田中伸尚のレビュー一覧

  • 日の丸・君が代の戦後史

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    ネタバレ

    日の丸、君が代の議論は、底が浅いと言われることがある。
    なぜ、底が浅いと言えるのだろう。

    第二次大戦前に決めたことと、
    敗戦後に決めたことの連続性を求めたいのだろうか。
    あるいは、全否定したいのだろうか。

    もっと、文化、音楽、芸術の視点から、大きな取り組みが必要なのではないだろうか。

    最近、祭日に日の丸を掲げる家が少ない。
    その背景をもっと見ないと、日本が崩壊していくような気がする。

    10年、100年単位の議論があるとよいかも。

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    2012年08月22日
  • 日の丸・君が代の戦後史

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    今年はパリでやっている そうだ
    全く 関心がないので
    見ることはなく
    聞くこともない
    いきおい 新聞の一面で
    その写真を見せられてしまう

    ものすごく 違和感を感じてしまう
    いろんないきさつはあるのだろうけれど
    なんとかならないものか
    ついつい 思ってしまう

    そんな時に ふと手に取っている一冊である

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    2024年08月21日
  • 死刑すべからく廃すべし

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    貴重なお話だ。教誨師の遺した記録を掘り起こしたもの。法律もきちんと整っていなかった時代、冤罪も多くあっただろう時代に、死刑囚に向き合った宗教家がいた。国家による、いわば理不尽な死を、なるべく受け入れて、心穏やかに最後を迎えられるようにと、心を尽くしてくれたことは救いだ。読み続けるのは辛くて、離脱。教育も受けられず、底辺生活しかできなかった者が、無知ゆえに死刑判決を受けるというのは、読むに耐えない。大逆事件もまた、世紀の冤罪事件として、心に残った。

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    2023年11月05日
  • 死刑すべからく廃すべし

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    「教誨すれば反省し悔悟し生き直す機会があるはずだ」と加害者に寄り添う田中。中でも「色情による犯罪は教誨すれば必ず改心者となるから死刑は不要」という自信と信念。死刑不用の視点で書かれているから仕方ないが、被害者の視点がまったくないのは疑問。大逆事件の死刑囚に口を閉ざすのも?

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    2023年09月12日
  • 死刑すべからく廃すべし

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    死刑囚への教誨師として明治時代に
    114人の死刑囚の記録を残した田中一雄
    どのような人間にも心改まることは可能なので
    死刑は人道的に反対
    ましてや絞首刑なんて
    内容はいいけど
    文章が読みにくい

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    2023年07月07日
  • 日の丸・君が代の戦後史

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    ネタバレ

    国歌・国旗問題をここできちんと勉強しておく。結局、戦争が悪い。それに尽きる。戦争を引き起こす、独占を根絶しよう。


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    p23 日の丸禁止の巡幸
     昭和天皇は1946年から足掛け9年かけて全国を巡幸した。始まったころはまだ東京裁判も始まっていなくて、天皇が国民にどれだけ必要とされているかをアピールするためにも全国巡幸をした。
     この巡幸の始まりの頃は占領軍も日の丸の使用を禁止していた。しかし、解禁されてからは天皇の行く先には日の丸の旗を振る人が沿道を敷き詰めた。

    p46 緑の山河
     日教組が君が代を否定するためにつくった国民歌「緑の山河」という平和を歌った歌がある。

    p70 19

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    2015年01月15日
  • 日の丸・君が代の戦後史

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    「日の丸」「君が代」が日本の戦後社会でどのように受け止められ、
    また国家がどのように発信してきたかを描く一冊。
    著者の語気が非常に強く意識の高さを感じるが、
    その反面で裏付けとなる資料や根底にある原因などの提示が薄く、
    始終そのテンションの高さに置いていかれてしまった。
    紙面の都合や私の知識不足によるところが大きいが、
    「日の丸」「君が代」が戦前戦中にどのように取り扱われ、
    また戦後においては関連事象や背景について
    もう少し客観的な情報を知りたく感じた。
    文体が平易で読みやくはある。

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    2013年02月27日