あらすじ
◎本田健氏絶賛!
「すべての幸せがこの1冊に詰まっている!」
◎すぐ辞めたいと思った会社で勤続66年!
"世界一の先輩"が教える
長く幸せに働く63の秘訣
92歳で現役、私に定年はありません。
いつまでも好奇心を失わず、変化を楽しみ、
何歳になっても失敗を恐れない!
◎今日から変わる!
● どんな仕事も自分が主人公
● 今日頑張れたら、明日も頑張れる
●「すいません」を「ありがとう」にかえる
● 悪口をいうと「運」が逃げていく
● 休んでリフレッシュするのも仕事のうち
● エンディングはつねに笑顔
● BMWで足腰を鍛える!?
大阪のねじ専門商社に勤務する92歳の玉置泰子さん。
「世界最高齢総務部員」としてギネス世界記録に認定された現役総務課長だ。
1956(昭和31)年の入社から総務一筋、勤続66年。
「今日頑張れば、明日も頑張れる」の精神で歩んできた。
55歳で定年退職後、1年契約の再雇用となり、現在もフルタイム勤務を続ける。
かつてはそろばんやタイプライターで行ってきた業務も、いまはパソコンを駆使。
「私に定年はない。働けるかぎりは、いつまでも頑張る」と生涯現役を誓う。
上司の総務部長(49歳)が入社当時、玉置さんはもう65歳だった。
長く楽しく働き続けて、同僚たちはもはや家族のようなもの、仕事も楽しい人生の一コマだ。
改正高年齢者雇用安定法が施行され、
70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となったいま、
どうしたら仕事を楽しめるのか、そして幸せに働き続けられるのか。
世界一の大先輩が、手とり足とり教えてくれる!
【目次】
序 章 92歳で現役、私に定年はない
第1章 仕事ほど人を成長させるものはない
第2章 仕事のスムーズな進め方
第3章 コミュニケーション力を磨く
第4章 成長するための小さな習慣
第5章 いつまでも失敗を恐れない
第6章 上司の作法、部下の作法
おわりに 100歳まで現役で働き、エッセイストデビューを夢見る
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
100歳になったらやりたいことの件で、
なんだか泣けてきました。
比べれば、まだ47歳の私は、
将来の不安に駆られるばかりで、
情けなく…。
ご苦労も多々あったうえで、
常に前向きに生きてこられたのだと
思いました。
そして、前向きに生きればこうだよ!
という励ましも感じました。
経験者の言葉の重みは違うなと感じ、
些細なことの積み重ねはやはり大事なんだと
参考になりました。
Posted by ブクログ
当たり前のことが書かれている。
でも、ものすごく読後感がいい。
なぜなら、フィナーレを飾る「おわりに」が前向きさと儚さの入り混じった、著者本人の人柄に溢れた文章で締めくくられていたから。
本文や構成には編集者の意向も多分に含まれているのでしょうが、「おわりに」にはそういうものが希薄な気がします。
さすが!としか言えない
高齢者に対する色眼鏡を全て消し去ってくれる良書。
今迄のお年寄り像を勝手に思い込んでいる自分に気がつく。でもこれって社会全体がそうですよね。
しかも著者の日頃の教養が内容に表れており、凡事徹底のが大切さをしみじみと感じさせられます。しかも学歴や肩書に頼らない、ほんとの現場主義から発信されるビジネス書とも言えます。つまらないことで愚痴愚痴言う若者、そしてもう先はないからと諦めてる50代以上の勤務者にお薦めです。
Posted by ブクログ
書籍の帯に記載の通り「この本にすべてが詰まっている」というのが読後の印象。
会社生活のみならず人生において必要な考え方が盛りだくさん。それも具体的な事例をもって。
豊富な社会経験をもち、勉強熱心、新しいことに積極的に取り組む筆者の「幸せに働く」秘訣の多くは納得感の高いもの。シンプルであり、様々な書籍でも語られていることが多いが、改めて自分自身のチェックリストにもなった。
これが92歳の方が書かれてことに驚愕する。それほどに素晴らしい。コスパ、タイパともに最高。是非様々な人に手にとってもらい自身のWell-beingのためのヒントを得て欲しい。
