に、ミステリー要素もあり、非常に楽しめました。最後はどうなるかと思いましたが、やっぱり人間も捨てたもんじゃないですね。

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ネタバレ↓


犯人が人間という固定観念があったので犯人の正体には度肝を抜かれた
人間という生き物の在り方を人間ではない存在からの視点で語られるのも面白かった。
超常的な存在が人間臭いのも面白いし、サスペンスとしても先の展開が読めなくてよかった。

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１冊目のレオと２冊目のクロが力を合わせて事件を解決する３冊目がこれ。
と、簡単に書いたけど、よくこんな展開考え付くなっていうくらい深くまでお話が練ってある。基本の設定は相変わらずぶっ飛んでいるけれど、途中からそれを忘れてのめり込んでしまう。
最後、続編を期待させる形になっているが、果たして、続編はあるか？

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高貴な霊的存在の『道案内』であったレオとクロは、『未練』を持って死んだ人間が、「地縛霊」になるのを防ぐため、実体を持って地上に降ろされた。
レオは黄金色に輝く毛並をもつゴールデンレトリバー、クロは漆黒の毛色の美しいクロネコ。2匹は、『我が主様』のもとで『道案内』に戻りたいと願っていた。
しかし、大切な友人達や、しゅうくりぃむ、おしゃしみと出会い、何かが変わってきたような。
同じ立場であるはずのプルートは「こんな醜い鳥になって地上に堕ちたこの姿は、本当の俺じゃない。この肥溜めのようなこの世界で…」と我が身の不幸を恨んだ。
人間も、獣も、神も、己の考え方を変えれば周りの世界は変わって見えるのだね。

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死神シリーズ第3弾
クロの物語、レオの物語、クロとレオの物語という構成になっている。クライマックスの部分について、クロとレオが果たすべきこと、奴らの正体等、伏線を回収できるため、本書については、第1.2弾を読んでから読むことを勧める
涙は必須！死神シリーズは最高に心暖まる物語である

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第一部はクロ、第二部はレオ、第三部は二人（匹？）の視点。美穂が東京に行かない理由はすぐわかった、大河何してんねん。三部の犯人もすぐ分かる、でもなぜそうなるのか、と読み進めあ、そう考えたのかと。最期はファンタジー。レオとクロが帰ってきて良かった。完結なのかな？もっと読みたかったな。

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズものらしく、最初から読んでいたらもっと感動…というか思い入れが深まったのかも？

とはいえ、シリーズ読んでいなくても楽しく読めた。
読んでから暫く経つので詳しい感想は書けないが、猫と犬の掛け合いが楽しく案外ほのぼの感がある。

[ブクログ · ★★★★☆]

初めて知念実希人さんの作品を読みました。
切ないところもあり読みやすい作品でした。
シリーズの３作目から読みましたが、１、２作目も読んでみたくなりました。
次は２作目を読もうと思います。

[ブクログ · ★★★★☆]

今までの2冊の続編ということでそれぞれの内容が入っていて面白かった。ただ前の2冊と比べて先を想像しやすい気がなんと無くしたため星4

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズ物ということもあり、前作を読んでおくとなお一層話がスッと入ってくる。前作の中で、天使と死神は人間たちがどう呼ぶかで決まるといった内容があった。今回の中で、実は天使と死神も紙一重、意思がある存在は善人にも悪人にでもなれる展開が後半にあった。それもそのはず、天使も死神も人間が想像した存在なのだから。知念先生のシリーズ物で、こちらは大きなどんでん返しやハラハラは少ないがどこか気づきや人間とは？というところを考えさせてくれる、今回もそんな物語だった。

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズ3作目。今度は犬と猫タッグを組んで事件解決。喧嘩するけど仲良し。最後はちょっとやり過ぎたかと思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズ3冊目。

今回も、なんだけど。
なんだか未練を残す人達の思い込みがすごくて
モヤモヤしながら読んだ。
追い込まれると人はこうも自分の思い込みから逃れられないものなのかと。
それでも最後はスッキリほっこり終わった。
レオとクロ、いいコンビだな♡
愛がたくさん。

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズ3作目。連続放火事件によって消失したある家、そして事件の真相とは。
犬派も猫派も両方楽しめる親切設計なのが嬉しい作品である。
動物、もとい霊的存在なのだが、彼らの活躍と謎解きが実に絶妙なバランスで成り立っている。動物好きも推理好きもぜひ。

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死神シリーズの第三弾。相変わらず内容は面白かった。ただ、構成はこれまでと変わらず、一作目二作目と比べると少しマンネリ感が強かったように思う。ラスト上位存在の秘密について明かされたのは、シリーズを追った身としては嬉しかった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

死神シリーズ第三弾。
今回はクロとレオが力を合わせて事件を解決していく。

途中まではいい感じに進んでいって
離れても薄れない2人の愛情とか、親子の絆とか、従兄弟の裏切りとか
読んでいて面白かったけど
ラスボス？黒幕がレオとクロの同僚であるプルートってなった瞬間に
えー、そっちの展開ー？ってちょっと残念だった。
人間との関わりが面白かったのになー。

でも、まあクロとレオが復活してくれてよかった。
次回作もあるのかな？

[ブクログ · ★★★☆☆]

前作を読んでいるので物語の世界にすっと入ることができた。
二つの物語が一つに重なり合っていく形で、読み進めながら、頭の中でどんどん繋がりを見つけていくから楽しく読めました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

シリーズ三作目
犬と猫が出てきて、ミステリー要素もあるけどさらさらと読めます
でもなんだろうなぁ。私にはこのシリーズ、いつも話が壮大になりすぎるような気がして毎回やや不消化気味に終わります

いい話、なんだけれど
また次作が出たら読みたいとも思うんだけれども

[ブクログ · ★★★☆☆]

死神シリーズ3作目、このシリーズ好きやから続編めちゃくちゃ嬉しかった。動物の姿を借りた死神達が死に直面する人の未練断ち切り、地縛霊化を防ぐシリーズ。2匹の奮闘と人と心を通わせる様が心温まる。2匹の掛け合いが好き。

[ブクログ · ★★★☆☆]

犬と猫の身体に封じられた死神達が、魂を導くために不可解な事件の謎を解くために奔走する物語。

このシリーズ、波長が合うのか、多分こうだろうなが次々当たる。安心してゆったり読めるところがいい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

クロとレオがそれぞれ未練を救った人間が残した、愛の形。その子が死神の餌食になる。
クロとレオは協力して死神から子供を守る。
天使ですら魂を汚し落ちることがある、それに振り回される人間の話。

[ブクログ · ★★★☆☆]

死神シリーズの3作目。付き合っていた女性が病気で男と離れ離れで地元に残った。一人前のシェフになって地元に戻ってみると他の男とベビーがいた！
よくあるドラマのような展開だったが、その続きを読むと実態が明らかになる。クロやレオの活躍でジエンド。

[ブクログ · ★★★☆☆]

３部作。完結編？
１部と２部で登場する犬と猫が力を合わせて...
１、２部を読んでいないと訳がわからないかも。これらをまとめ読みすることをおすすめします。

[ブクログ · ★★★☆☆]

「死神」シリーズ3作目。1作目、2作目のレオとクロが力を合わせて、大活躍。
1作目、2作目を読んでいなくても大丈夫ですが、レオとクロがどうやって地上に降りてきたのか、どんな人たちと出会ってきたのかがわかるので、順番どおり読むほうがおすすめ。
黒幕はなんとなくわかるし、今回も前作同様、ちょっとご都合主義な話の展開、と思いながらも楽しんで読ませてもらいました。