【感想・ネタバレ】競争の番人のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

公正取引委員会の審査官、白熊楓は、聴取対象者が自殺した責任を問われ、部署異動に。東大首席・ハーバード大留学帰りのエリート審査官・小勝負勉と同じチームで働くことになった。二人は反発しあいながらも、ウェディング業界の価格カルテル調査に乗り出す。数々の妨害を越えて、市場を支配する巨悪を打ち倒せるか。ノンストップ・エンターテインメント・ミステリー!

先にドラマを見てしまったので・・・杏ちゃんと健太郎君で話が進んだ。ドラマは本に割と忠実だったので話の先が読めてしまったがそれでも楽しめた。小勝負君との恋は?先は無いのか?

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2023年06月12日

ネタバレ 購入済み

個人的に、とても読みやすかった。
最後はもっと違うものを期待していたが、まぁ社会人とはそんなものかと白熊ちゃんの今後に思いを馳せた。

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー、面白かった。一気読みしちゃった。すごいテンポがよくてスイスイ読める。公正取引委員会なんて初めて知ったよ。地域の名士に従って生きること。分かるわー。田舎特有というか。過干渉の母親とか優秀過ぎる男とか、ちょっと誇張され過ぎてる気もするけど、まぁ分かりやすい。最後はちゃんと悪が捕まってスッキリ。王様を失ったS地域がどうなるかは分からん。多額の寄付を受けていたところはまぁ困るんだろうな。ほんとお金って何なんだろうと思う。続編ありそうだなと思ったら、ちゃんと出てたわ。すぐ読みたい。

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2024年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

公正取引委員会の審査官である楓。北関東栃木での案件の担当になる。
しかし、聴取した男性は聴取翌日に自殺。
自分の聴取にミスがなかったか、もっと出来ることがあったのではないかと、後悔しながら同じ栃木の別の案件の担当となる。
ホテル業界と花屋業界のいじめや締め出し、不当な値上げ、取引制限など、一見外からは見えない闇。
楓は、頭脳が良きすぎるチームメイト小勝負とすったもんだしながら、事件解決に突き進む。

公正取引委員会、文章内にもあったが確かに一般人にはあまり知られていないお役所だと思う。
その職員たちがどんな風に摘発するのか、フィクションとはいえ垣間見れた事は、とても良かった。
楓の怒る時に怒りきれない感じには、時々イラっとするが、彼女も仕事でのミスや婚約者との破談や母親との軋轢を乗り越えながら、少しずつ変化して行くのだろう。

自分の知らないお仕事系の話は、面白い。

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2023年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

痛快さ、キャラ立ちはさすがと言える。小勝負なんて名字小説の中でも初めて聞いた。
中身は予想外にヘビー。確かこれドラマになってたよね。こんな重たいの?って思えるほど重たい。
運が無いから、現実は甘く無い、とはいえ甘さゼロ。サクサク進む分まだ読めた。グサーッとくる言葉も多い。グサっとくる分余計にヘビーに感じたのかな。競争の難しさと厳しさと怖さを痛感する。自分も競争は死ぬほど避けたくて苦手だ。
しかし、公正取引委員会ってこんなに立場的に弱いんだな。ニュースでもちょくちょく聞くし、企業がやらかした時に出てくるイメージ。ある意味自分にとっては、警察よりも威厳があるイメージだっただけに意外だった。
新しい作品の度に面白くなっている気がする。これからも楽しみだ。

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2023年07月27日

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