Posted by ブクログ
内容は平明で分かりやすい。キチンと人に聞く姿勢もあるし本書にある「自分の言葉で説明できるようにする」は恐らく学習効果としてかなり高いし実践したい。読んでいると筆者の読書量が伺える。
90代前半でもクリアな知能とフェアな人柄なら仕事ができる事を示した良書だと思う。
Posted by ブクログ
積小為大
小さな努力の積み重ねが大きな成果につながる
高すぎない目標設定
読書をしよう
小さな目標を立てる
好奇心をもつこと そのためには読書、美術展、コンサート、知らない土地へ旅に、山登りで大自然
不得意なことを無理に伸ばすのではなく、得意なことを伸ばすことが成功への近道
Posted by ブクログ
書店でタイトルに惹かれて読みました。
好きなセリフ
・今日頑張れたら、明日も頑張れる
・今日は昨日の続きではない
・他人から強制されるとやる気は出ない
・ミスを起こさないのが最速の仕事術
・勉強はどうやって人に解説するかを考えながら理解を深める
・口より行動が1番伝わる
・話すことのベースは聴くこと
・聴き上手は話を被せない
・訊くは一時の恥、訊かぬは一生の恥
・自分以外はみんな自分の師である
・信頼できる人は人の成功を喜ぶ
・冷暖自知…水が冷たいか温かいかは、飲んでみないと分からない
・素晴らしい作品は古びず、長く後世に残る
Posted by ブクログ
印象に残った箇所については、以下のとおり。
【P22】5Sとは、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」という5つのSです。
【P29】凡事徹底のもっとも大きなメリットは、スポーツでも仕事でも、継続できたという自信につながるということ。
【P50】仕事をするうえで、私が長年信念としているのは、「ミスを起こさないのが最速の仕事術」ということ。
【P61】実際は、誰かに聞かれることがなかったとしても、仮に意味を問われたら、どのように解説するかを考えながら理解を深めておく。それによって、いっそう学びが定着しやすくなります。
【P94】問題は、マイナス思考をどうやってプラス思考に変えるか?いちばん簡単な方法は、「すみません」を「ありがとう」にかえることです。
【P146】失敗も成功も、終わったら一度リセット。私は、何事もゼロベースでスタートさせる「ゼロスタート」を長年のポリシーとしています。
Posted by ブクログ
本の中身としては、いわゆる初心者向けのビジネス本に載ってるようなことがたくさん載っており、はじめての自己啓発とか仕事術とかにはよいかも。
しかしこの本の凄いところは、そんなところではない。
92歳の女性が今もフルタイムで働いていて、それで且つ本まで出しちゃうという力強さを見れることである。
92歳(もはや年齢差別と言われても構わない)が、スマホのスケジュールアプリの話とか、昨日より今日の方が成長しているとか、組織のビジョンとか、往復2時間の通勤とか(バスと地下鉄は座れないこともしばしばって、周りは譲らんのかい!)果たして、私は同じ年齢になった時に言えるだろうか。
年を取ってもいつまでも成長したいと思う気持ちは持ってる一方で、「年をとる」って、せいぜい60,70位までしか想像してないと思います。
人生100年時代とはいえ、90歳超えてもそのマインドを持ち続けられるか。
これこそ、本当のチャレンジですごく勇気をくれる一冊でした。
Posted by ブクログ
この本に書かれている内容は仕事をする上での基本中の基本であり、ビジネス書にもよく出てくることだが、勤続66年の会社人生から語られる言葉には重みがある。
ライフシフトを実際に体現されている方。いい意味でストイックであり、自分の人生を生きていくには目標を持つことが大切だということを教えてくれる。
Posted by ブクログ
自分はお金目的で働いているのでその年まで働くことにぞっとしてしまうけれど、お金以外で生き生きと働く姿勢は羨ましい。年だからで諦めることをやめさせてくれる、なんでも興味あればやってみちゃおうという気にさせてくれる。
Posted by ブクログ
とてもシンプルな仕事の基本。でもとても大切なだなと思うことばかり。
