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Posted by ブクログ
気軽に読めるマーケティング本です。
CMは好きなのに商品を買ったことがない、100円均一でいらないものまで買ってしまう、ダイエットは明日から……そんな経験をしたことはありませんか?
なぜ人は“ソレ”を買ったのか、についてが書かれている本です。
文庫版もあります。
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分析の視点が素晴らしい。
一理ある。
本に正解を求めていない自分としては、このように著者の考え方がわかりやすく書かれているのは、嬉しい。
とても読みやすかった。
Posted by ブクログ
購買心理を独自の調査と理論、分かりやすい具体例で考察する。マーケティング入門書かと思いきや、そうとも言えない不思議な本。
目からウロコ的な話もあれば、イマイチ煮え切らない説もあり、それが逆に自分で考える余地を与えて、結果的に頭に残る。なので、この本に書いてあることを全て鵜呑みにするのではなく、取捨選択して生活の中で活用するなり、気付きのヒントにするなりすればおもしろいだろう。
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題名からして読まずにいられない
借りましたけど(笑)
経済系に苦手意識持ちつつ、人間の行動ってつくづくおもしゃいな。
夜中にコンビニ行きたくなります。
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この本は軽く読めてしまうけれど、かなり消費者の心理を理解しているし、目からウロコの部分も多く、マーケティングに関して立派にビジネス本の役割を果たしていると思う。
公告でいうアンダー・ザ・レイダーやブームの利用の仕方が結果に現れる。当たり前の事ではあるが、いかにお客の心理を理解しているかで差が生じてくるのだ。
Posted by ブクログ
結局、何本ものヒットCM、広告を生み出しているプランナーでさえ、何がモノを売っているのか分からない、らしい。
魔法のヴェールは意図しては作れないと言うことか。
そりゃそうだ。そんなに甘くない。
ただ、僕がこの本を買ったという事は、この本には魔法のヴェールが覆っていたのだろう。
結局、答えは無かったが、ヒントは隠されていた。
そして僕はまた、終わりの無い旅を続ける。
Posted by ブクログ
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▼ 100文字感想 ▼
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モノが売れるわけ、人がモノを買うわけがとってもわかり
やすく説明されていると思う。しかも、おニャン子クラブ、
岬太朗、スパイダーマン2などなどツボでたのしい具体
例が豊富。脳内スロットという考え方が参考になった。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■人は基本、「選ぶ」のがニガテ
■「広告とは、モノを売る手段であって、それ自体が輝い
て見えても何の意味もない
■ヒットCMと商品の売上げは何の関係もない
■人は理屈でモノを買わない
■「口コミ」も他の広告と同じ、知らない商品を「知る」こと
はできても、その先の「買う」に進むには 買い手の
意思が必要
Posted by ブクログ
・用もないのにコンビニに寄る理由
・公衆トイレの優先順位
・とりあえず「つゆだく」と言いたくなる理由
・「エロ」と「値引き」と「品切れ」に弱い理由
・ある日突然、カツカレーが食べたくなる理由
・スタバのカスタマイズは230万4千通り
など、人間の本能とか心理をついた話。
マーケティングの勉強にもちょっとなるかも。
でも、深いこと考えずに「たしかに!」とか思いながら読める本です。
著者と、ちょっと世代の差を感じるところもありますがw
Posted by ブクログ
これは良い本。
行動心理学的なところと、行動ターゲティングの両方に気づきがある。
ちゃんと根拠が説明されている。
分かりやすく、しっかり吸収できる内容。
いままで出会った中でいちばん素晴らしいマーケティング本!!
