落合淳思のレビュー一覧

  • 古代中国の虚像と実像
    夏王朝は無かった!
    ショッキングな実像。
    ただ史書で2人っきりの会話でこれ誰が知ってるんだよみたいなことを仰っておりました。その観点でいえば司馬遷の功績は塵になってしまいますが…
  • 古代中国の虚像と実像
    [ 内容 ]
    最新研究でわかった4000年前の歴史!
    「夏王朝」の真実、作られた「酒池肉林」、始皇帝伝説の誤謬、「赤壁の戦い」の真相。

    [ 目次 ]
    中国には多様な新石器文化があった
    「夏王朝」はなかった
    政治手段としての甲骨占卜
    紂王は酒池肉林をしなかった
    「共和」の時代は共和制ではなかった
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  • 古代中国の虚像と実像
    古代中国に関する教科書にのっている話は古くて真実とは違うことを話している本
    なぜかというと教科書というのは所詮は試験用のテキストにすぎないことと、中国の最近まではお金の問題で歴史への研究が活発ではなかったことがある。
    代表的な話で、黄河文明でよくいわれるが、実は長江からも同じく文明があること。
    まあ...続きを読む
  • 古代中国の虚像と実像
    説得力が弱いよね。
    なんというか著者の主観で押し通している部分もあって納得できない部分が結構あった。
  • 古代中国の虚像と実像
    史実をもとに、古代中国の歴史の矛盾点を突いていく、というスタイルで記述されている。

    著者の論は確かに正しい部分もあるが、それと同時に著者の主観による「決めつけ」も多く感じた。
  • 甲骨文字の読み方
    何でもこういう形で入門一冊というのはあんまりなかったんだそうだ。

    専門にしない、というかほとんど考えたことも無いだけに、こういう「新書」系の文字論の本は楽しく読める。

    まだまだ始めの方だけど、これはなかなかにおもしろい。これ、おもしろいだろ!?って書いてない部分におもしろネタというか、知ってよか...続きを読む
  • 甲骨文字の読み方
    著者は日本における殷代史研究の若手のホープで立命館大学の落合先生です。立命館大学といえば白川静御大以来の漢字学研究の蓄積があります。しかし彼の本の内容は「学閥」にありがちな、自分のところの大先生の意見を無批判に受け入れるということはなく、白川文字学を参考にしながらも決して盲信しているわけではありませ...続きを読む