【感想・ネタバレ】データから真実と未来を見抜け! プーチンショック後の世界と日本のレビュー

あらすじ

いま何が起こっているのか——
世界はこれからどうなる?
日本はこのままでいいのか?

激しく大きな情勢変化を
見誤らないために!

核保有国で、国連常任理事国でもあるロシアが仕掛けた前例のない戦争——
対する、日本を含む欧米諸国の経済制裁は世界経済に返り血を浴びせる。
無力である国連に代わる、国際的安全保障の枠組みとは——。

日本経済はどうなるか、その処方箋は?
中国、北朝鮮の動向をどう捉えるか——

前例のない、激動する世界の中で、衆目を集めるニュースだけを垂れ流すマスコミに惑わされることなく、適切な判断ができるよう、
根本となるデータや原理原則をもとに高橋洋一氏が分析し、読み解いていく。

真実と未来を見抜く力を、
本書で備えてください。

【目次】
第1章
ウクライナ問題、日本人が知っておくべきこと
第2章 日本にもインフレは襲ってくるのか——失ってはいけないマクロ経済の視点
第3章 日本は「借金で破綻する」は本当か
第4章 有事の時代に、グダグダ岸田政権で大丈夫か
第5章 賃金上昇のカギは? 年金は?
第6章 日本の周辺諸国は何を考えているか

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Posted by ブクログ

持論が強めだが、しかし、名言というか名キーワードが光る。ただ、動画の切り抜きのようで、体系的というよりテーマごとに見せ場を作りながら書かれた雑記という印象。何より、プーチンショックをどこまで含めるかは分からないが、ウクライナ紛争はまだ続いている話だ。

SWIFT排除は金融核兵器。非核5原則、言わず、考えず、も加えるべき。しかし、核兵器シェアリングという考え方は重要。失業率が下がらないと賃上げは難しい。公的年金とは、生き残った人が死んだ人の掛け金を山分けする性質のもの、などなど。

新冷戦におけるアメリカの地位は相対的に落ちている。しかし現在の中国には有力な同盟国があまり見当たらない。上海協力機構は、中国、カザフスタン、キルギス、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタン、インド、パキスタンを抱え面積人口で世界最大の地域協力機構だ。しかし、本格的な軍事同盟とは言えない。日本の役割は重要だ。しかし、岸田政権は評価できない、経済政策を誤るな、というのが要旨。

一つ一つ、もっと深掘りして欲しかったのと、コロナ禍の話題が既に古かったのが、私の読むタイミングの悪さなのだが、残念。

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2024年02月24日

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