ジェイムズ・L・アダムズのレビュー一覧
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「品質」の多面性をていねいに解き明かしていて、腑に落ちる。エンジニア出身の筆者のものづくり魂が伝わってくるようで、夢中になる。エンジニアやデザイナはもちろん、企画やマネジメント層にお勧めしたい。Posted by ブクログ
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一言でいうと、顧客志向で製品を開発し品質を作り込むべし。
本書は、"顧客志向"をかなり広く深く掘り下げて論じている。
製品を使用するユーザーだけではなく、地球規模での地域に根付いている文化や歴史からの視点。
また、一般的に定量化される機能・性能・コストのみならず、ユーザーの価値観や感性、ヒューマンフ...続きを読むPosted by ブクログ -
まだ読んでいる途中ですが、この本は図表がまったくありません^^;
講義録の類だからなのか、理由は定かではありませんが。
でも読んでいて飽きない不思議さ。
ちょうど半分読んだところで、後半も楽しみです。Posted by ブクログ -
製品品質を中心に良い製品の定義を模索しつつする、という本。アメリカ的発想?が随所にみられるも、理解しやすく、大学の教科書としてさすがとも感じた。著者が力説するようにHOWTOではないので、相当の時間、咀嚼にかける必要がある。Posted by ブクログ
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パフォーマンスとコストはもちろんのこと、人になじむか、地球への影響はどれほどなのかといった視点から丁寧に論じられるとともに、クラフツマンシップや美、洗練さなど定量化の難しい要素についても言及されており、思考を広げる上でもステキな教科書でした。Posted by ブクログ
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技術者ってのは自分たちが世の中に
送り出すものに対して、随分と近視眼的な
仕事をしている(意識しないとしがち)な気がしてならないです。
お客様主義とか言いながら、本当に
どんな製品がお客様にとっていい製品か突き詰めて考えていますか?Posted by ブクログ -
ものづくりにおいて重要とされる「品質」。
しかし、定量的には測定しにくいものでもある。
最近の社会情勢や、生活者の変化を踏まえた上で、
高品質という定義を著者なりに纏めた内容。
全編に亘って体系的にはなっておらず、分かりにくい点も多いが、
各章で説明されていることはどれも納得できる。
ものづくりに...続きを読むPosted by ブクログ -
品質、というと製造品質を想像してしまうが、この本は全体品質をテーマに、「より良い品質は、善である」として、品質にまつわるさまざまな背景を解説する。
人に馴染むこと。クラフツマンシップ。象徴性。環境負荷。俗にいう製造品質以外にも、こういったさまざまな要素が品質に関連してくる。つまりは、というわけではな...続きを読むPosted by ブクログ