西野友年のレビュー一覧

  • ゼロから学ぶ解析力学
    量子力学に出てくる解析力学を知りたくて読んだ。
    イメージの説明と数式が混じっているので、計算しながら追えば理解できそうな感じ。
    解析力学のコツは、ラグランジアンやハミルトニアンの変数を簡略化せずにくどくても正確に書くこと、速度や運動量が合成関数なのか独立変数なのか区別して計算すること。
    qやqドット...続きを読む
  • テンソルネットワーク入門
    第6章 角転送行列繰り込み群 あたりから数式の理解が怪しくなっていき、以降はダイアグラムの理解含め加速度的において行かれてしまった。が、なんとなく感覚的にゆらぎや相関長が発散する臨界点近傍の記述に長けていそうというイメージは残った。文章が一般的な教科書とは異なり、良い意味で個性的で面白く、感覚的なイ...続きを読む
  • 今度こそわかる量子コンピューター
    量子コンピューティングについて、ざっと俯瞰するにはちょうど良い。が、量子力学の知識がない人がこれだけ読んでエッセンスを分かるかどうかは?かも。
  • ゼロから学ぶベクトル解析
    伝熱工学、流体力学を理解するのに、ベクトル解析の知識が必要で、かつ、数学が苦手だったから、簡単に全体を俯瞰できる本として読んでみた。
    ダジャレ満載のゆるゆるの本だったけど、中身は結構しっかりしてる。どっぷり深みにはまる必要がなければ、十分な内容かなと思った。
  • ゼロから学ぶ電磁気学
    非常にわかりやすくおもしろい本だが、問題が無いので頭に残らない。問題集を別に用意して同時進行するのがよろしかろ。
  • テンソルネットワーク入門
    11章あたりまで読んだ。テンソルネットワークは結構複雑ですね。計算が難しいというより構造がややこしい。式変形を理解したあとは、図で解釈する練習をした方が良いみたい。パターンを掴むまでは敷居が高いと思う。
  • ゼロから学ぶベクトル解析
    ベクトル解析は基本中の基本だろうが、概念が難しくとっつきにくいところを、最後まで読み通してしまった。真面目に読んでいたら、最後まで続かないようなところは、このようにとにかく通読させてしまうのが、結局は上手な解説書なのだろう。それでも実はよく分かってはいないのだが、全体を俯瞰できたというところが最大の...続きを読む