永野良佑のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
・外資の稼ぎ方6カ条
?逆張り:みんなが売っているとき、誰も買わないときに買う
?思い切り:リスクをとるなら、小さくとっても意味がない
?「リスクが大きいこと=悪」ではない。リスクに見合うだけの儲けのチャンスがあればそれでいい
?「リスクをとるときは大胆に」リスクの量が一定水準を超えると、「もっと儲けてやろう」という発想に変わる。「どうせ危ないのであれば、もっと危なくなってもいいから、その代わりにもっと儲かること」を目指す
?ニッチ:誰もやっていないことをやる
?困っている人を救済する
?交渉力:交渉はゲーム、自分に有利な条件は多く取れるほどよい
?ルールを味方に:規制・規則を調べ上げ、有利なものはフル活用
?世界標準:日本も世界の一部という視点から日本を見る
<例>
・インフレ時代に最も魅力的な金融商品=不動産
・倒産会社を買うメリット
ー借金が棒引きされている:民事再生・会社更生法は再生・更生のための法的手続き。再生・更生できる程度に裁判所が負債を減らす。
ー隠れた債権者がいない:倒産手続きで名乗り出ない債権者には債権が認められないため、あとからびっくりするような債権者が現れない。
ー累積赤字がある:債務放棄益で消せないくらいの税務上の繰越欠損金がある場合、その後、利益が上がっても税金を払う必要がない。連結納税など繰越欠損金を活用する方法もある。 -
Posted by ブクログ
・売上が増加すると、一般的には掛け売りの比率はほぼ一定でしょうから、それに比例して売掛金も増加します。しかし、それ以上の速さで売掛金が増加している場合、あるいは、売上が増えていないのに売掛金だけが増加している場合は、典型的な危険信号。
・売掛金が売上の伸びを上回って増えている場合というのは、代金の回収ができるかどうかを無視して、つまり、無理な販売をしているケースというのが考えられる。支払う能力がないかもしれない相手に、モノを売っているかもしれない。
・売上が増えるのに比例して買掛金の額が増えることは、企業にとって望ましいことである。
・買掛金が増えるのはいいことばかりではない。それどころか、金融機関や取引先などからすると、買掛金の増加も、その企業の財務内容の悪化の前兆に見えることすらある。
・買掛金が借金と同じような性質を持っているということは、買掛金が減るというのは「カネを貸す人が減っている」ことを意味する場合がある。金を貸す人が減るのは、相手が倒産しそうだからで、取引先から倒産の可能性が高いと思われ始めると買掛金が減る。
・買掛金は増えても減っても悪い前兆であるとすると、実際になにに気をつければいいか。
一般論としては、買掛金増え気味の方が企業にとっていいことの方が多い。というのも、その分、資金の支払いが遅くなるから、手元にお金が長いこと滞留することになり、カネ詰まりから遠ざかる。まあた、買掛金が借金と同じ性質という意味で言うと、買掛金が増えるといいうことは、取引先が喜んでお金を貸してくれている状態と同じとも考えられる。みんながお金を貸し田がる先というのは信用度が高いという意味だから、その分、倒産の可能性は低い、つまり、危なくないと言える。
・投資活動によるキャッシュフローがプラスになるケースというのは、通常の企業活動ではあまり考えにくい。工場用地として保有していた土地が不要になったため売却した、新店開発のために買っておいた土地・建物が不要になったのでビルごと売却したというケース、あるいあは、合弁拐取に伴って抗弁会社の出資持ち分を売却したというケースが考えられるが、どれも、頻繁に起きることではない。投資活動によるキャッシュフローは、プラスになるというよりもプラスにならざるを得ない、プラスになるように追い込まれるという性質のもの。他に資金のアテがなく、売却を余儀なくされているといった。
財務を切り売りしなければ会社が回らない状態というのはあまり望ましい状態ではない。投資活動によるキャッシュフローがプラスになっているとき、他の部分のマイナスを埋めるためにプラスにしたのか、たまたま、資産の売却とよってプラスになったのかを見極めることが重要ようで、前者の場合には注意が必要。 -
Posted by ブクログ
多くの著書をもつ金融アナリストによる金融の基礎解説本。
お金とは?銀行とは?金利とは?といったほんとに基本的なところから、国債、債券、株式、為替、証券化、デリバティブ、投資信託といった比較的な高度な内容まで。1テーマ1ページのコンパクトな構成で書き綴っていく。
複雑な内容の各テーマを1ページにまとめるのは非常に難しいハズだが、なかなか分かり易く読めるのは有り難い。
個人的には誠にタメになった一冊でした。日経の金融欄を読んでも、イマイチ意味が分からないようなキーワード(典型的なのはCDSとかの3文字言葉ね。)に対する理解が網羅的に身についたと思う。
例えばなんとなく読み飛ばしてると思うけどデリバティブの意味って皆さんちゃんと知ってますか?
本自体も新書で200ページくらいでさっと読めちゃいます。お勧めです。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「数字や横文字がいっぱい出てきて難しそう…」と敬遠されがちな金融(ファイナンス)の世界。
だが、現場を知るプロが「指導教官」となれば、意外にスラスラと頭に入ってくるものだ。
本書は、「金利」「キャッシュフロー」「外国為替」「デリバティブ」など、最低限知っておきたいファイナンスの理論と理屈をトコトンかみ砕いて解説。
「入門書」としてはもちろん、理解を深めて現場に活かすための「実用書」としても使える一冊。
[ 目次 ]
第1章 「金融」という言葉の意味から考えよう
第2章 「金融と債権」の考え方
第3章 「決済システムと日本銀行」のカンケイ
第4章 「キャッシュフローの評価」って何だろう
第5章 「株価と企業評価」にリクツはあるの?
第6章 「外国為替市場」って何を取引しているの?
第7章 「デリバティブと裁定取引」を考えてみよう
第8章 新しい金融商品と金融商品ちっくな投資商品
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]