あらすじ
不立文字。文字言語を辿る事無かれ。文字言語は単に真理に導く指針に過ぎない。直指人心。「心」即ち生命を生命たら占める機能をしっかり見極めた時。見性成仏。其れを以って「仏法」の確認とする。だとして此処までは、文字言語の世界。その理を踏まえて如何に生きるか。此処からが真の「仏道」が生命。仏陀・自覚者としての生活が始まる。禿 禺儒 合掌。
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匿名
読みづらい。
内容がどうこう以前の問題として。
・である調とですます調が入り交じる。
・一文の中に入れられる句読点の多さや感嘆符、疑問符の使い方に違和感がある。
・作者自身の感想や疑問、思索途中で結論がないまま終わる文章、突如の脱線や専門的すぎる注釈、関係のない一言コメントなどが散見する。
これらが初めから最後まで続き、非常に読みにくい。
内容について。
・(上記の書き方のせいで)どこからが『碧巌録』の内容で、どこからが作者の言葉なのか常に考えなければならならない。
・単純に読みにくく、何が言いたいのか分かりにくい。
・参考文献に『本の名前は忘れましたが~』などと書いて載せている。(あんまりすぎて、そういう書名があるのかと調べましたが、もちろんなかったです)
結論
・この本に目を通した後の感想が「碧巌録を読んだ人の個人的なメモ書き」なので、他人の意見を知りたいと言う人は価値を見いだせるかもしれない。
・単純に『碧巌録』を知りたい・読みたいと思った人には向かない。
つまり、自分としては無駄な出費だった。
唯一プラスになったことは、今後本を買うときには『作者の来歴』と『出版社がどこか』程度は確かめようと学んだことです。