池田廉のレビュー一覧

  • 君主論 新版
    君主やリーダーの資質を述べた本。役割、今の環境的にも刺さる言葉が多かった。17章、愛されるよりも恐れられるべきだが、恨みを買うべきではないなど。やはり5-600年読まれてる名著だけなことはありました。また読みたい。
  • 君主論 新版
    2023/10/14 読破

    大企業の役員に、組織の作り方について相談したところ、この本を読めと教えて頂きました。押忍。

    一言:組織の理想的在り方・崩壊した事例集
     イタリアでの歴史を踏まえた失敗談・成功談集

    要点:金言が多くありました。組織作りを経験した後に読むと非常に共感できました。失敗例か...続きを読む
  • 君主論 新版
    現代でいうと経営に通ずるだろう教訓を学ぶことができた。有名な名著を読めてよかったです。
    共感できる点も多かった。上に立つには畏怖というのもやはり必要だと思うし、かといって恨まれてはいけないというのも納得。危害を与えなくてはならないときは一気に、恩恵は小出しに、などなど。

    時として果断な決断が必要に...続きを読む
  • 君主論 新版
     不穏当な表現もあるが、中世イタリアという時代背景を考えればそれはむしろ自然なこと。政治論・組織論として、現代でも通用する内容でまさに「古典」だと思う。
     福利厚生制度の改定に取り組んだことがあるからか「加害行為は、一気にやってしまわなければならない」、「恩恵は、よりよく人に味わってもらうように、小...続きを読む
  • 君主論 新版
    今年の1冊目が「わが友マキャベリ」(塩野七生)で、その流れで本家本元の「君主論」を読んでみた。翻訳がわかりやすく、読みやすい。また、「わが友マキャベリ」でマキャベリの人生と「君主論」が書かれた背景を知った上だったので、古典とはいえ比較的理解しやすかった。
    君主のあるべき姿、国を維持していくために必要...続きを読む
  • 君主論 新版
     新版であるためかまだ理解の後押しをしてくれているが、正直なところまだまだ捉え切れていないところが多々ある。しかし自分に理解できないからと言って、評価を下げるべきではなくそれ故に本来は何度も読み返すべき類の本であろう。
     まずイタリア、フィレンツェ共和国というあまり馴染みのなく、またその書かれた15...続きを読む
  • 君主論 新版
    経済学や思想はその時代背景を元に考慮しなければならない 。セットで使わないと意味がない。これを前提にレビューを書きます。

    時代背景としては、マキャベリの時代は戦乱や汚職、詐称、王様国家の時代です。


    ①武力を持たない他国の軍事力を頼りにしている国は必ず滅ぶということです 。
    なんのかんの武力がな...続きを読む
  • 君主論 新版
    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい ◯
    その他

    マネジメントの勉強している人からすすめられ、
    会社経営(仕事)はすなわち家庭マネジメントにもつながるもの、との思いで読みました。
    結果、「なにこれ、ラノベじゃん」というけしからん感想をいだくにいた...続きを読む
  • 君主論 新版
    割と読みやすいし、ハッとする内容も多い。池上彰さんが言ってたけど、たしかにこれを愛読書にあげる人は怖いかも笑
  • 君主論 新版
    人間というものを批判的に分析し、君主の王道を説く本。西洋史に明るくないため、理解不足は否めないが、各国の君主たちの成功・失敗などの実例から学ぶことができた。

    「恩恵はよりよく人に味わってもらうように、小出しにやらなくてはならない」「加害行為は一気にやってしまわなくてはならない」…長時間かけた行為が...続きを読む
  • 君主論 新版
    初めてこういう作品に足を踏み入れた。つまらないと分かっていつつ教養を得たかったのと、世界史で高校生の時からよく出現する作品であったこと、大学でも哲学や歴史の授業で取り上げられてかなり詳しく話があったことから読んでみた。正直、かなり難しくて、そこまで分厚くはないが理解することが難しくて1ページに費やす...続きを読む
  • 君主論 新版
    思いの外、実践的な内容で、楽しんで読めた。キレイごとばかりでないのが、かえって良い。
    ビジネスでも応用できる内容が多い。
    現代語訳がこなれていて、とても読みやすかった。
  • 君主論 新版
    読みやすいし面白いし、何より言葉だけ知っててわかった気になっていたマキャベリズムがご本人の思いも含めてわかった気がする。あくまでも気がするレベルだが。
    人間はの執着からの観察、分析と総合なお方だったのだと思う。
  • 君主論 新版
    非常に読みやすい。世間で言われるほど残忍な感じはしなかった。思想の根底に、「君主(リーダー)たるものが自らの責任で判断し果敢に行動することで未来は切り開けるのだ」というリーダーへの暖い眼差しを感じた。
  • 君主論 新版
    意外とさくっと読めた。マキャベリの鋭い洞察が、実際の事例と共に記されている。彼の言う君主は確かに実際にいれば惹きつけられるのかもしれない。愛されるより恐れられた方がマシとあったが、君主としてうまく国を治めていくにはそう考えた方が安泰だと思うが、なんだか悲しい気もする。現代に引き合わせて、リーダーとし...続きを読む
  • 君主論 新版
    君主でもなければ、戦乱と隣り合わせの中世に生きているわけでもない。それはこの日本に暮らす多くの人がそうだろう。
    しかしこの、誰しもがタイトルと「マキャベリズム」という言葉は知っているこの本は、我々庶民の暮らしとも連結するものだ。

    兵力というものをビジネスの文脈で置き換える、現代の社会通念にあわない...続きを読む
  • 君主論 新版
    重要なところを、抜き書きするのでなければ、ごく普通の書物である。それほど過激なことも言っていない。ミルの『自由論』が功利主義っぽくなかったように、マキャベリの『君主論』もそんなに政治的ではない。歴史を並べて、それぞれに分析している。

    佐藤優氏の解説がよかった。現代でも読み継がれていくのだろう。
  • 君主論 新版
    イタリアの政治家、ニッコロ・マキアヴェリによる政治学の著書。
    これまでどのような君主がいたのかの分類から始まり、どのように振る舞うと結果どうなのかというのが体系的に書かれている。
    当時の君主であるロレンツォ・ディ・メディチに向けて書かれたものであるため、民衆の立場からするとその後禁書に指定されたのも...続きを読む
  • 君主論 新版
    難しかった。
    最後まで頑張って読んで解説読んでようやく少し分かって来た感じです。
    「決断力のない君主は、多くの場合中立の道を選ぶ」「君主は、たとえ愛されなくてもいいが、人から恨みを受けることがなく、しかも恐れられる存在でなければならない」「恩恵はよりよく人に味わってもらうように小出しにやらなくてはな...続きを読む
  • 君主論 新版
    中世に書かれたとは思えないくらい建設的に書かれている。表現の規制などの忖度がない分核心をついたものになっていて、現代に照らし合わせて考えさせられることもあった。