横山明彦のレビュー一覧

  • 新スマートグリッド 電力自由化時代のネットワークビジョン

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    前著がとても良かったけど、その2015年最新アップデート版もとても良い。
    ぜひもっと本を書いて欲しい。

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    2018年01月27日
  • スマートグリッド

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     スマートグリッド(スマグリ)について、2010年に出版された新書。
     手元にあるのは1版5刷であり、「【2011年4月26日追記】」として、「電力不足を直接的に解決するものではなく」などといった留意事項が書かれている。
     さて、はじめに定義が明確ではないものの、とりあえずの簡単な定義をあたえて、アメリカのオバマ大統領の政策、欧州の事情などから説明してゆくことで、全体的な流れがつかみやすい。
     後半(205ページ以降)には、電気電力系の著者と情報通信技術関係者との対談があり、スマグリの新規プレーヤーとして、「省エネルギーに向けた効率的な電気の使い方をアドバイスするエネルギーアドバイザー(212

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    2011年09月13日
  • スマートグリッド

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    著者の横山さんは東京大学大学院教授で、2003年頃から次世代送電網・スマートグリッドの研究を重ねてきた人物です。

    本書は題名からも分かるように、その横山さんが「スマートグリッド」を一般読者向けに解説している新書です。

    スマートグリッドと聞いて、何となく身構えてしまう方も居られるかも知れませんが、本書には数式などは一切出てきませんし、また、所々に図が挟まれているので読みやすい本ではないでしょうか。

    勿論、この分野における基本知識があれば理解が早いとは思いますが、基本的に

    ・電気は需要と供給を常に合わせないといけない。それに失敗すると、供給過剰、もしくは供給不足のどちらでも停電が起こる。

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    2011年07月25日
  • スマートグリッド

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    2011年2月
    スマートグリッドの著名な研究者,横山先生の本.
    ・スマートグリッドの変遷,歴史を解説.
    (スマートグリッドとは何か?目的は?なぜスタートした?どのように進化してきたか?など)
    ・地域毎に異なるスマートグリッドの特色を解説.
    (欧州・米国・日本・中国・韓国のニーズとスマートグリッド.どのように異なるか?など)
    ・電力分野からの観点に加え,情報通信分野からの解説.
    (IBMの池田氏との対談.ビジネスとしてのスマートグリッドとその持続性の議論.)

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    2011年02月21日
  • スマートグリッド

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    スマートグリッドの技術とビジネスについてわかりやすくまとめられている。スマートグリッドへの注目度は格段と高まっているけれど、その実情を知る上で適切な解説書です。地に足についた取り組みを主張する電気事業サイドの視点だけでなく、情報通信サイドの視点にも触れられており、その点でも役に立つ。

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    2010年06月05日
  • スマートグリッド

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    250ページの薄い新書本だが、中身は濃い。震災後、急に存在感が高まってきたスマートグリッドの全貌を掴むことができた。震災による津波の被害により、原子力発電所が何基も使えなくなり、さらに新たな建設にもブレーキがかかっている。これに対して、太陽光発電を大規模に増設すればエネルギー不足を補えるので問題ない、といった安易な意見が横行している(ように思う)。私自身、問題はエネルギーの不足にあり、コストはかかるにせよ太陽光発電を大量導入すれば問題解決可能だと思っていたのだが、この本を読んで認識を改めさせられた。電気の問題点は貯めることが難しい、ということだ。したがって、基本的にジャストインタイムで必要な時

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    2018年11月19日
  • スマートグリッド

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    かなり基本的なところから書いてあって、入門書としては最適。読み進めていくと、問題点・注意点をただ羅列している箇所などが出てきて悪い意味で学者っぽい印象もあるけれど、巻末の日本IBMの事業開発部長との対談が興味深くて、その印象も払拭されている。
    残念なのは、本書の中で引用している図表が小さすぎること。せっかくいい図表が引用されているのに、見づらいことこの上ない。

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    2018年11月18日
  • スマートグリッド

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    スマートグリッド

    2009年頃から一般的に知られるようになってきたスマートグリッドに関する本

    著者は東京大学の新領域創成科学研究科教授
    電力システム工学を専攻しており、スマートグリッドの研究には2003年から携わっている。
    2011年の原発事故以降によく耳にするようになったスマートグリッドについて興味を持ち購入した本

    全186P
    1章:スマートグリッドブーム26P
    2章:スマートグリッドを定義する52P
    3章:欧州の取り組み22P
    4章:アメリカの取り組み28P
    5章:日本版スマートグリッドをとは34P
    6章:中国、韓国の取り組み8P
    7章:スマートグリッドの将来像と実現への課題16P

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    2012年02月05日
  • スマートグリッド

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     題名で購入。

     やや電気事業者側の視点かなと推測されるのと、今回の東日本大震災の前に書かれたことは注意すべき。

     その上で、スマートグリッドの構想が、ドイツでは風力発電の発電量の急激な増加に耐えられずに停電したことが背景にあること、アメリカでは、むしろ大規模発電所や送電網の拡充ができなことから代わりにピークカットの手法として検討されていること、など各国の事情が異なることがわかった。

     その上で、個人的には、行政、経済中枢機能の防災バックアップのための分散型発電という観点からスマートグリッドが検討できないかと思う。

    ①首都直下、3連動が起こったときには、東京、名古屋、大阪などの

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    2011年11月18日
  • スマートグリッド

