感情タグBEST3
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世界各国の寓話とその解説が盛りだくさん。寓話を聞くと、すーと真理が心に入ってくる。大切なものがぎゅっと詰まってる。
その時々で自分を慰めたり、鼓舞したりしながらうまく使いたい
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「知識があるほど視野は狭くなる」
「自責思考」
「ある問題に遭遇したときの対処の仕方には二つの方法がある。一つは原因追究志向、もう一つは解決探索志向である。」
「小人閑居して不善を為す」
「悪魔との戦い、つまり「悪事への誘惑」との戦いは最初が肝心である」
「安定とはまったく変化しないということではない。大事な部分を守りながらも上手に更新を続けていくことである。」
「善に基づく友人は、決して道具ではなく、かけがえのない一人の人間である。」
「無いものではなく、有るものに目を向ける」
「自分は幸福ではない」と言う人がいれば、それは視線が理想だけに向いている可能性がある。
「ずっと走り続けることは良いことではない。しばらく走ったら休息をとり、自分の走りを見直すのが賢明である。」
こういう本が読みたかった。新しい物事の見方、解決方法などのノウハウを知れる良書。
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これまで聞いた事のある教訓をわかりやすく解説してくれている本です。
人生そんなに甘くないという戒めを再確認できました。
一読する価値はあります。
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イソップ寓話などは、人として大切な考え方を物語を通して教えてくれる。77の寓話が厳選された書籍。他の書籍で読んだことあるなと思うものも多い。それほど寓話は浸透している。「樽の中のワイン」という話が印象的。祝いの酒を準備しようと村人の全員が少しずつ樽にワインを注ぐことになった。祝いの席でワインを注いだところ水の味しかしない。村人全員が「自分1人くらい水を入れても大丈夫…」と考えた結果である。みんなのチームとは、1人1人が責任感をもってチームを支えているという気持ちを持つことが真意。こんな哲学が詰まっています。
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伝え方がいかに大切かということを改めて感じた一冊だった。自分に響く響かない以前に、身近なものや暮らしに例えた物語だから馴染みやすくそもそも耳を傾けられる。これをド直球にいきなり語られても絶対聞かないと思う笑 相手が興味を持つ話し方を学ぶという広義の意味で、ビジネスにも役立つと受け取った。物語によって色んな土地や人間が出てくるので、民族を越えた人間の普遍性も面白い。
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本質的なことを再確認するべく定期的に読み返したい本です。
なぜ昔の人は大事なことを寓話で残したのか?
登場させた動物の対話・行動などに例を借り、深刻な内容を持つ処世訓を印象深く大衆に訴える目的があったそうです。親しみやすい物語にしたほうがずっと覚えているから、というわけですね。
とはいえ何となく読んだり聞いたりしただけだと、ただの笑い話や怖い話になってしまいがちで、その物語の伝えたかった教訓を理解できていないことはあると思います。子供の頃、イソップ物語の結末から導き出される教訓をお母さんが解説までしてくれた記憶はなかった気がします。
本書は世界の寓話(ビジネス小話もあります)をテーマごとに集め、著者が寓話の解説や、著者の解釈を展開してくれています。仕事をすることや生きることについて参考になるお話がたくさんありました。上司や人生の先輩的な立場になったら、寓話を例に出して教えてあげられたら相手も印象に残るだろうなと思います。いかんせん寓話の数が多くて覚えられないですが。私は最近通帳をなくしたと言って嘆いていた母に、「【失ったものを数えるな。残ったものを数えよ】っていう話があるじゃん?」くらいに言ってあげようかと思います。
ちょっと残念だったのは、【寓話→寓話の解説→教訓・筆者の見解や補足など】という構成になっているようですが、【寓話の解説】がすっとばされて教訓しか書かれていないところがあり、寓話のどの部分がそれを意味しているのかどうしてもわからないところがありました。(No.51地獄 など)
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筆者の考察に納得いかない点もあったが、日常的に使えそうな寓話が多く面白かった
以下、お気に入り寓話
・オアシスの老人
・悪者揃いの家
・ひばりの引越し
・コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者
・堪忍は一つ
・ロバと親子
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さまざまな寓話から人生の教訓を読み解くお話。
全77の寓話から得られる教訓にあなたの人生も救われるかも。
人生は捉え方ひとつで良くも悪くもなる。
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短い寓話に著者の解説、解釈がついていて一話ごとによめる読みやすい本。
人生の生き方や美学について学びや気づきになった話が多かった。学んだ全てを一度に頭には入れられないので、時折本を開いて1章読み返す再読をしたくなる本。
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様々な寓話を通して、人生の教訓が学べる本。
知っていることや、そりゃそうだよね、というものが多かったが、あえて、自分なりの解釈を一つ一つ考察してみると、延々楽しめる本かも、って思った。
帯にもあるけど、スピーチやちょっとした小ネタの材料としても活用できる本。
一度読んで終わってしまうのはもったいない本。
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七走一坐=7回走ったら一度座る、
一日一止=一日一回は、立ち止まる。ずっと走り続けるより、考える準備する時間をつくる。
大きなツボには、大きな石から入れる=大事な予定から入れる
