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Posted by ブクログ
テクニカル分析の基本でもある、
チャートの見方についての教本。
正直「上がりそう」「下がりそう」だから買う・売る
といった過去のチャートを予想しながら買ってました。
が、それよりも傾向を掴んだうえで売買する方が、
確率的には上がることを本書を読んで理解出来た。
あとは、実際のチャートを見て勉強したり、
購入している株に対して追加購入、利益確定といった
注文を入れるタイミングを身につけるといったことを
やってみてって感じですね。
【勉強になったこと】
・投資や投機はお金を稼ぐこと(キャピタルゲイン)
資産運用・管理は保有資産から収入を得る方法
(インカムゲイン)
→なんとなく自分は後者の方が割合多い気がする。
・新型コロナウイルスで起こった値動きは、
1年分の動きに相当するものがたった20日で起こった
ことに等しい。
・取引の基本は需給。
需要が多いか供給が少なければ値段は上がり、
逆に需要が少ないか供給が多ければ値段は下がる。
これは株においても同じ。
・ダウ理論
上昇トレンドは高値を更新し、安値を更新せず。
下落トレンドは安値を更新し、高値を更新せず。
・大きな流れを捉えるには、
複数のローソク足で高値安値に注目して流れを見る。
次にその流れが反転する兆しを探すために始値終値
にも注目することが大事。
・日足が下がっていても月足が上昇していれば、
上昇の大きな流れがあると言える。
・損切りラインは値動きに合わせて引き上げること。
上昇中に付けた安値の少し下に都度更新し、
ラインを上げることで下落した際にも利益確定が
出来るようになる。
→要するに損切りが発生する=上昇トレンドでは
無かったということでもあると理解した。
・ファンドの損切りラインは運用資金の30%。
個人投資家は10%程度を目安に定義すると良い。
・感覚的には上昇トレンドのうち、底から25%
くらいまではポジションを取れないケースが多い。
・長い時間軸がつくる大きな波が上昇トレンドなら、
一時的に短い時間軸で下げていても、下落の動きは
止まりやすい。
・一般的な波の周期(目安)
週足:半年から1年
月足:2年から3年