新宮一成のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
103:エロ魔道 2013/06/22(土) 00:13:35ID:2UVWyPMI0
「生き延びるためのラカン」を試し読みしたんだけど、文章のリズムがちょっとおいらにはあわなかったようなんで、代わりに「ラカンの精神分析」って本を中古入荷予約しといたよ(;´Д`)ハアハア
104:Anonymous 2013/06/22(土) 03:43:53ID:U95feZHQ0
確かにあの本は、文章が受け付けないって人が多いね。
まあ俺も最初はそうだったけど。
ただ他の入門書を読んでみた後だと、やっぱりここまでやらないと駄目なんだろうなって気がしてくる。
ちなみに、『ラカンの精神分析』もかなり難しい、 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
対象aは黄金数である―ラカン晩年の言葉を手懸りに辿る、その生の軌跡と精神分析の本質。
フロイト‐ラカン思想の根源に鮮やかに迫る。
[ 目次 ]
第1章 精神分析のロマネスク
第2章 前夜
第3章 ローマの隅石
第4章 言語という他者
第5章 他者になるということ
第6章 たった一人のパリ
第7章 アガルマを待ちながら
第8章 精神分析の語らい
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部 -
Posted by ブクログ
10月に入ってから1日20ページくらいのペースで読んでいて、16日に読み終えた。
音楽を聴きながらだと読むのが遅くなるのもあると思うが、内容は濃密。
ソーカルの「知の欺瞞」とかの影響で、数学的表現を利用した部分をトンデモだと判断して、長い間放置していたが、偶然読んだページに書いてあった「ラカンは、「無意識は、大文字の他者の語らいである」と無意識を定義する。」
という記述が心にひっかかって読み始めた。
ラカン用語をよく理解できる形で一つ一つ説明せずに使って書いているのがよくなかった。(対象a、ファルスなど)
トンデモっぽい部分は比喩として解釈したらいいのかなと思って読んだ。 -
Posted by ブクログ
ラカンの思想の入門的解説書です。
本書の冒頭で、著者はある患者とのかかわりを通して、おたがいの欲望を交換することになった体験を語っています。ラカンは、「人間の欲望は他者の欲望である」と主張しました。これは、自己が対象をめがける欲望のうちに、他者の影響が入り込んでいるということを意味します。著者は囚人のディレンマのゲームを参照し、自己が自己自身を顧みるという身振りのうちに、つねにすでに自己をまなざす他者が先取りされていることを具体的に説明しています。
ラカンはこのような思想を数式で表現し、そのなかで「対象a」が黄金数として現われることを示しました。本書では、この黄金数がさまざまな局面において