鶴見太郎のレビュー一覧

  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    高校世界史においてユダヤ人は断片的に出てくるだけだった。そのため、古代から現在までの一貫したユダヤ人の歴史を知りたくなったため購入した。
    ユダヤ人は移住先の環境に合わせて自分たちを変化させ、国を持たずともイスラエル建国まで生きてきた。この苦闘を知らずにして今日のパレスチナ情勢を語ることはできないだろう。民族対立を単なる対立と捉えるだけでは解決の糸口が掴みにくい。当事者が歩んできた歴史を学び、当事者の側に立って解決を目指していくことが必要になってくる。そのことを痛感させてくれる1冊だった。

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    2026年03月13日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    三千年もにわたるユダヤ人の歴史を描いた新書。
    聖書の時代から現在にわたるまで、一般の世界史の表舞台にはあまり登場することも少ないユダヤ人の歴史について、このようなかたちで通覧できるものは貴重。
    通常の世界史では、歴史の一部でしか取り扱われることがないため、新しく知ったことも多かった。

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    2026年03月04日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    ユダヤ人3千年の歴史。
    旧約聖書の時代から中東戦争まで。
    とても新書には収まらないはずなのに、時代毎の主要な出来事を平易な表現で記述しているので、全体の流れが把握しやすく、とてもわかりやかったです。
    これはなかなか優れた本だと思いました。
    ユダヤ人がこれからの世界の中でどのような存在でありたいと考えてるのか、あるいは、そのような意識の有無などについて、さらに知りたいと思いました。

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    2026年03月01日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    イエス生誕前まで「神の国」の担い手はユダヤ人であり、律法だった、しかしイエス以降、人類は律法に変わって、福音(イエスやその使徒たちの教え)より導かれることになる。そして週末と最後の審判を経て「神の国」が到来する、と、
    アウグスティヌス(4世紀5世紀活躍した古代、キリスト教最大の教父)が、神の国の歴史観の中で、キリスト教とユダヤ教の関連を書いている。ユダヤ人はイエスを殺しメシアであると信じなかったために、ローマ人に苦しめられることになったが、一方で世界中に拡散して、ユダヤの教典(聖書)によりメシアなるものがあり得ることがキリスト教徒の捏造ではないことを証言してくれるのがユダヤ人と言う考えのもと、

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    2026年03月01日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    以前、Netflixでユダヤ人を特集してるのを見たけど、他の文献で確認された史実と、聖書に書いてある事や人々が伝えている伝承を区別して使い分けているから、分かりやすい。ユダヤ教とイスラム教の類似性が、キリスト教とのそれよりも大きいとは知らなかった。ユダヤ人の総本山がロシアであるとは知らなかった。第二次世界大戦までは、一部を除いて、平均的なユダヤ人は、貧困にいた事も知らなかった。

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    2026年01月31日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    理解が難しい部分もあり読むのに時間がかかったがユダヤ人に対する理解が深まった。
    「ユダヤ人が金融業・商業のイメージが強いのはなぜ?」
    「どのようにユダヤ人は世界に広がっていったのか?」
    「なんでホロコーストが起こったのか?」
    などユダヤ人についてのたくさんの疑問が丁寧に解説されている。
    特にホロコーストはナチス党が急に始めたものではなく、中東欧における民族の対立や憎悪・怨恨が強烈な背景となって起こった悲劇だということがわかった。
    ちなみにこの本、「あとがき」がとても素敵です!

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    2026年01月25日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    小川哲さんの紹介で手に取りました。

    ガザに関するニュースを見るだけだと、ネタニヤフ首相の言動は理解し難いですが、この本を読んで彼の行動原理が少しわかったと思います。

    居住地を強制的に奪われ、凄惨な扱いを受けたユダヤ人が、パレスチナ人をガザなどに追いやる。暴力の連鎖。
    領域的なネーションという概念で、国家間の整合性を
    優先する国際秩序の体制に対し、その体制に従ってユダヤ人国家を建国する。それまで世界に散らばったユダヤ人達が生き延びる術として、その国の法に従うという姿勢を維持した結果でもある。

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    2026年01月09日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    ユダヤ人の歴史を古代から現代まで、約3000年を1冊にまとめ、この1冊でユダヤ人の歴史の基本的な知識を把握できる。
    参考文献に世界史の教科書を使われてることもあり、各時代の歴史の解説は分かりやすかった。
    また、私が今まで認識してた歴史用語に齟齬がありそこを丁寧に解説してくれて、新しい発見もかなりあった。
    ユダヤ人の歴史という事もあり、現在のパレスチナやイスラエルの紛争に直結する話や、ウクライナ、ロシア戦争にも直結する話が多い。
    ニュースで報道される、パレスチナやウクライナなどの中東と東欧について理解するのに、かなり助けになる本だと感じる。

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    2025年12月27日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    世界史では古代キリスト教との関係とホロコースト、現代史ではイスラエルと中東問題、そして金融と学術に長け、陰謀論とともに語られるユダヤ人について、細切れではなく古代から現代までのユダヤ人の歴史を通史としてコンパクトにまとめた良書。その際、著者は「主体か構造か」という枠組みでの整理を示して、理解を助けている。
    中世から近世、近代と、少数民族として各国に存在したユダヤ人が、支配層にとって都合の良い中間集団として同化せず生き残ってきたことで、農民や庶民からは時として怒りの矛先が向けられる対象となってきたことを「反ユダヤ主義を生む三者関係」として示している。
    また、近代にはホロコースト以前にポグロムと言

