【感想・ネタバレ】高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本のレビュー

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Posted by ブクログ

 2022年度から高等学校において「情報」科目が必修化されるということなので、実際どういうことが教えられているのだろうかと思い市販の学習参考書を購入しました。1250円なのにフルカラーでイラストや図も多く、非常に読みやすい雰囲気の紙面の本です。
 本書は現代社会を支える情報技術に関し、主に次の3つの側面を取り扱っています。すなわち、現実世界の情報をいかにコンピュータで取り扱い(情報デザイン)、どのようにそれを扱ったり加工したりし(アルゴリズム、データの活用)、それをどのようにやり取りする(情報通信ネットワーク)かです。各テーマに関し、身近な問題を解決することを念頭に置いて、一歩一歩段階を進めながら理解が進むようになっており、いわゆる教科書的な体裁の本が読みにくい学生でも気軽に読めそうだと感じました。
 上記の体裁はそのままデメリットにもなっていて、あまりテキストとしての秩序を感じないというか、情報量が多く体系的なテキストの理解を助けるための相補的な本なのかなと感じました。表紙に「最初の1冊はコレ!」とありますが、そういうタイプの本です。

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2022年11月06日

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