畑山博のレビュー一覧

  • 小学館版 学習まんが人物館 宮沢賢治

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    伝記まんがとしては、かなりの名作と思う。
    いきなり、賢治の童話の世界から始まる。
    優しさに溢れた絵柄。
    賢治のユニークなエピソードを交え、面白く読める。

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    2019年04月29日
  • 教師 宮沢賢治のしごと

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    札幌新陽高校 校長日誌 5月16日(火)
    【教師 宮沢賢治のしごと】畠山博著、小学館、1992年

    「教員としての宮沢賢治って、すっごいですよ。高校卒業して50年後に元生徒がどんな授業を受けたか再現できるんです。どんなふうにすごい授業をしたかは、ぜひ、この本を読んでみてね。」

    今読んでいる本があまりにも素晴らしかったので、今朝の管理職会議で参加している15名ほどの先生たちに紹介した。

    宮沢賢治は大学卒業後、稗貫郡立稗貫農学校(その後、岩手県立花巻農学校)で5年間教師をしている。生徒数は40〜50名。教員は校長と賢治含めて4名の高校。
    担当は英語、代数、化学、気象、土壌、肥料だが、ときには国

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    2019年01月06日
  • 教師 宮沢賢治のしごと

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    教育学者のウィリアム・ウォードいわく「最高の教師は子どもの心に火をつける」。ならば賢治はまさしく最高の教師であろう。教え子が再現する授業の様子が羨ましい。自分をその世界に置いてもう一度学び直したい衝動にかられる。望郷の念にも似た思いを抱けるから不思議だ。

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    2018年05月06日
  • 教師 宮沢賢治のしごと

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    ずっとなぜか宮沢賢治の文章のかけらに救われてきた。
    芸術と農業を教わることができたなら、 なんて魅力的な日々があったんじゃないかと、ワクワクする。無理だけど。

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    2018年02月01日
  • 小学館版 学習まんが人物館 宮沢賢治

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    病気になりやすかった賢治を、父が大事に必死に看病をしてなんとか助かったという思いやりが、一番心に残りました。

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    2018年01月23日
  • サン=テグジュペリの宇宙 「星の王子さま」とともに消えた詩人

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    とりあえず引用。


    昔、全ての生命は一つの有機体から分かれ、育ってきました。宇宙を漂う一つの隕石。たまたま地球に落ちてきた一つの隕石。その石に含まれていた有機物が、全地球の生命の源なのです。
    その源に戻りたい。
    全ての生命と優しく一体化したい。


    人間の意義とは自然の中で自分に与えられた役割を日々少しずつ進化させることであり、
    一人の人間とは長い歴史の中でほんの一区間を背負って生きているにすぎないということ。
    現実的ではないかもしれないけれど。
    テグ=ジュペリの視点っていうのは常に星空の中にあって、
    世界を大きな流れとかで見ているという内容でした。
    それにしてもこのテグ=ジュペリの考え

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    2009年12月28日
  • 小学館版 学習まんが人物館 宮沢賢治

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    こういう偉人の伝記的なマンガは大人になってから読むのが面白いと思う。
    なぜ子供に読ませようとするのだろうか…
    そういうところ、理解不能。
    内容はフツーに面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 小学館版 学習まんが人物館 宮沢賢治

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    この本に描かれている漫画が
    柔らかいタッチで内容とマッチングして
    とっても読みやすい作品です。
    賢治の人生の歩みや彼の功績、
    さらに人生観や社会に対する想いなど
    その時の心境も垣間見る事が出来て、
    分かりやすく素晴らしいですね。
    これは必読の一冊と思います。

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    2011年03月16日
  • 教師 宮沢賢治のしごと

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    教え子たちの話は面白かった。あとは作者の思いを賢治の言葉から引用して補強している感じ。なんとなく古臭さを感じたら35年も前の本だった。

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    2023年11月25日
  • 教師 宮沢賢治のしごと

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    宮沢賢治の教師時代の話というので、興味深く手に取ったのだけど、ちょっと物足りなかったかな。
    ただ今でもその教えというか、感性が生き続けているというのが感動的。

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    2017年03月05日
  • サン=テグジュペリの宇宙 「星の王子さま」とともに消えた詩人

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    宮沢賢治の研究家でもある著者によるサン=テグジュペリ私論。

    サン=テグジュペリが置かれた状況から、彼が作品を通して何を伝えたかったのか、どういった心境か著作したのか、その背景にある彼の理想・思想とは・・・といったことを著者なりの解釈で語った一冊。

    自身の解釈を遠慮なく披露しているので、読む人によって合う合わないはある一冊だと思う。
    著者の解釈自体はある一読者の感想として適度な距離をもって読むのがいいとして、サン=テグジュペリの私生活や当時の社会状況を知ることは、サン=テグジュペリの作品を読みとくにあたって大変参考になると思う。

    自分なりの読みをしていくための足がかりというかキッカケにはな

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    2014年02月19日
  • けんじ先生 宮沢賢治・幸福の授業

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    ネタバレ

    宮沢賢治は学校の先生をしていた時もありました。

    作者は 何度も岩手を訪れ、当時の、宮沢賢治のクラスの人たちを取材し、賢治が どんな授業をしていたのかを聞き、
    この絵本が誕生したそうです。

    ちょっと(だいぶん)変わった、けんじ先生。
    クラスの子わらを連れて、河原にゆき、はるか昔はこのあたりは海だったから、と みんなを木に登らせて 授業をしたり、
    畑を耕し、よい作物をつくることが 新たな緑を切り開かずともいいと言ったり、
    本当の幸せ・・・みんなはなにを目指をばいいのかを考えさせてくれた先生だったようです。

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    2013年02月19日
  • サン=テグジュペリの宇宙 「星の王子さま」とともに消えた詩人

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    もう一度サンテグジュペリの本を読んでみようと思います。こうして考えると、彼が書いた本には何が隠されていたのだろうか、昔はわからなかったことがまた新しく見えてくるような気がします。

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    2010年01月28日