92歳で現役で働いている、しかも勤続66年の方が書いているということに力をもらえました。
印象に残った項目
◇今日頑張れたら、明日も頑張れる
◇凡事徹底、なかでも掃除を重視
◇できない理由ではなく、できる方法を探す
Posted by ブクログ
66年間もの長い期間を現役で働いていて、とてもすごいと思います。
それはどんなことから来ているのだろうかというアンテナを立てて楽しく読めました。
創意工夫を加える力や、凡事徹底する姿勢、好奇心をもって色々学ぼうという力、ヨガや般若心経をやったり食生活で体や心を整える力。
色々な力が合わさって、長い期間ご活躍されているのがわかりました。
特に、参考にしたいことが一つありました。
『凡事徹底に気を付けていると、それがうまくやれていない時に、自分の心や体の異変に気づける』
当たりまえのことをしっかりやることが大事なんだと改めて思いました。
Posted by ブクログ
死ぬまで生き生きと働き続けられるというのは1つの目標なので、そういう意味では非常に説得力のあるこの本。ただ本人も言っている通り仕事一筋過ぎて、内容は結構肩肘張ったものになっている気がする。会社員はこうあるべきみたいな。
そこは少し価値観が違うかなとは思った。
Posted by ブクログ
90超えの現役社員のビジネス書とのことで、読んでみた。テーマは凡事徹底やコミュニケーション、好奇心などベーシックだが、それだけ基本は大切で応用が効くということがわかった。
パソコン導入よりも電卓導入のインパクトが大きいなど、時代を感じる話は興味深かった。
今読むと、リスキリングへの一介になるとも感じる。燃えるようでなくとも、いつまでも興味や情熱を大事にしていきたい理
Posted by ブクログ
総務課の仕事本かと思ったら、仕事のノウハウ本。当たり前のことを当たり前にやること、掃除を大事にすることなど、一緒に、働きたいと思える方。四限則①人の悪口を言わない②約束を守る③人の成功を喜ぶ④人を助ける。
朝新聞を読んで、見出しに説明できない字を見たら、調べて説明できるようにする。
Posted by ブクログ
経験に勝る知識なし
仕事の基本、会社生活で上手く行くためのコツについて書かれていて、一つ一つにとても説得力があって、でも身近に感じてスッと入ってくる。
経験からくる言葉は重みが違うなと感じた。
Posted by ブクログ
▼夢・ビジョン
・夢やビジョンを持たないことも「指示待ち人間」になる大きな理由だと思います。自分から率先して何かをするという発想が出にくいからです。
・夢やビジョンを明確にする第一歩は、好奇心を持つこと。触媒となってくれる好奇心を養うには、読書、美術展やコンサートで芸術に触れたり、知らない土地へ旅に出かけたり、山登りをして大自然に抱かれたりといろいろな方法があります。いつもと違う環境に身を置いて互換を刺激する事は、好奇心のスイッチを入れる一つのキッカケとなるでしょう。
▼その他
・「神様は私たちに成功してほしいなんて思っていない。ただ、挑戦する事を望んでいるだけ」:マザーテレサ
・謝らなければならないとき以外は、全部「ありがとう」というくらいでいい
・失敗は成功の母。失敗を成功に変えるためには、何があっても他人のせいにしないことが大事
Posted by ブクログ
「冷暖自知」・・水が冷たいか、温かいかは飲んでみないとわからないという意味で、何事もやってみないとわからないという意味である
なんか感銘してます!
サントリー創業者の名言「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」
守破離の守は師匠から教わった型を守ること。
破は教わった型をベースとしつつ、自分なりの研究と工夫を加えてそれを破ること、離は更なる研鑽と経験を重ねて、既存の型から離れて、全く新しいオリジナルなものを創造すること
Posted by ブクログ
内容はビジネス書によく書いてあるもので、特段目新しいものはなかったが、コラムの部分が面白かった。特に、BMWで通勤していると言うのが、バスとメトロとウォーキングというのは素晴らしい!ヨガと般若心経を続けているというのも参考になった。「冷暖自知」も心に留めておきたい。