漆紫穂子のレビュー一覧
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心のスイッチを入れる一言に、本当はどうしたいの。と問う。これは今の僕にも当てはまる良い投げかけだ。
自分で選ぶ体験が子どもの自立を促す。これは意識して行っている。
門限は有効で心のストッパーになる。
私はそれが嫌いだとはっきり伝える。
親同士の悪口は言わない。
兄弟姉妹を比較しない。
質問の繰り返しで隠された意図が浮かび上がる 。
学校を選ぶ際は校風や教育方針をよく考える。
父親のNGワード
*それで、結論は?
*俺は今、仕事で忙しいんだ
*そんなこと、1人で決めて
*後にしてくれ
*はいはい、ごめんなさい、俺が悪かった
*…無言
*事実を言うこと
自国のアイデンティティを学ぶ
孤独に -
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娘には、この学校で勉強して欲しいなと思う。
・「もしできたとしたら?」
・3点固定の法則 起床時間、夕食時間、就寝時間
・勉強するときは、時間でなく、量で区切る
・ダメなものはダメ
・門限は心のストッパー
・「私のために、○○しないで」
・本当はどうしたかったのか?
・28歳での自立
・お父さんに知ってほしいこと
子供の心にスイッチが入る瞬間 まえがきに代えて
子供のやる気を引き出す生活習慣
小さな自信が成長の糧に
「どうせできっこない」という子供の心にスイッチを入れるひと言
「自分で選ぶ体験」が、子供の自立を早くする
勉強する習慣が身につく三点固定の法則
集中できる子の勉強法は?
友だ -
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品川女子学院の校長先生による育児本。以前にもこの先生の本を読んだが、この学校で取り組まれているプロジェクトには共感を覚えている。
そのため、新聞で広告を見て即購入。
本書のキーワードは、少し前に読んだ乙武さんの本と同じく、「自己肯定感」である。
内容としては、こちらも素晴らしいものだったが、直前に読んだ本のインパクトが大きかったのと、対象年齢(子どもの)がうちよりも少し上だったこともあり、少々物足りなかった。
[more]
(目次)
はじめに
第1章 30年近い教員生活で確信。
受験、就職を乗り越える一生の財産=「自己肯定感」のつけ方
・私が考える「自己肯定感の高い人」とは -
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ネタバレ2018/4/16
かなり以前に買ったのにきちんと読んでなかった本。
小学生になるし、自分の子育てを今一度振り返ったり、これからのヒントがあるかと読む。
受験や反抗期前にもう一度読んでみたらいいかも。
ゴールイメージを持たせる。
挫折しそうな時、もし、これができたらどうなる?と聞く。
ルールを設ける。
相手の立場になり考えると心が休まる。
自分に合う学校を選ぶ。
最後の決断は本人に。
壁を乗り越えた分だけ、将来の困難にも打ち勝てる。
28歳で自立する女性になる。
内容の全てを我が子に当てはめられるとは限らないので、個性に合った対応がいるけど、ふと反省させられることもあり、読んでよかった -
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一番良い考えかただなと思ったのは、幸せな人生と意味ある人生はイコールでないということ。意味のある人生だとしても、多くのネガティブな出来事や困難と遭遇し幸せでないこともある。一方で、欲望を満たすことは幸せの源泉であるものの、そうやって生きて幸せであるということと、人生に意味があるかとは関係がない。
28をとうに過ぎた身ですが、この部分には非常に救われました。若い人たちにも(考え方はそれぞれだし、幸せなだけの人生というのもアリなんでしょうけど)意味ある人生を送ってほしい。その他、前向きに頑張ろう、良い面を見ようと思わせてくれる良書でした(筆者のような綺麗な心には、私はなれそうにないけれど)。 -
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ネタバレ品川女学院校長の漆紫穂子氏の著書。
幼児というよりも、中学生・高校生ぐらいの親向きですが、今のうちからそれを意識して読んでおく分には悪くないかな、と思い、ささっと読んでみました。全体で203ページ。気軽です。
主には学校でのケースが多いようにも感じましたが、いくつか共感できるものがあったので、ピックアップしてご紹介します。
まずは、2人1組でやる短所を視点を変えて見てみるエクササイズ。
ひとりが、「何でも先延ばしにする性格なんです」と吐露すれば、
もう一人が「先延ばしをする性格なんですね。そして、物事を慎重に進める人でもありますね」
といった具合に。見方を変えて伝えてみると、短所が長所に -
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ネタバレ品川女子学院の校長著。 この方が学校改革をし同校の入学希望者が7年で60倍になったそうな。
思春期の子を持つ親へのアドバイス的な内容。特に女の子だけに限っていない内容の部分も多い。なるほどなと思う所もちょこちょこあり。
お父さんに対して、お母さんへの接し方のアドバイスまであるのが面白い。
子供を素直に育てるには夫婦円満は大事ってことか。
しかしどれも理想論なので、こんなにみんな素直でうまくいくんだろうかと思ってしまうが。
とても読みやすく、すぐ読めるので、読んで損はないかなと思う。
都内の私立女子高のことなんて詳しく知らない地方出身者だけど、同校の教育内容確かにちょっといいな。と思った。 -
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子供は知らず識らず、人と自分を比べて自信をなくしていることがあります。そんなとき誰かが自分を見ていてくれて、小さなことでも褒めてくれることで、自信をもてるようになります。そしてその小さな自信がやる気のもろになり、さまざまなことに挑戦し、他の分野も伸びていく。自信が成長の糧になるのです。
自立した子供に育てるには、折に触れ、”選択”をさせてあげるといいのではないでしょうか。仮にその選択が失敗であったとしても、自分で選んだことであれば、”自由や選択には責任が伴う”ことに気付き、次への糧になります。失敗を成功へ変えていく工夫も生まれます。
子供にとって、年齢や状況に応じ、困難やストレスがある