宮崎駿さん。仕事はたいてい、面倒くさいこととの戦い。大事なことはたいてい面倒くさい。面倒くさくない世界で生きていると、面倒くさいことはうらやましいと思う。めんどうくさい、が仕事のやりがいを産んでいる。
少しの気配りが仕事を生む。
鶏のから揚げ3個一皿を7人で三皿注文しようとしたとき、ウエイターが気を聞かせて、7個で作るようコックに頼むと申し出た。このウエイターは、一緒に働かないか、とよく誘われる。=自分のできる範囲で工夫、気配り、機智を加えることで、自分こその仕事に化ける。
お手伝い至上主義=お手伝い経験が仕事をする力を育てる。仕事は1を聞いて10をやること。
鶏コレラワクチンの発見=セレンディピティ=偶然がもたらす幸運な展開、だけでなく、偶然の出来事も逃さない創造心。
自責思考の人が集まった組織は当事者意識が高い。他責思考だと、問題を他人事として考えるため仕事が進まない。
みんなでやろう、と言っているうちは何もできない。他の人はともかく自分だけでもやる、という人が出てきて初めて始まる。
エレベーターと鏡=エレベーターの待ち時間に対する不満を解消するために、各階に大きな鏡を付けた。
死刑囚に、絞首刑か扉の向こうの刑を選ばせると、全員が絞首刑を選ぶ。死ぬ方法ですら、既知と未知では、既知のものを選ぶ。利益と損失では損失を避けることを重視する。
過剰な心配は有害である。はっきりとイメージされた未来は、実現可能性が高い。心配された未来を思い描くと実現しやすい。
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同調しない力、反逆する力、仲間と群れずに過ごす力、孤独に耐えられる力 ー全て強み
何より焦らず慌てず耐える力を持つこと
人間が人間に贈る最大の贈り物、それは『よい思い出』 ーガブリエル・マルセル(今道友信『人生の贈り物』)
今、あることに感謝し、最大限に活かす。
寓話から何を思うかって、人によって違うんだろうなぁ
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個人的に好きな話。
『双子の運命』
出来事に対してどう思うかは自分次第。
悪い環境で育って、環境のせいにして自身の運命を嘆く人と、その環境を反面教師にして、人に優しくなれる人。後者は自分で生き方を選択している。
『百万分の一の命』
波打にあげられたヒトデを海に帰している男に、「この世に何百万とそんなヒトデがいるから無駄だ」と伝えた。そしたら男は「いま海に帰っていったヒトデは心から喜んでいるさ」と答えた。
困っている人はこの世に数えきれないほどいるが、目の前の困っている人を助けない理由にはならない。
人間1人の力は決して無力ではない。微力なだけである。
この本で1番好きな話。
『こぶで有難い』
「ユダヤ人は足を折っても、片足で良かったと思い、両足をおっても、首でなくて良かったと思う。首を折ればもう何も心配することはない。」
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知らない寓話も多く、なんとな~く知っているものも改めて読めてよかった。解釈は人それぞれだし、読むタイミングによっても自分にささる部分は変わってくると思った。
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古今東西から著名な寓話や例え話を紹介している。
77選という事で種類も豊富で面白い。
選んだ方もかなり大変だったとその苦労が思われる。
と、寓話自体は大変良く、ためにも為ったが
著者による解説というか評論がいただけない。
クスっと笑って済ますべきような話もわざわざビジネスに
つなげようとしたり、正直白けることが多かった。
寓話自体は☆4 だったのでちょっと残念。
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勉強になった〜と思えるものもあれば、世界平和とか環境問題の話をしていて広げすぎ〜と思えるものもあった。
朝礼とか朝会とかスピーチする人、誰かを指導する立場の人はこの本の内容をネタとして持っておくと役立ちそう。
一つ一つの寓話と解説は短いけれども、300ページ近くみっちり内容が詰まっていて最初から最後まで読むのに時間がかかった。
テーマ別に章が分かれているので、気になるところだけ読む感じでもいいかも。
効率厨なので2人の商人のめんどくさいがやりがいはあまりしっくりこなかった。
正義の心と共同体のパートも綺麗な言葉が並べられすぎて、私には刺さらず。
コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者は読んでいてハッとした。
途上国と先進国は忙しさの質が違い、文明が発展するにつれて失われたのは落ち着きのある生活、人は道具などで時間を生み出したが、その時間を埋めるための何かを発明し、常に忙しくしているという話には納得。
私もついつい予定詰めちゃうから、余裕を持って過ごしたい。
他にも気に入ったものがあったので、自分用メモに追加しておく。
以下、自分用メモ。
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・視野を広げて多面的に物事を捉えよう
六親の盲人と象
・物事の良い面を見るか、悪い面を見るか
オアシスの老人、泣き虫婆さん、双子の運命
・知らないことの自覚こそ知識があるということ
無知の知
・思慮が浅いと大切なものを失う
夫婦と三つの餅、ラクダの頭
・簡単な仕事でも少しの気配りが自分の仕事を生む
仕事は1を聞いて10をやる
三杯の茶、2ズウォッティのモイシュ、靴のセールスマン
・揉め事で自分をいい人にすることは他人を悪者にすること
悪者ぞろいの家
・組織の殻を破るのは異質な人材
水槽の中のカマス
・相手を動かす
ゴーグルをつけろ、スープの石
・目的を理解して動く
三人のレンガ職人
・失ってから初めて大切なものに気づく
ファミリー・クリスマス
・準備が重要
頑張るきこり
・ダメだと言われ続けると挑戦できなくなる
象と鎖、カエルの登山、生クリームに落ちた三匹のカエル
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Posted by ブクログ
寓話がたくさん載っていて、全ては覚えきれないですが、2、3個は自分の視野だったり視座が変わるお話がありました。なるほどなぁと。
各人で刺さるところが分かれるかなと思いますので、その点で人によって評価が異なるかなと思います。
私は好きです。