あらすじ
「医者の私は、まだワクチンを打っていません。重要性を十分に理解した上でも、接種を積極的に進めようとは思えないのです。それはなぜか。正確にお伝えしたくこの本を書きました」
「世界中でインド型のデルタ株が猛威をふるう今、3回目以降のワクチン接種をどう考えるべきでしょうか? 私は接種を受ける前に、抗体検査を受けることをおすすめします。検査の結果、抗体が十分にできている場合はもちろん再接種の必要はありません。副作用を考えると、変異株が流行するたびに接種するのではとても安全性は保てません。ワクチンを再接種する必要があるのかないのか、抗体の存在を確かめて打つようにするのがあなたの命のためです」
1,000人以上の人が、接種後に原因不明の突然死――
ワクチンの「光」と「影」、あなたはどこまで知っていますか?
大学病院や民間病院で現場を見つづけた現役の内科医が、緊急提言!
・ワクチン接種後1000人死亡の真相
・新型コロナウイルスは心臓へも直接いく
・「基礎疾患」のある人は早く、「持病」のある人は慎重に接種
・イベルメクチンと、中和抗体は期待大
・働き盛りの女性に伝えたい、重い副反応を防ぐ知恵
打つか、打たないか、打つなら何に気を付けたらよいのか。
新型ワクチンの「突然死」から身を守るために――全国民必読の書! !
目次
序章 刻々変わるコロナ情報 何を信じるか
イスラエルのワクチン接種後の抗体39%に激減
厚労省がついに認定したコロナワクチンの健康被害
医療制度そのものが、今や風前の灯の危機
病院に入れない自宅療養は「死の待合室」
感染力の強い変異ウイルス・クラスターの恐怖
PCR検査は全国の医療機関で受けられるようにする
3回目のコロナワクチン接種にWHO(世界保健機構)が延期要請
1章 強い副反応は本当に大丈夫なのか?
世界を震撼させているブレークスルー感染のリアル
接種者が短期間のうちに死ぬのは自然の摂理なのか
まっとうな医者なら「副作用」という言葉を使う
人類はインフルエンザと100年の戦いを強いられてきた
特効薬とワクチンの二人三脚でコロナに立ち向かう時代がやってきた
2章 ワクチン接種後1000人死亡の真相
医者も驚いたワクチン接種15分後の突然死
若い世代に多発する危険な心室細動
基礎疾患のない107人の突然死の不思議
多くの高齢者がワクチン接種後急死した原因を究明する
入院中にコロナ感染をした患者の悲劇
3章 新型ウイルスは心臓へも直接いく
ワクチンの副作用を予見するための三種の神器
アナフィラキシーショックの予防法
若手医師たちが怯えるコロナウイルスの心臓と血管への感染
アメリカCDCが神経を尖らせるワクチンの副作用
抗体検査を積極的に受けよう
4章 基礎疾患のある人は早く、持病のある人は慎重に接種する
基礎疾患と持病の違いをしっかりと認識しておこう
血圧の高い人が摂取するときやめるべき薬
糖尿病の人は、合併症の有無をチェック
BMI30以上の人は、とくにコロナ感染に気を付けよう
不整脈の持病がある人は血栓症に注意
持病のある人は、救命救急の処置ができる病院でワクチン接種を受けよう
5章 働き盛りの女性に伝えたい 重い副反応を防ぐ知恵
雷鳴頭痛が続くときはワクチン接種を延期する
脳動脈瘤の存在をMRIでしっかり認識しておく
ピルを飲んでいる人は血栓症に注意してワクチン接種を受けよう
ワクチン接種前に頑固な便秘は治しておこう
女性は更年期障害から突然死の危険が高まる
転倒事故を起こしたときは、肝臓検査をしてからワクチン接種を受けよう
6章 3回目のワクチン接種本当に必要ですか?
意外に早くやってくる、3回目のワクチン接種
フランスで始まった「ワクチンパスポート」で国は大混乱
イギリスで、ワクチン接種後に血栓症を発症したうちの22%が死亡
ワクチンを半分に減らしても効果は同じという研究
ワクチン接種量4分の1でも免疫効果ありという驚異の報告
ノーベル賞受賞のイベルメクチンに世界の注目集まる
3回目以降のワクチン接種の前に知っておきたい新情報
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コロナワクチン 3回目打ちますか? 医者の私が接種しない理由(わけ) 。志賀 貢先生の著書。医学博士の志賀 貢先生がコロナワクチン 3回目を接種しないというお話を聞くと、コロナワクチンの恐ろしさが気になって、なんだかコロナワクチンを打つのが怖くなる人も多くなるかも。コロナワクチンは強制されて打つものではないし誰からもコロナワクチンを打つことを強制される筋合いもない。コロナワクチンを打たない人は身勝手で自己中心的という風潮になるのは絶対にいけないこと。
Posted by ブクログ
この本は、発売日に半分読んで、今日、読み終えた。
途中で読むのを止めた理由は、安心したから。
実は、このような本は、逆の意見の人が書いた本も併せて読まないと、自分の意見は持てないと思い込んでいた。
でも、この本は科学的根拠、医学的根拠、医者としての経験から成り立っていて、とてもリアルで、合理的且つ客観的な内容だった。
だから、私は、ワクチン関係の本は、この本以外は読まずに判断することにした。
私は基礎疾患も持病もない、免疫力も先生から「びっくりする程バランスが良いね」と言われる。
ワクチンの副反応も攻略済なので、翌日に影響もない。
結論、私に関しては、3回目のワクチンは受けなくてもよい思った。周りの安心材料の為に、打つかどうかをその時に判断したいと思う。
