【感想・ネタバレ】スタンフォード式 人生を変える人間関係の授業のレビュー

あらすじ

スタンフォード大学MBAの学生の9割が受講。50年の伝統を誇る名物講義の書籍化!



この本の教訓を実践すれば、無用な対立が減り、より強固で幸せで深い関係を築けるはずだ。また、相手に安心と誠実さを感じられれば、あなたの成長のチャンスは無限に広がり、本心をさらけ出して付き合うことでパラダイムシフトが生じる。突き詰めれば、格別の関係とは、単なるスキルや能力の寄せ集めではなく、これまでとはまったく異なる生き方を模索すること。その先には魔法のような世界が広がっている。 (第一章より)

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Posted by ブクログ

「聞く技術」「人間とは」などのノウハウ本を読んでからの「人間関係の授業」。コミュニケーションを円滑にさせる工夫を学べるのはもちろんだが、もっと深い、自分を見つめ直すきっかけのようなことも教えてくれる。「快適ゾーンから15%だけ出てみる」「テニスコートのネットを超えないこと」「ピンチがクランチになる前に行動すること」など、日々の行動に加え、セミナーなどでも使えそうな学びがいっぱい。一例として、相手の言動や接し方に何か改善を求めたい時、「あなたのここが嫌だ」ではなく「私はこう感じる」といった方が伝わりやすい時がある、など。状況にもよるが確かに納得しやすいかもしれない。これは再読したい一冊。

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2023年03月28日

Posted by ブクログ

お互いの真の姿を理解し、相手にとって本当に大切なことを知っている。そんな「格別」の人間関係を築く方法を、スタンフォード大学ビジネススクールの講師らが教授する書籍。

格別の関係を築くと、自分も相手も素の自分でいられ、互いに弱い面をさらけ出せる。また、互いに率直に意見し、忠告された側もそれを学びのチャンスだと受けとめられる。

格別の関係を築くカギは、自己開示することである。
自分をさらけ出すことにはリスクが伴うが、手の内を見せないと、相手も隠し事をするので、深い関係には至らない。

他者を理解するためには、情報の共有以上に感情の共有が重要である。
感情を共有する際には、「相手の提案を断りたいが、機嫌も損ねたくない」など、矛盾した感情が同時に沸き起こることがある。その場合でも、自分のジレンマを率直に伝えれば、相手もあなたの悩みが理解でき、関係を深められる。

どんな人間関係にも「ピンチ」は訪れる。心の奥底にくすぶるような小さなピンチを放置すると「クランチ(危機的な状況)」に発展しかねない。
これを回避するには、ピンチを感じたら大問題に発展する前に相手に伝え、話し合うことだ。

ピンチがクランチに発展すると、人は相手に関するネガティブな物語を作り上げ、それを裏づけるデータを選択的に集めるようになる。人は自分の考えを裏づける事象には目を留めるが、それに反する事象から目を背ける傾向があるからだ。

人間関係でピンチを感じた時、良好な関係を維持しつつ問題を解決するには、「行動に特化したフィードバック」を行うことが不可欠だ。その人の具体的な行動に対するフィードバックを行えば、相手は自分の態度や行動の何が問題だったのかを理解することができる。

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2023年03月24日

Posted by ブクログ

相手に自分をよく知ってもらうには何が必要なのか?
ただ一緒にいるだけでは深い関係にはなれない。
自分を適切な場面で開示すること、相手に配慮しながら相手のことを深く知ることが必要であると述べている。

ただし、本書の作者がアメリカのスタンフォードということもあり、文化的な違いがあることを考慮に入れなければならないだろう。

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2023年05月03日

Posted by ブクログ

相手にたいしていかに集中できるかというのが必要になってくると思う。相手がどういう感情なのか。自分はなにを提供できるのか。その中で最善の対応をしていく。

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2022年07月16日

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