横山明彦のレビュー一覧

  • 新スマートグリッド 電力自由化時代のネットワークビジョン
    前著がとても良かったけど、その2015年最新アップデート版もとても良い。
    ぜひもっと本を書いて欲しい。
  • スマートグリッド
     スマートグリッド(スマグリ)について、2010年に出版された新書。
     手元にあるのは1版5刷であり、「【2011年4月26日追記】」として、「電力不足を直接的に解決するものではなく」などといった留意事項が書かれている。
     さて、はじめに定義が明確ではないものの、とりあえずの簡単な定義をあたえて、ア...続きを読む
  • スマートグリッド
    著者の横山さんは東京大学大学院教授で、2003年頃から次世代送電網・スマートグリッドの研究を重ねてきた人物です。

    本書は題名からも分かるように、その横山さんが「スマートグリッド」を一般読者向けに解説している新書です。

    スマートグリッドと聞いて、何となく身構えてしまう方も居られるかも知れませんが、...続きを読む
  • スマートグリッド
    2011年2月
    スマートグリッドの著名な研究者,横山先生の本.
    ・スマートグリッドの変遷,歴史を解説.
    (スマートグリッドとは何か?目的は?なぜスタートした?どのように進化してきたか?など)
    ・地域毎に異なるスマートグリッドの特色を解説.
    (欧州・米国・日本・中国・韓国のニーズとスマートグリッド.ど...続きを読む
  • スマートグリッド
    スマートグリッドの技術とビジネスについてわかりやすくまとめられている。スマートグリッドへの注目度は格段と高まっているけれど、その実情を知る上で適切な解説書です。地に足についた取り組みを主張する電気事業サイドの視点だけでなく、情報通信サイドの視点にも触れられており、その点でも役に立つ。
  • スマートグリッド
    250ページの薄い新書本だが、中身は濃い。震災後、急に存在感が高まってきたスマートグリッドの全貌を掴むことができた。震災による津波の被害により、原子力発電所が何基も使えなくなり、さらに新たな建設にもブレーキがかかっている。これに対して、太陽光発電を大規模に増設すればエネルギー不足を補えるので問題ない...続きを読む
  • スマートグリッド
    かなり基本的なところから書いてあって、入門書としては最適。読み進めていくと、問題点・注意点をただ羅列している箇所などが出てきて悪い意味で学者っぽい印象もあるけれど、巻末の日本IBMの事業開発部長との対談が興味深くて、その印象も払拭されている。
    残念なのは、本書の中で引用している図表が小さすぎること。...続きを読む
  • スマートグリッド
    スマートグリッド

    2009年頃から一般的に知られるようになってきたスマートグリッドに関する本

    著者は東京大学の新領域創成科学研究科教授
    電力システム工学を専攻しており、スマートグリッドの研究には2003年から携わっている。
    2011年の原発事故以降によく耳にするようになったスマートグリッドについ...続きを読む
  • スマートグリッド
     題名で購入。

     やや電気事業者側の視点かなと推測されるのと、今回の東日本大震災の前に書かれたことは注意すべき。

     その上で、スマートグリッドの構想が、ドイツでは風力発電の発電量の急激な増加に耐えられずに停電したことが背景にあること、アメリカでは、むしろ大規模発電所や送電網の拡充ができなこと...続きを読む
  • スマートグリッド
    スマートグリッドとは、電気の供給と需要のバランスをコントロールする仕組みの総称のこと。本書では、将来自然エネルギーの利用による電力供給過多の可能性にも触れている。その問題の解決のかぎは家庭へのスマートメーターの導入である。スマートメーターの導入により、余った電力を他の家電への使用にまわしたり、電気の...続きを読む
  • スマートグリッド
    東日本大震災は日本を変える。
    それは、2011年3月11日朝に仙台にいた私を変えたように日本を変える。
    私はすでに考え方が変わったために、3.11以前と以後で読書傾向も変わった。この本の初版は2010年3月29日。東日本大震災の1年前であるが、書かれている内容は若干楽観的なだけで今でも十分通用するも...続きを読む
  • スマートグリッド
    3.11が起こってから、注目が集まっているのが再生可能エネルギー、いわゆる自然エネルギー。いろいろな所で議論がなされているし、全国民が興味関心を抱いている。
    その中で自然エネルギーを導入していくためには、スマートグリッドというものは欠かせない。そう教えてくれるのが、この本である。
    この考えなくし...続きを読む
  • スマートグリッド
    環境バブルの核部、スマートグリッドについて非常にわかり易く書かれた本です。

    そもそもスマートグリッドとは何か、なぜスマートグリッドが必要なのか、それは世界共通の価値観か、なぜ、なぜ、、

    と、1つ1つ順を追って説明してくれるので、環境初心者の僕でもサクサク読めました。

    要は再生可能エネルギー(太...続きを読む
  • スマートグリッド
    よくまとまってて分かりやすい!
    スマートグリッドって定義自体曖昧なものだけど、各国の事例に照らし合わせて説明がなされてることで、包括的な理解ができた。

    再生可能エネルギーなどが効率よくつかわれるために、情報通信技術を使って、エネルギーの需給を消費者側からも調整できるようなインフラを整えることが必要...続きを読む
  • スマートグリッド
    「スマートグリッド入門 次世代エネルギービジネス(アスキー新書)」と比較してしまうためか、段違いで分かりやすい。

    こちらを先に読むべきだったと後悔。
  • スマートグリッド
    スマートグリッドを技術者視点で見てる。
    部分的には事務系が知っておくべきところもあり。
    もう2,3回読んでおきたい。
  • スマートグリッド
    スマートグリッドについて書かれた本や記事はそれなりに目にしてきたが、本書の説明が丁寧で、わかりやすかった。
    日本のような高度な電力系統をもってしても、再生可能エネルギーを大量に導入した場合の系統への影響は避けられず、それをいかに低減するかか課題であり、上流側・下流側で様々な取り組みがなされているとの...続きを読む
  • 新スマートグリッド 電力自由化時代のネットワークビジョン
    本当に一般の初学者向けに書かれた書籍なので、詳しく掘り下げて学びたい方には物足りないと思います。
    概要を知るには良いと思います。
  • スマートグリッド
    スマートグリッドの説明や海外の動向などがまとまっていた。
    しかし、震災前ということもあり、現在とは少々ずれているかもしれない。
    また入門書としてはよいが、詳しい部分はあまり記載されていなかった。
  • スマートグリッド
    スマートグリッド全般について、一般の人にも理解できるようわかりやすく解説してある。日米欧でのスマートグリッドに対する取り組みの違いが明確に書かれている。

    ・欧州
    国境を越えた広範囲の電力系統を持つ。風力発電を設置している国から、様々な向きの電流が流れ込んでくるため、スマートグリッドによる管理が必要...続きを読む