【感想・ネタバレ】ビタートラップのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

これまでの月村了衞作品と異なり軽快。小市民、並木の必死な言動描写が他人とは思えず親しみを感じた。並木と慧琳のハッピーエンドにどこか欺瞞を抱くような読後感である。

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2022年03月19日

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中国のハニートラップに掛かった農水省公務員の並木は、小心者で疑り深いくせに流されるままにトラブルに巻き込まれていく。
不甲斐ない並木の疑い深さと保身に走る様は、ハニートラップを仕掛けた中国からの留学生慧琳の方に読者は感情移入してしまう。
中国情報院と公安警察の綱引きが面白く、どのような結末があるのか?と読み進めた。
最後の水戸黄門的に見事な結末は、納得の大団円でした。

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2024年06月15日

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誰を信じればよいのか。

欺瞞に満ちたこの世の
中で、

信じてよいのは己だけ
かも。

とはいえ、まああまり
頑なにならず、

ときに片目をつむって
騙されてみるのも、

そう悪くないかもしれ
ません。

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2023年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 農林水産省の役人に接触した中国の女性スパイ、その二人がやがて恋に陥ってしまう話。月村了衛「ビタートラップ」、2021.11発行。テンポがやや悪く、著者の作品にしてはドキドキ・ハラハラもおとなしめです。どう収束させるのか結末が心配でしたが、小説ならではの秘策を準備されていましたw。一応、楽しめる作品だと思います。

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2023年04月19日

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2023-11硬く暗いストーリーばかりと思ってたら、こんな洒脱でオシャレな作品も行けるんですね。まあうまく行きすぎの感がするけど、他人を落としたり正義を振り翳す社会にあってこういうホッとするのが良いね。歳を取っただけかもしれないけど。

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2023年02月02日

Posted by ブクログ

全く普通の男が公安とか中国国家機密とか、スパイとかに関わるとこんな感じ?いつもより軽いお話でしたが、共産圏こえーって思わされた。あと、結構国への偏見が文字化されてて、月村了衛だから許されるのか?と思った。いきなりこんなこと書いたら叩かれそう。

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2022年03月15日

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webサイン会参加為書付きサイン本。もう大人だから読む用は購入しない。コーヒーは我慢して読む。久しぶりのサイン本でテンションお高めなので、評価は二割増。
ハニートラップにかかったノンキャリ公務員の奮闘記。ちょっとビターな恋愛とミステリの味付けあり。2時間ドラマなどにしっくりハマりそう。

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2021年11月12日

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主人公の心の乱れがそのまま伝わる。
ハニートラップならぬビタートラップは最後の部分でわかります。
ちょっと綺麗に終わりすぎた感じかな。

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2022年03月17日

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 終わりは、ハッピーエンドになった〜〜❢
 途中、ドキドキする所もあり、憤りを感じるとこもあり、あっという間に読み終わってしまいました。
 無理やり、ハッピーエンドにした感じはあるが、スカッとして爽やか感じで、終わりました。
メデタシメデタシてす❣❣

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2022年02月11日

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ハニートラップ転じてビタートラップ。

ミイラ取りがミイラになる展開だが、最後はおとぎ話のような大団円。

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2022年01月30日

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月村さんにしては軽い公安モノ。いつも全力の重厚作品ばかりとはいかないか。「人間には世間に認識されているのとは違う側面がある。その人だけの歴史がある」難しい…ヒトを理解するのは。

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2022年01月30日

Posted by ブクログ

月村了衛さんの作品はそんなにたくさん読んでいるわけではないが、本作はこれまでに読んだものとはだいぶ作風が異なる。
主人公は農林水産省の小役人で、中華料理店でアルバイトをしていた中国人の留学生と親しくなる。が、彼女は中国のスパイで……という内容。
まあ表面的には軽いが、底には偏見や差別など重いテーマが横たわっているのはさすがだ。たまにはこういう作品もいいかな。

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2022年01月02日

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平凡なノンキャリ中間管理職の並木にハニートラップが仕掛けられるが、罠であったはずの彼女と相思相愛に。中国諜報員や公安、最後は元祖ハニートラップ要員であった女性や彼女と関係のあった超大物政治家まで登場して…。軽いタッチのドタバタコメディ―諜報小説ともいうべき仕上がりに。『機龍警察』を書いた作家さんと同じ人とは思えない(笑)

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2021年12月18日

Posted by ブクログ

いつもの月村了衛らしい重みが感じられなかった。

けっこう際どい社会派ものに比べて今作は、あっさりとしていて物足りなく感じた。

ノンキャリ公務員の並木が、癖のないまったく普通な男だったからだろうか…?
もう一捻り欲しかった。

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2021年11月29日

Posted by ブクログ

面白かったけど内容も文量通りの小品。人物描写は粗く、結末もほぼ想定通りで月村作品としては全く物足りない。

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2021年11月21日

Posted by ブクログ

わたしは中国の女スパイ――
ノンキャリア公務員の並木は、恋人から告白される。
狙われた理由は、上司から預かった中国語の原稿。
両国組織を欺くために、ふたりは同棲を始めるが……。
警視庁公安部から地下鉄で追尾され、
中国の国家安全部からは拉致される。
何が真実で、誰を信じればいいのか?
実力派作家が放つ、大人のサスペンス。
極上のビターがここにある。

残念ながら、そこまでビターではありません。

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2021年11月06日

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