Posted by ブクログ
面白かった。というか、興味深かった。「あ〜あるある!!」という感覚と、ところどころでツッコミが入ったりする読みやすい文体、イラスト効果でサクサクと読める。個人的に、なんとなく誤魔化されたというか結論をうやむやにされた感が残った。考えるきっかけにはなったが、納得は出来ない感じ。ふと時間が出来た時に読みたくなる一冊。イラストが絶妙で、装画/挿画を手掛けられた高田真弓さんに俄然興味がわきました。
Posted by ブクログ
書店の店頭で惹かれて買ってしまいました。
そして、すらすら読んでしまう読みやすさ。(内容が軽いともいえますが・・・)
とりあえず、ところどころ、薀蓄的な話もありつつ、まあ楽しく読めました。
肝心な謎を解き明かすことがないという内容には少々問題だと感じましたが。
Posted by ブクログ
感覚的マーケティング論だが、首肯できる部分も多い(逆もまた真なり)。「口コミ」という言葉がもてはやされていることに疑義を表している点については高く評価できる。「広告より口コミ」なんて言っている人の大半は自分が広告に踊らされたくないと思っているだけ。
Posted by ブクログ
何気なく行っている買い物も、よーくよーく調べて見ればなんだそういう理由があったんだと関心する「なるほど」が多く散りばめられている一冊。
あなたが最近買い物した商品を買った理由、逆に買わなかった理由って何ですか?
考えもしなかったするどい考察で、「あるある」場面を多く交えて、広告業の観点から分かりやすく解説しています。
非科学的だけど、妙に納得してしまう説得力があるのが本書の特徴です。
なぜ、非科学的なのか?
本書では、終わりの方に著名なCMプランナー佐藤雅彦氏の言葉を用いてこう説明しています。
本当は何がものを売っているのか、誰にもわからない。
買う理由を追い求めたCMプランナーでさえ、最終的に行き着いたのはわからないという答え。
わからないから知りたくなる。
その思い・探求心をもって書かれ、た著者曰く「世界初の買う理由を解明した本」です。
本書の少しあやふやな理論や「あるある」を、実践のマーケティングに生かし、少しでも無知の知を解明できたらおもしろいでしょう。
そのコツがわかれば、きっと世の中をしあわせにあふれる商品の提案ができるでしょう。
あなたも、買い物をする前にちょっと足を止めて、「買う理由」を考えてみてはいかがでしょうか?
あらたな「あるある」発見があるかも!?
Posted by ブクログ
当てはまらないものもあったが、ばっさり言いきってくれるのが心地よい。
時代の流れは早いもので、内容がちょっと古く感じてしまったのが残念。
また新しい事例の本を読みたい。
・一旦買うとガードが下がる。そしてついで買いの魔の手が忍び寄る。
・人類がアフリカから新天地を求めて移動したDNAが、今も体内に宿る。
・トイレで芳香剤の注意書きを読む
→私は湯船につかりながら、入力剤の説明を読むのが好きw
茂木さんいわく、
「人間の脳には『空白』の部分がたくさんあって、常にその空白を埋めたいと思っている。
これは人間と他の生物との最も大きな違いで、例えば昆虫の脳はプログラムで埋め尽くされ、
あいている部分はほとんどない。だから決められた行動しかできない。
人間の脳は空白部分がたくさんあるから、常に新しいものをその中に入れようと行動している」
・基本、僕らは広告を信用していない。少しでも広告臭がするとダメ。
でも、そんな僕らのレーダーをすり抜けて懐に入ってくる広告もある
・人は制約の中のアイデアやエンターテイメントが好き。
作り手も制約があった方がアイデアが湧く。
・"女性"を売りにするプロジェクトチームが成功する確率は極めて低い。
・先で曲がればいいのに1つ手前で曲がるのは、早く成果がほしいから。
脚本家を目指す人は、シナリオスクールに申し込んだ時点で達成感。
・「欲しい!」から「購入」までの時間が短いほど、人は幸せを感じる。
・牛丼ブームの最大の功労者は「つゆだく」を広めた華原朋美。
