【感想・ネタバレ】蛙のレビュー

あらすじ

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動物学の立場からその特異な生態を描き出すとともに,和漢洋の文献資料を駆使して故事・習俗・神事・民話・文芸・美術工芸にわたる蛙の多彩な活躍ぶりを活写する。

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Posted by ブクログ

マイ、ベスト、カエル、ブック!
カエルの文化史研究の底本みたいな感じです。
カエル文化の論文などに、この本から多数引用されておることと思います。

ネットやらのない時代、これだけの資料をどうやって収集したのか、
すっごく気なるところですが、情報が多岐にわたっていて、
興味深いです。

生物のカエルを基本に文化・民俗を解説しているのですが、
結果、散漫になっているような気がします。

ご存命でらしたら、きっと、その後の入手情報を加えて再構築して
いただけるのでしょうけど、本当に、それが碓井氏の手で実現頂けないのがすごく残念。

カエルの民俗・文化史における最高の作品だと思います。

0
2012年06月01日

Posted by ブクログ

カエルのいろいろ
 ちゃんとToadとFrogを区別してゐる。
 蝦蟇仙人からのトードマスター体系があって便利。
 おフランスでも財布を「蝦蟇口」と言ってたといふ衝撃の事実に戦慄してゐたら、蛙さんは歌唱において「やがて手が出て足が出る」と間違った成長が書かれてゐるが、本作では、ちゃんとオタマジャクシから足が出て手が出る様が描かれてゐるなんぞが収録されてゐる。ををっ。

0
2018年03月24日

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