あらすじ
直射日光で70度の「熱風大陸」、オーストラリア。アラン・ムーアヘッドの『恐るべき空白』で綴られた灼熱地獄の内陸探検記に魅せられたあやしい探検隊は、オーストラリア内陸縦断の旅に出た。暑さと野生、ラクダ狩り、ハエの群れに生命の力強さを感じる探検記、電子書籍になって登場。
本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。
<目次>
なんだか熱い胸さわぎ
赤い砂塵
オパール掘り
ハエの大陸
ラクダ狩り
アボリジニ
ダーウィンの海へ
『恐るべき空白』の梗概
あとがき
対談 椎名誠×目黒考二
電子書籍版あとがき
椎名誠の人生年表
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「椎名誠」の『熱風大陸―ダーウィンの海をめざして』を読みました。
『ギョーザのような月がでた』に続き「椎名誠」作品です。
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熱気70℃、死の灼熱以外何もないオーストラリア砂漠。
アラン・ムーアヘッドの『恐るべき空白』に魅せられたぼくたち、あやしい探険隊は、4WDを駆ってアデレードからダーウィンをめざして内陸縦断の旅に出た。
見わたすかぎりの地平線、これこそ狂気的広大の極北。
なんだか熱い胸さわぎがしてこないか?
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やっぱ「椎名誠」作品って、紀行モノがイイですねぇ。
読んでいると一緒に旅をしている感じがしてくるんですよね。
赤い砂漠を四駆で縦断ですよ。
そんな旅に憧れてしまいますねぇ… でも、蠅の多さ、しつこさ、性質の悪さには耐えられそうにないですね。
本書によると、
『強引で陰険で獰猛でしつこく、無遠慮でずる賢い、という恐るべき性格をしており、たいていいつも汗のしみでたシャツの背中のあたりに常に百匹ぐらいがとまっており、そこから絶えず数十匹が飛び立っては顔方面にまわりこみ、主として目と口と鼻の穴のまわりをぶんじゃがぶんじゃがと攻めまくり、疲れると背中に回ってひと休みする』
とのこと。
こんなのに纏わりつかれたらかなわんなぁ。
行ってみたいけど、、、
もし、行こうと言われても、ちょっと躊躇しそうですね。
オーストラリアって、ワラビーズ(ラグビー)と豊な森、青い珊瑚礁のイメージしかなかったけれど、本作品を読んで、改めてオーストラリアの自然の多様さを感じさせられるとともに、認識を改めさせられましたね。
衝撃だったのは原住民アボリジニの食文化。
慣れなのかもしれないけど、カエルや蛾の幼虫等を生で食べる食習慣には馴染めないだろうなぁ。
でも考えてみるとナマコを食べる日本人を外国人が理解できないのと似たようなモノかな。
やっぱ食文化は慣れなんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
椎名誠のオーストラリア縦断記。
オーストラリアの乾いた砂漠で休憩のたびにビールをグビグビやってる写真が印象的。車なのに。
いつかはオーストラリアで中古の4WD買ってぐるっと回って売ってしまうという旅をしたい。
Posted by ブクログ
オーストラリアの南に位置するアデレードからてっぺんに位置するダーウィンまで「あやしい探検隊」はたくましく旅を続けていきます。「熱風大陸」ってタイトルがいいですね。本当にそうだ。灼熱の太陽の下、一筋縄ではいかない手強い大陸です。
私は彼らがめざしたダーウィンに昔1年程住んでいたのもあって、この本には特別な思い入れがあります。トロピカルな気候、インドネシアとの間にあるティモール海の眺め、ブーゲンビリアの花があちこちに咲いている道、少し車で走ると見えて来る赤土の大地など今でも目に浮かびます。
Posted by ブクログ
北海道在住の方はわかると思うのだが、とんでもない雪でここ数日、読書どころでなかった
仕事後の雪かきでヘトヘトマンになり、風呂入ってビール飲んで御仕舞の日々。どうやら統計開始から1月期で最大値らしい。そらそうなる
というわけでここ何日か通勤でしか本を読んでいなかった
で、読み終わったこれだ。
椎名誠のオーストラリア旅
実はこれを買った理由なのだけど、これまた北海道ローカルの、まあ全国区になってしまったが「水曜どうでしょう」という番組のオーストラリア回の始まりにこの本を読んで震えてるシーンがある
僕は椎名誠が大好きだけれど追っかけではないので著作を全て見ているわけではない
この震えている本なんてタイトルなんだろうとエッセイを読み続けついにこれだった、というわけ
いつもの椎名節に数々の写真付きで大変お買い得の文庫でございますが、いつもの旅行記と言えばその通りであり、オーストラリアに興味が無ければ他の作品とあまり変わらないような気もする
排泄のエピソードが個人的には1番面白かった
僕の祖父がオーストラリアへ行った際、子供だった僕はどういう所なの?と聞いた(まだまだオーストラリアがスポーツに力を入れる前の時代なのでカンガルー以外ほぼ知識なかった)
祖父は
「信じられんほど眩しい」と言っていた
僕は赤道の知識もない歳だった為、「眩しい」をすごい都会なのだとしばらく誤解していた
完全にたまたまだけれど、今回の大雪と対比でオーストラリアの太陽燦々超熱砂漠地帯物語のこの本は何か、センチメンタルな気分になったとさ
ジャーニー