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    2025年12月18日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    一気通貫でマクロとミクロ、主体と構造という軸でマイノリティのユダヤ人が大国に振り回されつつ、ネットワークや律法(トーラー)を遵守する啓典の民としての高い識字率を、使った官僚や貿易、金融の担い手として生き延びてきた背景を述べる。もちろん農民や貧民も多く、改宗したものも多い。
    パレスチナから出たユダヤ人はキリスト教、イスラム教とゾロアスター教(ベルシア)との、間で生き延びドイツ系が、アシュケナージ(イディッシュ語)、スペイン系がスファラディームとして分かれた。
    ホロコーストの前に民衆による虐殺ポグロムが東欧各地であり、各地で上記のようなポジションのユダヤ人は差別の的となり、結局1700万人中600

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    2025年12月15日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    ネタバレ

    力作。
    よくまとまっている、素晴らしい本。
    ユダヤ人は不幸な民族と言えるだろう。宗教、民族、国。ヨーロッパ諸国は紛争の歴史。

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    2025年11月29日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    タイトルを見て、なんとなく気になると思って手に取り時間をかけて読んだ。
    3000年に渡る歴史を、基本的には順を追って丁寧に解説されているが、必要に応じて時間の前後関係と記載の順序とを逆転させて大変わかりやすく論説されている。私は世界史には高校生の時以来触れ、ユダヤ人に関してはホロコーストとイスラエルとの用語と結びつける程度しか知識が無かったが、この本に出会って厚みのある知識を得られた気がしており、満足している。

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    2025年11月04日
  • ウクライナ全史(下)――ゲート・オブ・ヨーロッパ

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    「全史」と銘打った、ウクライナの歴史に纏わる本で、「上巻」の続きとなる「下巻」である。
    「ウクライナの歴史」を古い時代から説き起こし、この上巻では20世紀初め頃に至る迄が綴られた「上巻」に対し、この「下巻」はそれ以降なので、扱われている期間は短い。しかしながら、本のボリュームは上下共に似たような分量になっている。
    「下巻」については、20世紀初め頃の革命や内戦という様相から、戦間期や第2次大戦の頃、その後の様々なこと、更に「ウクライナ」の独立、最近の情勢と、非常に密度が濃い感じに纏まっている。概ね2020年頃迄の事柄が綴られる。
    「下巻」の末尾には、「上巻」の部分も含めて、ウクライナの歴史に纏

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    2024年08月14日
  • ウクライナ全史(上)――ゲート・オブ・ヨーロッパ

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    古い時代から最近に至る迄の経過、挿話を扱う「全史」ということで綴られた本の「上巻」である。
    「ウクライナの歴史」を古い時代から説き起こし、この上巻では20世紀初め頃に至る迄の事柄が綴られる。
    本書はソ連産れで、ウクライナで学位を得て研究教育活動に従事し、現在は米国で活動している「ウクライナ史」研究者が綴ったモノということになる。
    本書は物語風で読み易くなっているとも思う。かなり古い時代から、興味深い挿話が積み重ねられていると思う。注釈を参照するような面倒な感じでもなく、「ウクライナ史」というようなモノになじみが薄い人達でも普通にさっと読めるような体裁に美味く纏められている。
    本書を読んでいて、

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    2024年08月11日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    古代からシオニズムまで3000年のユダヤ史。この本で、頭の中のユダヤのイメージが線でつながった感じがする。福音派とのつながりも理解できた。

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    2026年03月07日
  • シオニズム イスラエルと現代世界

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    シオニストになるべく理由と世界の流れがあったこと
    どこに行っても邪険にされる彼らへのケア不足
    一部のキリスト教信者にとって都合が良いイスラエル
    パレスチナへの現在進行形でのケア不足

    これらを無視してはいけないこと

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    2026年02月22日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    ネタバレ

    アダムとイヴの子、セトの子孫がノアで、ノアに乗った者な子の1人がセムで、セムの子孫がアブラハム。アブラハム契約は全人類にとって重要でイスラエルの民が守ることによって全人類が救われる。ユダヤ人とはユダヤ人の母から生まれるか、ユダヤ教に改宗した者。セム的一神教とは、他者や他民族をも支配していると考える。メシアはギリシャ語ではクリストス。ユダヤ教は日常生活で実践、キリスト教は内面重視。ラビは律法学者。イスラム教ではウマラー。ユダヤ教は律法の学習を重視したため識字率が向上し金融や商業で成功。ユダヤ人を金づるとして利用する権力者と、搾られる庶民という構造が反ユダヤ感情へ。イベリア半島で発展。スペインに縁

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    2026年02月22日
  • シオニズム イスラエルと現代世界

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    パレスチナ問題について、今までは過激なシオニストの思考回路が理解しづらかったところがありました。しかし本書を読んで、東欧史からの流れで考えると、少しは彼らの思考回路が分かった気がします。だからといって決して虐殺が許される訳ではないのですが。イスラエルに物理的な壁(分離壁)ができて20年以上経ちますが、それによって、相手も同じ人間であるという意識が薄れていってしまっているのかもしれません。

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    2026年02月21日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    現代のいろいろな問題を理解するために、非常に有益な本。
    日本人の感覚としては、宗教による対立はいまいち理解しきれないが、構造は理解ができた。

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    2026年02月20日
  • ユダヤ人の歴史 古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで

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    ユダヤ3000年の歴史を300ページで!とお手軽ガイドブックの積りで手に取ったけど、いっぱい詰まってて3日じゃ読めなかったです。

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    2026年02月15日