【感想・ネタバレ】ささやかな背徳のレビュー

あらすじ

ある日突然、カロラインのもとに結婚話が舞い込んだ。悪名高いラザフォード伯爵が妻を探しているという。聞けば、彼は余命いくばくもなく、すぐに跡継ぎが欲しいらしい。何より金が必要なカロラインは、一も二もなく立候補した。相手が希代の放蕩者でも、結核に苦しむ弟のためなら、どんなひどい扱いを受けても我慢するつもりだった。だが、面接と称する場で初めて顔を合わせたとき、伯爵のあからさまな質問と執拗な視線に、カロラインは心底当惑した。

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Posted by ブクログ

微妙なところで☆3.5くらいの気分なんだけど。
余命わずかな放蕩者の伯爵×家族を守りたい女性(亡父は侯爵の次男)。時代はヴィクトリア朝。原題は "A Rose at Midnight" で、何故こんな邦題がついたのかは謎。
設定がかなり面白い。また横暴男の話が多いロマンス小説のなかではかなり誠実なこの伯爵の設定がいろいろうがってて(原因がアレというのはどうかと思うけど)長々と続く両片思いで、いろいろと思うところはあるものの最後はもちろんハッピーエンド。

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2011年05月29日

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