村井直志のレビュー一覧

  • 会計ドレッシング 10episodes
    粉飾の実例をもとに、どういった特徴をもった組織が粉飾を行うのかを示唆している本。皮肉が込められた表現で、個々の事例を面白おかしく表現している。
  • 会計ドレッシング 10episodes
    実際におきた企業の不正会計についてわかりやすく説明されていて面白い。
    経理担当者の長期固定化によるトホホな不正や循環取引のようなベタなもの、「策士だなおい!」としかいいようがないスキームを考える輩などなど、扱われている不正会計がバラエティに富んでいて「次の会社は何したの!」と不謹慎なワクワク心が煽ら...続きを読む
  • 会計ドレッシング 10episodes
    今月の会計本のテーマはドレッシング(粉飾)です。
    あまり馴染みのない領域なだけあって、
    初心者の僕にはやや読みにくかったです。
    特に会社名や人物名が
    イニシャル表示されていて(A社とかS氏と、か)、
    これってだれだっけ?と度々なってしまいました。
    まぁこういうテーマなだけに致し方ないのかもしれません...続きを読む
  • 会計ドレッシング 10episodes
    授業で習ったことの復習的な。

    粉飾の事例をわかりやすくまとまってました。
    どうやったら防げるか、は少し弱い気がしたけど簡単な理解には足りました。
  • 決算書の50%は思い込みでできている
    引当金、税効果会計、減損会計などなど、決算を締めるにあたり必要な「会計上の見積り」について、実在の企業の決算書をベースに解説しています。
    ソニー、IHI、三洋電機など、事例が具体的なんで、わかりやすいです。
    確かに決算書の大半は「見積り」によって成り立ってるんで、思い込みで出来上がってる、という...続きを読む
  • 会計ドレッシング 10episodes
    入社して間もない経理・財務部門の社員や公認会計士(の卵)に、ぜひ読んで欲しい1冊。
    いまや、これらの職務を行っている人が会計不正に対する感覚を身につけていないのは、あり得ないことだ。
    会計不正について、このように平易な文章で書かれているものは、現時点では希少である。
    一方で、この著者にもっと文章力が...続きを読む
  • 会計ドレッシング 10episodes
    ここ十年における不正会計の増加とその複雑さに驚かされる。また、そのほとんどが大企業と呼ばれる企業グループの子会社が舞台となっている事実には考えさせられる。そしてプレーヤーのほとんどはHQからの出向管理職。子会社は専門特化しやすに傾向にあるため、同じ文化を共有することから、慣例化が馴れ合いに変化しやす...続きを読む
  • 会計ドレッシング 10episodes
    ● 「決定的な監査ミスを犯さないためには、監査の中心を貸借対照表残高の検証におかなければならない。監査技術的にそれが最も効率的であり、信頼のおけるものであるからである」野々川幸雄

    ● メディアートはシステムを不正改造して売掛金残高表を出力できないよう、印刷キーを画面上から削除するという荒業に出たの...続きを読む
  • 会計ドレッシング 10episodes
    メルシャン、ノリタケ、林原など、最近の粉飾決算例が10件、紹介されている。内容的にはかための会計の本である程度(2級程度?)の簿記の知識はあった方がよい。

    権力を一人に集中させないこと、ジョブ・ローテーションを最低でも6年毎に行って不正の温床を作らせないことがしきりに説かれる。あまりメインでない部...続きを読む
  • 決算書の50%は思い込みでできている
    ● つまり、楽天はTBSの株価が「退職給付会計」によって下がったのに乗じて、TBS株式をバーゲン価格で、しかも大量に買い付けた、と考えることができます。

    ● 同じ税引前利益ならば、同じ当期利益になるように、税金を適切に期間配分し、当期利益と税金を合理的に対応させることを目的とする税効果会計は『税法...続きを読む