Posted by ブクログ
新型コロナワクチンの副反応対策について書かれた一冊(著者は医師の志賀貢さん)。最近のワクチン関連のニュースでよくみられる「ブレイクスルー感染」や「ブースター接種」の概要・状況~基礎疾患のある人がワクチンを打つ際に気をつけること(基礎疾患の症状別)~女性に多い副反応と対策まで、CDCや厚生労働省などのデータを基に語られる。いろいろとうまくまとめられていて非常に勉強になった、ワクチンの副反応が気になっている人にオススメ。
Posted by ブクログ
緊急事態宣言も解除され私の勤務する会社も来週(2021.11.1)からは原則出社で在宅勤務が許可制になりました。今週は久しぶりに週3回出社し、電車内の広告を見る機会も増えて参りました。
そんな中で見つけたのがこの本です、ワクチン接種が遅れていた日本も政府の頑張りで多くの人が二回接種が終わりつつあるように思います。私も9月上旬には2回目の接種ができました。
既に2回接種を終えた国を中心に3回目接種の議論がなされて既に実施に踏み切った国もあるようです、はしがきに速報として掲載されていますが、米国は全国民に一律に3回目接種を推奨しない(前書きp9)とされ、最近のニュースでは日本は3回目を検討すると報道されています。
そのような中、お医者さんが書かれたこの本のタイトルには目を惹くものがありました。この本は陰謀論的なことを書くのではなく、純粋に医学の目を通して、3回目のワクチンを受けることを皆さんに問いかけていると思います。
3回目を打つということは、恐らくインフルエンザワクチンのように打ち続けることになると思いますので。社会と関わりを持って暮らしている今の私は、自分の意見だけで決めるのは難しいかもしれませんが、人類史上初めて短期間の実験データをもとに導入された、遺伝子型ワクチンの動向には興味を持ち続けたいと感じました。
以下は気になったポイントです。
・日本でも厚生省の9月3日の集計では、ワクチン接種後の死亡例が、1155名報告されている。この中で、この約6ヶ月に一人もワクチンと因果関係のある死亡例はないとされている。ワクチンには尊い命を病魔から守るという素晴らしい効能がある一方で、命を脅かす副作用があることも事実である(p27)
・日本人の2020年の年間死亡者数は137万2648人、65歳以上は124万6827人で91%を占めていて、1日当たり約3426人となる。この数値と比べるとワクチン接種による死亡者は1日当たり5人程度であるが、予防接種(命を助けるための処置)が死の直接的原因になることはあってはならない(p60)
・1918年からパンデミックを起こした、インフルエンザA型ウィルスによる感染者数は全世界で6億人、死亡者は4000万人、パンデミックは2年以上つづいた。日本でも2300万人が感染し、約38万人が死亡したという人類滅亡の危機であった。ワクチン研究には多くの学者によって試みられたが、ようやく第一号が登場したのが15年後、しかもワクチンの副作用は強く、接種者の10−20%は様々な症状を起こした。副作用対策はエーテル処理によりワクチンの脂肪成分の除去に成功して安全性が高まった、これに50年かかった(p73)
・コロナに効果のある数ある薬の中で、2021年7月19日に我が国で認可された中和抗体カクテル(モノクローナル抗体カクテル)が、コロナ感染症の新しい特効薬になるのではと期待されている、中和抗体とは、ウィルスに結合してウイルスを無力化する抗体のこと(p77)
・ワクチン接種の鉄則は、体が絶好調の時に打つこと、そのための計測値として、1)血圧、2)尿検査(テステープ計)、3)血中酸素濃度(パルスオキシメーター)が大切である(p113)
・ワクチンに副作用があると知りながら大学病院で働く医師がワクチンを打つ決断をするのは、新型コロナウィルスには今まで世界の学術論文で報告されていた情報よりも、さらに驚異的な感染力があることが明らかになってきたから(p127)ウィルスは感染すると、肺だけでなく心臓を直撃することが証明された。(p129)
・ワクチンは1回目の接種だけでは抗体ができる確率が十分ではく、2回打つことが必要である。厚生省の調査では、2回目ワクチンを打った7日後から抗体がほぼでき始めることが分かっている。2回目の接種から2週間も経てば、抗体形成はほぼ確実になると言われている。その持続期間は約6ヶ月。接種後に抗体がどれほどできているかを検査しておくことは大事、保険適用ではないが原価は1800円程度(p135)3回目以降のワクチン接種は、受ける前に抗体検査を受けて十分にできている場合は不要で、変異株が流行するたびにワクチン接種するのではとても安全は保てない(p136)
・ワクチン接種後の突然死として、脳卒中や心臓疾患を防ぐために血液の凝固に関する薬は避けたほうが良い、1)抗血小板薬としてのバイアスピリン、2)抗凝固薬としてのワーファリン(p149)
・ワクチンを打っても打つ前と同じように、不織布マスクを着用し、換気と手の消毒を怠らず、人との接触もできるだけ控える必要がある。さらには、栄養・運動・睡眠に十分に気を使い、自己免疫が低下しないように努力する必要がある。免疫力の主役な血液の中にある免疫細胞である(p240)食事としては、野菜類・肉や魚などの動物性タンパク質をバランスよく摂取する必要がある(p242)
2021年10月31日作成