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    スマートグリッドとは、電気の供給と需要のバランスをコントロールする仕組みの総称のこと。本書では、将来自然エネルギーの利用による電力供給過多の可能性にも触れている。その問題の解決のかぎは家庭へのスマートメーターの導入である。スマートメーターの導入により、余った電力を他の家電への使用にまわしたり、電気の使用量をリアルタイムで知ることができるようになる。スマートグリッドは今後多くの業界がかかわりを持つことになるようなので、引き続き関連書籍をチェックしていきたい。

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    2011年08月30日
  • スマートグリッド

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    東日本大震災は日本を変える。
    それは、2011年3月11日朝に仙台にいた私を変えたように日本を変える。
    私はすでに考え方が変わったために、3.11以前と以後で読書傾向も変わった。この本の初版は2010年3月29日。東日本大震災の1年前であるが、書かれている内容は若干楽観的なだけで今でも十分通用するものだ。こういうものこそ新書で存在する価値があるものだと思う。
    スマートグリッドというのは、総合すると電力会社の電力網のみの話ではない。情報通信技術を駆使して社会をスマートにする思想だ。電力会社が家庭の外までを管理していた時代を通り越して、スマートメーターによって、家庭の中さえも制御しようとする思想だ

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    2011年07月15日
  • スマートグリッド

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    3.11が起こってから、注目が集まっているのが再生可能エネルギー、いわゆる自然エネルギー。いろいろな所で議論がなされているし、全国民が興味関心を抱いている。
    その中で自然エネルギーを導入していくためには、スマートグリッドというものは欠かせない。そう教えてくれるのが、この本である。
    この考えなくしては議論がこれからできないであろうと思った。
    是非、スマートグリッドについての本は、何かしら読むことは重要だと感じた。

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    2011年06月03日
  • スマートグリッド

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    環境バブルの核部、スマートグリッドについて非常にわかり易く書かれた本です。

    そもそもスマートグリッドとは何か、なぜスマートグリッドが必要なのか、それは世界共通の価値観か、なぜ、なぜ、、

    と、1つ1つ順を追って説明してくれるので、環境初心者の僕でもサクサク読めました。

    要は再生可能エネルギー(太陽光など)が今後更に広がった時、余るであろう電力を上手に使いましょう、てこと
    そしてその過程で、新たなビジネスが次々生まれるということ、それこそITバブルのように。
    ただ、何より大切なのは、

    実現には一般市民の協力が不可欠だという、著者の押し付けがましくない主張。
    とても好感が持てます。


    あと

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    2011年04月05日
  • スマートグリッド

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    よくまとまってて分かりやすい!
    スマートグリッドって定義自体曖昧なものだけど、各国の事例に照らし合わせて説明がなされてることで、包括的な理解ができた。

    再生可能エネルギーなどが効率よくつかわれるために、情報通信技術を使って、エネルギーの需給を消費者側からも調整できるようなインフラを整えることが必要。それがスマートグリッド。
    課題としては整備までにかかる時間やコスト。あとはセキリティの問題も。

    エネルギーはこれからもビジネスにおける重大事項でありつづけ、スマートメーター関連でビジネスチャンスがあることは確実。
    個人的にはグーグルの介入による広告システムが非常に興味深い。それにしてもグーグルす

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    2010年08月05日
  • スマートグリッド

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    「スマートグリッド入門 次世代エネルギービジネス(アスキー新書)」と比較してしまうためか、段違いで分かりやすい。

    こちらを先に読むべきだったと後悔。

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    2010年07月03日
  • スマートグリッド

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    スマートグリッドを技術者視点で見てる。
    部分的には事務系が知っておくべきところもあり。
    もう2,3回読んでおきたい。

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    2010年05月05日
  • スマートグリッド

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    スマートグリッドについて書かれた本や記事はそれなりに目にしてきたが、本書の説明が丁寧で、わかりやすかった。
    日本のような高度な電力系統をもってしても、再生可能エネルギーを大量に導入した場合の系統への影響は避けられず、それをいかに低減するかか課題であり、上流側・下流側で様々な取り組みがなされているとのこと。
    スマートストレージはあまり今まで注目してこなかったので勉強になった。電気自動車がストレージ機能として有望だと感じた。運輸部門の省エネも図れて、まさに一石二鳥である。

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    2021年08月08日
  • 新スマートグリッド 電力自由化時代のネットワークビジョン

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    本当に一般の初学者向けに書かれた書籍なので、詳しく掘り下げて学びたい方には物足りないと思います。
    概要を知るには良いと思います。

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    2016年02月14日
  • スマートグリッド

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    スマートグリッドの説明や海外の動向などがまとまっていた。
    しかし、震災前ということもあり、現在とは少々ずれているかもしれない。
    また入門書としてはよいが、詳しい部分はあまり記載されていなかった。

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    2012年05月21日
  • スマートグリッド

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    スマートグリッド全般について、一般の人にも理解できるようわかりやすく解説してある。日米欧でのスマートグリッドに対する取り組みの違いが明確に書かれている。

    ・欧州
    国境を越えた広範囲の電力系統を持つ。風力発電を設置している国から、様々な向きの電流が流れ込んでくるため、スマートグリッドによる管理が必要になる。
    送電が焦点になるため、スマートメーターよりも、風力発電対策としていかに多くの送電線を作るか、貯蔵設備である揚水発電や圧縮空気貯蔵設備を作るかが重要。

    ・米国
    更なる電力需要の増加が見込まれるため、対策を要する。
    送電線の増設には多額の費用がかかるため、スマートグリッドを利用したピークカッ

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    2012年05月18日