客はカスタマイズ好き。送り手は客に仕事を残した方がいい。
→スタバのカスタマイズは230万4千通りあるらしく、
載っていたスタバのカスタマイズ「ダブルトール、へーゼルナッツ、ノンファット、ドライ・カプチーノ」を
実際にやってみようと店員さんに相談したところ、丁寧に教えてもらい好印象。
ドライとはカプチーノの泡多め、逆に液体多めはウェット。
今回はノーマルを注文w
Decaf:カフェイン抜き
Shots:エスプレッソショットの追加
Syrup:シロップ追加
Milk:ミルクの種類
Custom:ソースやホイップクリームなどのアレンジ
Drink:ペースとなるドリンク
ダブルショット、エキストラホット(熱めで)はよくやるのだが、フレーバー追加はやったことがないなぁ。
次回は何のオーダーにしようかしら。
・僕らの頭の中には、常に2つの目を持つ脳内スロットが回転している。
ある日、ふとカツカレーが食べたくなるのは、そんな2つの目が揃ったから。
・佐藤雅彦さんが「宣伝会議」にて
「本当は何がものを売っているのか、誰にもわからない」
Posted by ブクログ
● 一旦買うとガードは下がる。そしてついで買いの魔の手が忍び寄る。
● 消費者の85%は買うものを決めずに店に行く。その心は“新商品狙い”。
● 歴代ヒットCMと歴代ヒット商品の相関関係は、まるでない。まぁ、要するに、ほとんどのCMが売っているのは商品でもなんでもなく、そのCM自身ってこと。
● 広告は常に「変えよう」とする攻撃に晒されている。
● 僕らは直感でブランドを選び、あとから理由を考える。
● 「最初の25%の法則」と言って、真のブームは、最初にファンになった25%の人たちで、実質打ち止めになっているということ。それ以降は、後出しじゃんけん。だから皆、最初の25%になろうとしのぎを削るのだ。
● 僕らは安すぎる店に入ると、バイト代やテナント料まで心配する。
● どんな職業であれ、女性にこだわった時点で、その志は低くなる。安藤優子は女性キャスターじゃなく、キャスターを志し、成功した。
● なぜ、形から入ったジョガーは1メートルも走らないのか。単純な理由だけど、僕らは基本、意志が弱い。本当はツールなんてなくても、いつでもジョギングは始められる。走る意思さえあればね。
● そもそも資格というのは「手段」であって「目的」じゃない。それを足がかりに、理想の仕事を掴むためのものであって、資格を取ることがゴールじゃない。でも、現実には、資格取得を志すほとんどの人が、資格を取得して、それで安心している。そんな資格で仕事にありつけるほど、世の中甘くはないんだけど。大半の資格は、主催者である財団法人の懐を肥やす効果しかないのが実情なのに−。
● 友人が貸してくれた本はまず読まない
● 客はカスタマイズが好き。送り手は客に仕事を残したほうがいい。
● 回転寿司は「安い」というより、「オヤジと話さなくていい」から入る。
● 「エロ」「値引き」「品切れ」は、実力がなくても人を惹きつける、いわば麻薬。
● 結局、最大の広告は商品自身。商品に力があれば、自然と売れる。
「ある製品の販売を増大させるベストの方法は、その製品を改良することだ」デビッド・オグルビー
Posted by ブクログ
『透明人間の買い物』のほうが断然面白い!
でも、これも指南役の皆さまらしい切り口。
こゆタイプの本はやっぱり好きvv
本の感想は、透明〜に近いな。
Posted by ブクログ
人が物を買う時にどのようにして選んでいるのかを考えさせられる内容。
消費に関して、広告の力が大きく影響していると思っていたが、あくまで広告は「きっかけ」に過ぎず、購入の決め手になるにはまた心理的な要因だったり、潜在的なものが働いていたりするのだなと気付いた。
広告戦略を立てる際、
ビジュアルやおもしろさに力を注ぐばかりでなく、人間の本能を大いに考える必要があると思った。
全体的には、かわいいイラスト入りと、友達と話しているかのような語り口調で雑誌を読んでいるような感覚。
さらっと読める感じです。